ムラサキウミヘビ  Mystriophis porphyreus    1996年7月 水深24m
恐い顔である。恐る恐るその頭を撫でたら、ザラザラしているように見えた体は、 ヌルヌルしていた。触っても、逃げたり隠れたりすることはなかった。一度捕食シーン を目撃したことがある。砂の中から、目に止まらぬ速さで体を伸ばし、通りかかった獲物 をくわえようとしたが、失敗していた。この方法による捕食の成功する確率は、想像する より低いのではないかと思う。いつもお腹を空かしているに違いない。
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