< 1〜10 / 11〜20 / 21〜 >


023.
 


022. ハーレー FLH 純正サイドカー 91年 走行62000Km
 No.018のハーレーサイドカー、ミッションの修理が終わり長野・白馬へのツーリングの途中ミッショントップカバーにオイルが溜まっていると云う、修理したばかりのミッションからオイル漏れかとドキッとした。出先なのでオイルをよく拭いて帰ってから調べようという事になり様子をみながら帰る。
良く見ると後シリンダーヘッドカバーの後端からのオイル漏れと判明、そのオイルが真下のミッションカバーに溜まっていた、さっそくタンクを外しヘッドカバーのガスケットを調べると画像のようにパリパリになり切れていた。この頃のハーレーは紙のガスケットを使っているため一番熱を持つ後シリンダーの後ろ側(排気側)が硬化して切れてオイル漏れとなる。
今度は対策品のメタルのガスケットを入れて修理完了。
車種によっても違うようだが99年ころのツインカムあたりからハーレーの新車にもメタルのガスケットに替わっているようだ、しかし紙のガスケットでも10数年、6万キロ位までは持つということになる、但し使用条件にもよるが個体差はあるので一概には云えない。
あと今回の教訓で長距離ツーリングの時に余裕があればパーツクリーナーを1本持って行くと今度のような場合役にたつと感じた。


021. ハーレー FLH 純正サイドカー 86年 走行52000Km
 No,019のハーレー、ミッションの修理が終わり試運転してみる、何かおかしい。
止めた状態で車体を左右に揺すると前、下のジョイントの部分にガタがある、外してみるとピロボールのアウター部分のカシメが緩くなって外れはしないが5ミリほど移動する。
写真は左がガタの出た古いもの、右の新品に比べるとアウター部分がわずかに飛び出ているのがわかる。
以前、他の車両でネジ山の部分で折れたという話は聞いたことがある、このようなガタが出たというのは初めてだ。
こればかりはグリス注入をこまめにしていても防げれない。


< 1〜10 / 11〜20 / 21〜 >


トップへ戻る