何で若いのにハゲる!?
これが原因!!
昔からよく精力絶倫の人はハゲるなどといわれます。
精力絶倫であることとハゲることとは直接的には関係ありませんが、
かといってまったく無関係ともいえないのです。
それを結びつけるのが男性ホルモン(テストステロン)です。
テストステロンといいますと、聞いたことがあるなという方がいらっしゃると思いますが、
オリンピックなどでよく話題に出るドーピング検査、
この使用禁止となっている筋肉増強剤がテストステロンです。
女性にテストステロンを注射しますと、筋肉が男性化し強くなります。
しかし、声が低くなったり、そして脱毛するという副作用があります。
テストステロンには頭髪を脱毛させる作用がもともとあるのです。
男性ホルモンが脱毛の原因であることを示す顕著な事例があります。
中国の王朝時代に宦官という役人がいましたが、この人たちは去勢されていました。
彼らは子供のような声をして、髭もありませんでした。
長い髪を結い、もちろんハゲの宦官などいませんでした。
つまり、男性ホルモンを分泌し精子を作る睾丸を取るとハゲないと言うことで、
これを実験で確かめた研究もあります。
それぞれのハゲ型と原因
若ハゲは頭頂部(つむじ)または前頭部(額)のいずれかから薄くなっていきます。
このことから、
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頭頂部のハゲをO型 |
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前頭部の特に剃り込み部分から後退するハゲをM型 |
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前頭部中央から後退するハゲをA型またはU型 |
と分類することもあります。
もちろん、進行すると両方からハゲだして、ついには合体してしまいます。
なぜ同じ若ハゲでもこのようにハゲ方のタイプが異なるのか、
その原因についてはまだよくわかっていません。
人種の違いとハゲ方とは多少関連があるようで、
欧米人(白人)にはM型、東洋人(黄色人種)にはO型やA型が多いようです。
ところで育毛剤の臨床テストなどの結果、
頭頂部型と前頭部型とでは育毛剤の効き方が
異なることが最近になってわかってきました。
効き目が違うということは、
このニつのハゲ方は原因が異なるということです。