ある日、セフィーロで買い物に出かけていると、踏み切りに差し掛かりました。窓を下げ左右を確認。踏み切りを渡り終えて窓を上げると「バキン!」と不可解な音が(笑)。何事かと思い窓の下降ボタンを押した瞬間…「ぱき。」というなんともヤル気のない音と共に窓ガラスはドアの中に消え、それ以来、2度とその姿を見ることは無かったといいます…。あれ?何だかおかしな事に(いつもね…。)。
今回注文した部品です。レギュレーターモーターは生きていたのでそれ以外の部分を注文しました。6000円くらい。よく覚えていません。(オイ。) 部品の入っていた袋はプチプチやって暇をつぶす事ができます。…できると言ったらできます。
ツメではまっているだけですので引っ張れば外れます。イマイチコツが分からないという方はマイナスドライバーにウエスを巻いてこじってみて下さい。 レバーを引きながらカバーをずらせば取り外せます。
ドアの下のほうにプラスのビスがあります。特に注意する事はありません。敢えて言うなら番手の合ったドライバーを使う事くらいでしょうか。 このコーナー用にわざとらしく撮った画像ですのでドライバーが斜めに入っていますが、実際に作業する場合はネジに対してまっすぐに使用して下さいませ。
ドアの取っ手のところに目塞があるのでそれをマイナスドライバーなどで外します。目塞を取るとその下にプラスのビスがありますのでそれを外します。 取っ手の樹脂の部品自体ははまっているだけですので、ビスを外したその後は恒例の(?)力技で(笑)。
ウインドウスイッチを外します。ここもツメでひっかかっているだけですのでサクサク外します。ツメはスイッチの前後(この画像で言う左右)の位置にあります。 イマイチコツが分からないという方はマイナスドライバーにウエスを巻いてこじってみて下さい。…何かさっきもコレと同じ事言ったなぁ。
はい!外れましたー!!…え?外れましたよ?それだけですよ? コネクタを外します。ツメをしっかりと押さえながらコネクタを引っ張ります。間違っても配線を引っ張らないように!…面倒が増えますよー?
ドア前部に化粧ネジがありますのでこれを外します。カバーみたいな部分には一応マイナスドライバーが入りそうな切り欠きが付けられていますが、ここは多分爪でいけます。そんなに硬い部品ではありませんので。 カバーをめくれば単なるプラスビスです。
ここまで来ると内張りを留めているネジ系の部品は終わりです。残りはファスナー(プラスチック部品)による固定だけですので内張りの下の方から引き剥がしていきます。 私の車の内張りには外し(外され?)癖が付いているので手で作業できますが、初めての方や慎重な方は内装剥がしなどを利用しましょう。
今回はビニールを剥がしますので取っ手の部分も外します。 プラスビス2本でーす。(だんだんいいかげんに…。)
えーと…ゴメンナサイ。ガラスを外す前に画像を撮り忘れたので取り付け時に撮影した画像で代用です。ウインドウスイッチを再び繋いで外せそうな位置までガラスを下げます。…まあ、今回の場合何もしなくても下がっちゃうんですけどね(笑)。 ボルトを2本外します。窓は予め下げておいても構いませんが、この段階まで来てからの方が位置が分かりやすいかと思います。
ガラスは適当に動かしていると外せそうな位置がありますのでそこからずり出して下さい。(…他に書きようが無いものか。) ちなみにドア上部の白っぽいものはラップです。ガラスをテープで固定した更に上から雨水対策で貼り付けていました。今考えるとかなりの不思議カーだった模様。
取り敢えず矢印の部分のボルトを外します。色分けについてはまた後ほど。 ところで、この辺りまで来ると+溝が切られているボルトがちょくちょく見受けられる様になってきます。番手の大きなプラスドライバーなら大丈夫なように見えますがそこそこのトルクで締まっていますので、どうしてもドライバーで攻めたい(?)方はソケットかメガネで緩めてからにして下さい。
これでドアレギュレーターが外せます。こちらも外せそうな所から。(もうHowToでも何でもないな、このコーナー…。) ここまでで折り返しです。
左のモーターが付いている方が外した部品です。 それだけ。次行きます。
下の樹脂が白い方が外した部品です。 矢印の部分が欠けているのがご覧になれるかと思います(上の新品部品と比べてみてください。)。今回はこの部分が破損し、ワイヤのタイコ部分に引っ掛かる事が出来なくなったためガラスが落下してしまったようです。新品部品の樹脂の色が黒く変わっていますので、何らかの対策が施されているのかも知れません。
古い部品からモーターを外します。ここのビスはわりと頑丈です。頑張って下さい(?)。 モーター(要はワイヤのタイコ部分)の位置によっては外す時にかなりのバネ力が掛かるかも知れません。一寸定かではありませんが、私は全開(タイコが一番下がった)位置で外しました。
モーターの四角い突起を樹脂部分の四角い穴にはめ込みます。上手く位置が合わない場合はモーターとウインドウスイッチを一度車に繋ぎなおして、モーター側の突起の角度をずらすとスムーズに作業できます。 …と言うよりは、そうしないとはまりません。
はい、そこ!画像使い回しとか言わない!!
…さて、先ほど後回しにした色分けの説明です。黄色のボルトがモーターの固定用、赤色と水色のボルトがレール固定用のボルトです。その中でも水色のボルトはガラスの立て付け調整時に基準にするボルトです。ここを回転中心にして赤色のボルト郡をずらす事によってガラスの位置を調整します。以下締め具合
黄色:仮締め→本締め、赤色:仮締め(軽くずらせられる程度)、水色:仮締め(本締め手前)レギュレーターのコネクタを接続します。「ん?何で動かないんだろう?」とか思ったら大体ここの付け忘れです。 やった本人が言うんだから間違いありません。はっはっは。(ダメだ、ここの管理人…。)
ウインドウスイッチも接続してガラスホルダー(正式名称不明)を上昇させます。おー、上がったー。凄ーい。(当たり前のことに感動。) まあ、ガラスは入りそうなところから入れて下さい。(既に開き直り。)
ガラスを画像の位置くらいまで上げた状態で赤線で示した2箇所の幅が均等になるように先ほどの赤色のボルトを動かして下さい。そこからガラス全体を平行にずらすように車体後ろ側に密着させます。その後、1mmほど前へ戻して赤色・水色のボルトを本締めして、立て付け調整は終わりです。 後は内装やスイッチ類を外した逆順に組み付けて作業完了です。お疲れ様でした!(ここまで全部読んでくれた事に対して。)
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