ゲル化剤の種類と特徴                   No.1

    品名

項目

 カラゲーナン

(κ カッパータイプ)

 カラゲーナン

(ι イオタ-タイプ)

 カラゲーナン

(λ ラムダ-タイプ)


  寒   天
 


ア ル ギ ン 酸
 


ゼ ラ チ ン
 


カ ー ド ラ ン
 


原   料
 

紅藻類
 キリンサイ
 ツノマタ

紅藻類
 キリンサイ
 

紅藻類
  ツノマタ 
 

紅藻類
 テングサ
 オゴノリ

褐藻類
 コンブ
 ワカメ

豚皮、牛骨等の
鯨・獣の皮骨
 


微生物産生物
 


主 成 分

 

ガラクトース

ガラクトース基2つに1つの硫酸基

ガラクトース

ガラクトース基2つに2つの硫酸基

ガラクトース

ガラクトース基2つに3つの硫酸基

ガラクタン
 アガロース、
 アガロペクチ
 ン等の混合物

D−マンヌロン酸  (M)
L−グルロン酸
 

ゼラチン蛋白質
(グリシン中の蛋白質)
 

グルカン


 

分 子 量

 100.000 以上

 100.000 以上

 100.000 以上

 約 100,000

 

10,000〜70,000

 



形   状

 

白〜淡褐色


粒または粉末
無臭または微臭

白〜淡褐色  


粒または粉末 
無臭または微臭

白〜淡褐色


粒または粉末
無臭または微臭

半透明
粉末状、フレーク

状、破片状、棒状紐状

白〜淡黄色
粒または繊維状粉


微臭気・味

無〜淡黄色の透明薄片、フレーク状

粗い粉末
無味、殆ど無臭

白〜淡白色

粉末状

 











 


冷 水
 

  不  溶

  (膨  潤)


 一 部 可 溶
 

  可  溶

  (粘 稠 液)

  不  溶

  (膨  潤)

  不  溶

  (懸  濁)

  不  溶

  (膨  潤)

  不  溶

 (分  散)


熱 水
 

  可  溶

  (70℃)

  可  溶

(40〜50℃)


  可  溶
 

  可  溶

 (95℃以上)


  可  溶
 

  可  溶

(33〜60℃)


  可  溶
 


アルコール
 

 約40%濃度

 まで可溶

 約40%濃度

 まで可溶

 約40%濃度

 まで可溶


  不  溶
 


  不  溶
 

 約50%濃度

 まで可溶



 


事 前 準 備
 


 粉 体 混 合
 


 粉 体 混 合
 


 粉 体 混 合
 

浸漬(棒状30〜120

分、粉末5〜8分)

浸漬(板状20〜30

分、粉末5分)


 粉 体 混 合
 


 粉 体 混 合
 




ゲルに関与す

る因子










 

・K、Caイオン でゲル強度大
・ローカストビーンガムと 強い相乗効果
・乳蛋白、特にカ ゼインとの反応 でゲル強度大
・高温では粘性が なく、ゲル化点 で急速に粘性が 高まる
・透明
・消化吸収されない


 

・Caイオンでゲ ル強度大
・乳蛋白との反応 でゲル強度大 ・高温では粘性が なく、ゲル化点 で急速に粘性が 高まる    ・熱安定性大
・透明
・消化吸収されない




 

・ゲル化能なし
 →増粘剤
・カゼインと反応・乳蛋白があると 弱いゲル
・酸性液中では、 温度、時間によ り解重合が起こ る。







 

・0.1%濃度以下  では粘稠液














 

・単独ではゲル化 能なし→増粘剤・Caイオン(100 ppm〜)でゲル化・M/G比が低い ほどゲル強度大・アルカリ性アル ギン酸塩誘導体 は冷水に可溶、 カルシウム複合 体の存在下にお いて低温のミル クに可溶、高温 のミルクに可溶・アルギン酸とそ の多価金属イオ ン:不溶

・Ba、Ca、Na、Cl、
 SOイオン等に  よりゲル化点、 融点が異なる
・5%以下ではゲ ル化しない
・高温でやや粘性 セッティングポ イントで粘度を 増す
・透明性大

・ソルビトールやグリセリンに可溶


 

・充分な分散およ び分散液の脱気 が必要
・分散系を形成し ゲル加熱により 不可逆性ゲル
・他のゲル化剤、 ガム類との併用 でゲル強度低下・1〜2%濃度で 通常のゼリー





 















 


ゲル化性
 

 硬くて脆いゲル

  (強いゲル)

 粘弾性のゲル

 (弱いゲル)

 ゲル化しない

 

 さくく脆いゲル

 (白濁)

増粘剤

Caで弾力性ゲル


 粘弾性のゲル
 

寒天とゼラチンの

中間、粘弾性ゲル


ゲル化点
 


 40〜45℃
 


 40〜45℃
 



 


 30℃前後
 


 40〜50℃
 


 20〜26℃
 

80℃以上ハイセットゲル40℃以下ローセットゲル (事前60℃加熱)


融  点
 


 60〜65℃
 


 60〜65℃
 



 


 90℃前後
 


 65〜80℃
 


 20〜35℃
 



 


離水性
 

 離水傾向大

(Kで更に離水大)


 離水傾向小
 



 


 離水傾向大
 

離水少:吸水能力

25〜30g/g


 離水傾向小
 

離水傾向大

(澱粉添加で防止)































 


耐熱性
 


   ○
 


   ○
 


   ○
 

× アルギン酸添加で  耐熱ゲル。更に  Caでゲル強度大

◎ M/G比が低い

  ほど安定


  ×〜△
 

◎ 加熱温度上昇

と共にゲル強度大


耐酸性
 


   △
 


   △
 


   △
 

× pH4.5以下で

  ゲル化難

◎Caと酸の存在

化でゲル化製剤

○pH6以下でゲル

  化難

◎ pH2〜10で安定

pH低い程脆いゲル


耐塩性
 


  ○〜△
 


   ◎
 


   ◎
 


   ×
 


   △
 


   △
 


   ○
 


対酵素性
 


   ◎
 


   ◎
 


   ◎
 


   ◎
 


   ○
 


   ×
 


   ◎
 


機械処理
 

影響を受けゲルが

壊れる。

ゲルは壊れるが復元する。チクソトロピー性


影響はない
 



 

増粘剤としての使用では殆ど影響無し。

ゲルは壊れるが復元する
 



 


冷/解凍
 

単体では不溶性と

なり離水が起きる


優れた安定性
 


優れた安定性
 



 

増粘溶液:優れた

挙動

安定(凍結不適?)

 



 


保 存
 

単体でレトログラ

デーションと離水


優れた安定性
 


優れた安定性
 



 

増粘剤としては変

化無し

変化は少ない

 



 


その他
 


 熱可逆性
 


 熱 可 塑 性
 

シュード・プラスチック性

  (偽可塑性)


 熱 可 逆 性
 



 


 熱 可 逆 性
 

 熱不可逆性

(約130℃まで)






用   途








 

増粘剤、安定剤、ゲル化剤、分散剤、乳化剤

水ゲルタイプゼリー(ミルクゲル、プリン、カスタード)チョコレートミルク、アイスクリーム、
肉製品・ペットフード、室内消臭剤、酵素、試験管内組織培養
 

増粘剤、安定剤、ゲル化剤、分散剤、乳化剤

デイリーデザートゼリー、濃縮牛乳、芳香剤、ソース、ドレッシング、アイスクリーム、化粧品




 

増粘剤、安定剤、ゲル化剤、分散剤、乳化剤

シロップ、コーヒークリーム、ホイップクリーム、ソース、ドレッシング、歯磨き、化粧品




 

増粘剤、ゲル化剤



洋菓子、羊羹、ゼリービンズ、パイ、パン、あん、みつ豆、アイスクリーム、ヨーグルト




 

冷菓安定剤、組織安定剤、めん質改良剤、グレーズ剤、保水剤(医薬品・化粧品)、水分凝集、印刷
アイスクリーム、シャーベット、みぞれ、ジャム、マヨネーズ、ソース、スープ、イミテーション製品、酵素固定化、吸収剤
 

ゲル化剤、増粘剤医薬品、写真工業
マイクロカプセル化剤

テーブルゼリー、ゼリー冷菓、アイスクリーム、缶詰、ハム、ソーセージ、カーリング、ソース、肉魚製品


 

増粘剤、結着剤



めん類、水産練製品、食肉加工品
(0.2〜1%)
ゼリー類(1〜5%)成型加工食品(ゼリー寄せ・豆腐)(1〜10%)



 
                       ゲル化剤の種類と特徴                   No.2

    品名

項目

 ペ ク チ ン

(HMペクチン)

 ペ ク チ ン

(LMペクチン)


タマリンド
 


ファーセレラン
 


キサンタンガム
 


 ジュランガム
 

サィリュウム

シードガム


原   料
 

柑橘類の皮

リンゴ

柑橘類の皮

リンゴ

マメ科Tamarindus
indica種子を熱水抽出、粉末化


海藻抽出物
 

微生物産生物
(キサントモナス・キャンペストリス生産の生物ポリマー)


微生物産生物
 


種子粘物質
 


主 成 分

 

D-ガラクチュロン酸
メトキシル基含量7%以上
エステル化度>50%

D-ガラクチュロン酸
メトキシル基含量7%以下
エステル化度<50%




 




 

グルコース
マンノース
グルクロン酸
 

グルコース
グルクロン酸
ラムノース
 




 

分 子 量

30,000〜100,000

30,000〜100,000

 

 

1,000,000以上

約 1,000,000

 



形   状

 

褐色、灰白色
粒状、粉末状


無臭

褐色、灰白色
粒状、粉末状


無臭    

灰色または淡黄褐色の粉末、


 





 

微黄〜淡褐色
粉末状


微臭気



粉末状

 





 











 


冷 水
 


  可  溶
 


  可  溶
 


  不  溶
 


  分   散
 


  可  溶
 


  不  溶
 


分散・水和
 


熱 水
 

  可  溶

(酸、糖との煮沸)


  可  溶
 


  可  溶
 


  可  溶
 


  可  溶
 

  可  溶

  (90℃)


  可  溶
 


アルコール
 


  不  溶
 


  不  溶
 


  不  溶
 


  不  溶
 

約50%濃度ま

で可溶

約40%濃度ま

で可溶


  不  溶
 


事 前 準 備
 


 粉 体 混 合
 


 粉 体 混 合
 


 粉 体 混 合
 



 


 粉 体 混 合
 


 粉 体 混 合
 



 




ゲルに関与す

る因子










 

・pH2.8〜3.2、 糖度60度以上で ゲル化
・水中にCaCOが 100mG/?以上 の場合は不溶
・スロ−セットよ りラピッドセッ トを使うとゲル 化温度は高いが 、短い時間でセ ットできる。




 

・Caイオンでゲル 化(糖度、酸は  関係なし)
・糖度25%以下や pH>4.0ではゲル 不安定→カラゲ ーナン良好
・Caの含量によ り粘弾性が変わ る






 

・糖度50〜70%で ゼリー化
・酸によりゲル化













 

・カリウム塩でゲ ル強度増大
・糖度増加ゲル強 度増大












 

・ゲル化能なし
 →増粘剤
・低温で水・ミル クに溶ける
・低濃度で高粘度・撹拌により粘度 低下
・ローカストビーンガム:キ サンタンガム=1:1で  ゲル化    ・高温で高い粘度





 

・単独では非常に 強いゲル
・Caイオンで耐熱 性ゲル化
・0.2%濃度(Caイオン 0.003%存在下)  でも強固なゲル・キサンタン/ローカスト、ゼ ラチンで相乗効果







 

・機械特性あり
 弱いゲル形成














 















 


ゲル化性
 

軟らかく

 粘弾性のゲル


 粘弾性のゲル
 


ややさくいゲル
 

寒天とカラギーナ

ン中間的ゲル


粘弾性ゲル
 

さくく脆いゲル

(透明)    


粘弾性に富むゲル
 


ゲル化点
 



 

pH,エステル化度で異

45〜50℃


 32℃前後
 


 40〜60℃
 


  45℃前後
 


 25〜30℃
 


 35〜40℃
 


融  点
 


80〜90℃
 


  60℃前後
 


 65〜80℃
 


 75〜80℃
 


  65℃前後
 


 60〜80℃
 


 65〜80℃
 


離水性
 


 離水傾向中
 


 離水傾向中
 


離水傾向中
 


離水傾向大
 


離水傾向小
 


 離水傾向小
 


 離水傾向小
 































 


耐熱性
 


   ○
 


   ○
 


   △
 


   ○
 


   ◎
 


◎ 120℃でも良好
 


   ○
 


耐酸性
 


◎ 酸が必要
 


   ◎
 


   ○
 


  ○〜△
 

        ◎ pH3〜11で安定
 

◎ pH3.5以下でも

  良好


   △
 


耐塩性
 



 


   ×
 


   ○
 


   △
 


   ◎
 


   ○
 


   ×
 


対酵素性
 


   ×
 


   ×
 


    ×
 


   ○
 


   ◎
 


   ◎
 


   ○
 


機械処理
 


ゲル破壊
 



 



 



 

安定

 



 



 


冷/解凍
 


糖の含有量による
 



 



 



 


優れた安定
 



 



 


保 存
 

レトログラデーシ

ョン起こる



 



 



 


変化は少ない
 



 



 


その他
 


 熱不可逆性
 


熱 可 逆 性
 



 



 

シュード・プラスチック性          (偽可塑性) 



 



 






用   途








 

安定剤

ジャム、ゼリー
菓子、乳製品










 

安定剤

低糖度ジャム、ゼリー、フルーツゼリー









 

冷菓、調味料等の増粘剤、安定剤、ゲル化剤











 















 

増粘剤、安定剤、乳化剤

ソース・ドレッシング(0.2〜1%)、プリン、ムース(0.1〜0.2%)、アイスクリーム(0.05〜0.1%)、歯磨き、化粧品、洗浄剤ペイント、飼料、農業製品、


 

ゲル化剤、安定剤


ゼリー、みつ豆、ところ天、ジャム(0.2〜0.4%)、水ようかん(0.1〜0.4%)、ヨーグルト、プリン(0.1〜0.2%)




 















 



                       増粘剤の種類と特徴                    No.1

    品名

項目


アラビアガム
 


トラガントガム
 


グ ア ー ガ ム
 


ローカストビーンガム
 


 カラヤガム
 


結晶セルロース
 


グルコマンナン
 


原   料
 

マメ科アカシア属Acasia senegal 等の樹液を乾燥

マメ科Astragalus gummifer の樹液を乾燥

マメ科Cyamopsis tetragonolobus
種子胚乳を精製

マメ科Ceratonia
siliquaの種子を熱水抽出、粉末化

アケノキ科Sterculia urens Roxbの樹液の乾燥

繊維素系粘物質

 (セルロース)


  植物粘物質
 


主 成 分

 




 




 

ガラクトース1に対しマンノース2

 

ガラクトース1に対しマンノース4

 




 




 




 

分 子 量

 

 

   28,000

  310,000

 

 

 



形   状

 

淡黄色の塊または白色粉末、酸性多糖類、水に溶けて50%の濃厚な粘稠液

白色または淡黄色の帯状または粉末
水に加えると膨潤してゲル化する
 

白〜淡黄褐色
粉末、顆粒、へん

平状
殆ど無臭

白〜淡黄白色の粉末状、殆ど無味無臭、少量のタンパク質、セルロースを含有

白色微粉末、わずかな酢酸臭、水に不溶

 





 





 











 


冷 水
 


  可  溶
 

          可  溶          

  可  溶

 (粘 稠 液)

  不  溶

 (膨  潤)

          可  溶          


  不  溶
 


  不  溶
 


熱 水
 


  可  溶
 

          可  溶          

  可  溶

 (粘 稠 液)

  可  溶

(80〜85℃)

          可  溶          


  不  溶
 


  可  溶
 


アルコール
 


  不  溶
 

          不  溶  
 


  不  溶
 


  不  溶
 

          不  溶  
 


  不  溶
 


  不  溶
 


事 前 準 備
 



 



 


 粉 体 混 合
 


 粉 体 混 合
 



 



 



 




ゲルに関与す

る因子










 

・各種グレードあ り
・乳化性あり













 

・広いpH域で安定。














 

・ゲル化能なし
 →増粘剤
・グアガム:キサンタンガ ム=1:1で粘度大・ゲル化剤に添加 でゲル強度大
・低温で水やミル クに完全溶解
・カラゲーナンと の併用によりキ レのある組織





 

・ゲル化能なし
 →増粘剤
・ローカストビーンガム:キ サンタンガム=1:1で  ゲル化
・κカラギーナンとの  相乗作用で弾力 のあるゲル化
・キサンタンガム との相乗効果で 強い粘弾性のあ るゲル
・段階的に溶解し 90℃で完全に 溶解

 

・酢酸臭あり















 

















 

精製グルコマンナンがある。














 















 


粘 度
 

 200cps前後

 (30%・20℃)

300〜500cps 
 
 (1%・20℃)

300〜500cps

(0.5%・20℃)

 200〜300cps 

(0.5%・20℃)

1000〜3000cps

 (1%・20℃)



 


  ゲ ル 化
 


粘 性
 

ニュートン粘性

(40%以上非ニュートン)


非ニュートン性
 


 擬 塑 性
 


  擬 塑 性
 

非ニュートン粘性

 (曳糸性)



 


  擬 塑 性
 


ゲル可性
 


  ナ  シ
 


 ナ   シ
 


 ナ  シ
 


  ナ  シ
 


  ナ  シ
 



 


  あ  り
 


相容性
 



 



 


キサンタンガム
 

キサンタンガム

カラギーナン



 



 


カルシウム反応
 































 


耐熱性
 


   ×
 


   ×
 


   △
 


△pH低いほど悪い
 


   ×
 


    ○
 


    ○
 


耐酸性
 


   ×
 


   ○
 

△ pH6〜10、pH3.5

  以下で粘度大

△ pH3.5〜9.0で

 安定


   △
 


    ○
 


    ○
 


耐塩性
 


   ×
 


   ○
 


   △
 


   △
 


   △
 


    △
 


    ○
 


対酵素性
 


   ×
 


   ×
 


    ×
 


   ×
 


   ×
 


    ×
 


    △
 


機械処理
 



 



 

わずかに影響を受

ける

わずかに影響を受

ける



 



 



 


冷/解凍
 


   ×
 


   ×
 


 △ 安定
 


 △ 安定
 


   ×
 


    △
 


    △
 


保 存
 



 



 


優れた安定性
 


安定
 



 



 



 


その他
 


  乳化性あり
 


 乳化性あり
 



 



 



 



 



 






用   途








 

各種乳化香料の乳化安定剤。粉末香料の補香基材、食品や製菓用










 

製菓用乳化香料の乳化剤。冷菓の乳化・安定剤











 

増粘剤、安定剤
爆薬、医薬用品

アイスクリーム(0.1〜0.6%)、シャーベット(0.2%)食肉加工(0.5%)インスタントラーメン(0.1〜0.4%)ソース、サラダドレッシング、ペットフード
冷菓、果汁飲料の安定剤、
 

増粘剤、安定剤
室内除臭剤

果汁飲料・シャーベット(0.25%)
ジャム(0.5〜1%)果実の缶瓶詰(0.25〜1%)、マヨネーズ(1〜2%)、ソース・ピクルス・ケチャップ(1〜3%)、ペットフード
乳製品の安定剤、乳化安定剤
 

冷菓の安定剤













 















 















 
                       増粘剤の種類と特徴                   No.2

    品名

項目


 ガッティガム
 


デキストリン
 



 



 



 



 



 


原   料
 

シクンシ科Anageissus latifolia の樹液を乾燥

デンプンの熱、酸、酵素等による分解生成物



 



 



 



 



 


主 成 分

 




 




 




 




 




 




 




 

分 子 量

 

 

 

 

 

 

 



形   状

 

白色または淡褐色の粉末、約90%が

水に溶けてコロイド状に分散

白色または黄色の粉末、分解度の高いものは冷水に可溶
 





 





 





 





 





 











 


冷 水
 



 



 



 



 



 



 



 


熱 水
 



 



 



 



 



 



 



 


アルコール
 



 



 



 



 



 



 



 


事 前 準 備
 



 



 



 



 



 



 



 




ゲルに関与す

る因子










 

















 

















 

















 

















 

















 

















 

















 















 


粘 度
 



 



 



 



 



 



 



 


粘 性
 



 



 



 



 



 



 



 


ゲル可性
 



 



 



 



 



 



 



 


相容性
 



 



 



 



 



 



 



 































 


耐熱性
 



 



 



 



 



 



 



 


耐酸性
 



 



 



 



 



 



 



 


耐塩性
 



 



 



 



 



 



 



 


対酵素性
 



 



 



 



 



 



 



 


機械処理
 



 



 



 



 



 



 



 


冷/解凍
 



 



 



 



 



 



 



 


保 存
 



 



 



 



 



 



 



 


その他
 



 



 



 



 



 



 



 






用   途








 

増粘剤













 

粉末香料基材、増粘剤