2003年5月初めに日本では30年から50年に一度花を咲かせるという竜舌蘭(リュウゼツラン)が茎をグングンと伸ばしだしました。ちなみに英語ではセンチュリー・プラントと呼ばれ一世紀(100年)に一度だけ花が咲いて枯れてしまうという植物です。日本では葉の形を竜の舌に例えられたために竜舌蘭と呼ばれています。
桃源院では本堂の前に2株あります。アロエの葉のような巨大な植物、あれが竜舌蘭です。4月中頃、株の根元が盛り上がり葉肉が薄くなり枯れてしまうのだろうと思っていたところ5月の連休中に茎が伸びだしたのに気づき現在(6月25日)では茎が本堂の屋根の部分にまで達しています。

この竜舌蘭が花を咲かせるまでの記録を記していきたいと思います。

竜舌蘭(花茎を持っていない状態)
アロエの葉の強大化したような姿
2003年6月12日撮影グングンと茎が伸びだし、伸びだして1ヶ月半ほどで茎が4Mほどの高さに達しました。
2003年6月22日撮影 2003年6月25日撮影左写真よりかなり茎が伸びていることがわかる。
2003年6月25日茎先端につぼみをつけだした。 2003年6月26日撮影花序が次第に分かれだしてくると思われる。
2003年6月27日撮影先端部分 花茎は茎部分から先端までがアスパラのようにみえる。
2003年7月12日撮影つぼみは枝分かれしたがまだ花は咲きそうにない。 2003年7月12日撮影先端部分。
2003年7月19日撮影1週間前よりかなりつぼみが膨らみつつある。開花間近と思われる
先端部分は本堂の屋根の軒先を越えた高さとなった。
つぼみはかなり膨らみ写真ではわかりづらいが徐々につぼみの先端が黄色く色づいてきている。 つぼみ1つ1つの長さが1週間前より伸びてきている。

2003年8月2日ついに竜舌蘭が開花しました。竜舌蘭の開花のページへ
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