有限会社Three-Hope スリーホープ


 
 


 



 
いろいろなパイプ
 
カーボン成形品




CFRP/GFRP とは?
 
 

FRPとは、「Fiber Reinforced Plastics」の略で繊維で強化したプラスチックのことです。
すなわちカーボン繊維(CF)、ガラス繊維(GF)をエポキシ、フェノール、ポリエステルなどのマトリックス樹脂で成形、加工したものです。


用途・要求物性に合わせで繊維の種類・配向などを選定し設計します。
特にカーボン繊維は、次のように物性を持っています。

軽量
高剛性、高強度 (スチールと同等又はそれ以上)
低燃膨張性 (スチールの1/10)
電導性
X線透過性




FRPパイプの成形方法

1)
プルトルージョン(引き抜き法):繊維配向はパイプ軸方向
軸方向にしか繊維が配合されていないためつぶれ(圧壊)に弱い。
パイプ設計に限度(肉厚、繊維配合、径)がある。連続形成のため量産・低価格品に適している。
用途:フェンス、のり養殖パイプ
2)
フィラメントワインディング(FW法):繊維配向は一定の角度
パイプ軸方向に繊維が配合されていないため高剛性パイプ成形には適さない。ただし、繊維が一定の角度でエンドレスに巻かれているため内圧に強いパイプである。
用途:配管、ボンベ、大口径パイプ
3)
シートワインディング(SW法):繊維配向は自由設計(0°、90°、45°)
使用目的に適した繊維配向が可能で多種多様のパイプが自由に設計できる。特に、高剛性・高強度・軽量等を追及するパイプ成形には最適である。
用途:コンポジットロール、ロボットアーム、シャフト、人力飛行機用パイプ、ETC阻止棒





FRPパイプの用途例

 

CF/GFパイプ各種
お客様の使用に応じて、さまざまな形状を提供しています。
特に丸型、角型パイプについては、数多くの成形型を用意し、お客様の  ・ご注文に対して、迅速に対応いたしております。
その他、特殊成形も可能です。

 

テーバーパイプ
釣竿、アンテナ、等に使用しています。
長物に対しては2本継ぎ、3本継ぎで対応。



 

GFRP(ガラス)パイプ
絶縁パイプ、水処理パイプ等に使用しています。

 

漁業用資材
タモの柄、カギ竿、モリ竿、等





人力飛行の主翼、尾翼、胴体、コックピット

(日本大学理工学部・航空研究会 日本新記録飛行  駿河湾において)

直接、各担当者と打ち合わせの上パイプの積層構成・材料設定・相互確認して製作となります。

 





ラビングロール等、複合ロールとして使用されています。
(カーボンパイプ+アルミパイプ)でできたコンボジットロールです。
超軽量で1600回転において
フレ=0.05以下、 バランス=10g以下






産業用機器成形品(カーボン成形品)

カーボンフレーム
(300×300×2900)
カーボンテーブル
(1240×1690×50)
ハンド
カーボンロボットアーム各種

液晶・検査装置および搬送用に使用されている部品です。超高剛性体。

軽量・低膨張率により

1.動作スピードの向上

2.駆動系の小型化  

3.たわみ量の軽減  

 4.寸法安定       

 5.省エネルギー    



角チューブ
長尺角チューブビームが製作できます。





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