順応するこころ

私達には大きく分けて5つの心があるといわれています。

その一つに、相手に合わせて、自分の思いを封じ込めて行動してしまうものがあります。
交流分析では「順応するこころ」といっています。

「○○がしたい!」「ウレシイ〜」「悲しい」。
自分の気持ちを思ったままに表現するという特徴があります。
ただし、気をつけて。

なぜなら、一方的に相手に向けてしまうことがあるからです。
私の感じ方と相手の感じ方には違いがあります。
同じように受け止めることは難しいと思ったほうがいいでしょう。

大切なことは、「自分の気持ちを伝えることにいかす」こと。

自分がこんな感じをもっているということを伝えることに慣れてないと
相手の感じも受け取ることがむずかしくなります。
私が感じたことを相手に率直に伝えてみましょう。

あなたの気持ちが伝わったかどうかは相手の表情でわかります。
もし、相手が理解できていないようであれば、何が何でも伝えるのではなく、
自分の気持ちを伝えることができたと、自分で満足することです。
感じることはとても大切です。
自分の気持ちを表現することにためらうことはありません。
「私はこんな感じがしているのよ」と楽しい話題にいかすことができると思いますが、
いかがでしょうか。                                     つづく・・・

交流分析 「自我状態」理論を基に

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