今は、お父さんやお母さんがあなたのいろいろなことを助けてくれています。
子供のあなたから見ると、お父さんもお母さんもまわりのおとなも、もしかすると学校の先生にも理解できない部分がたくさんあるのかもしれません。
あなたのまわりのおとなは、その人の経験の中だけであなたにいろいろなアドバイスをしているのです。みんなそれぞれに感じたことをあなたに伝えようとしています。それはなぜか。あなたのためになると思っているからです。
これからもいろいろなおとなの人と接することになるでしょう。いろいろなことをあなたに伝えようとするでしょう。
その人たちの言うことやすることを、心を静めて聞いてください。
そして、自分が「本当にいい」と思えることだけを自分の中に取り込んでください。

もし、あなたがそんなことどうでもいい…と思うのなら、あなたはずっとそういう考え方をするようになるし、あなたがおとなになったとき、あなたのこどもやまわりの人は、あなたが言うことをどうでもいいと感じることになるでしょう。
もし、あなたがそのとおりにだけしなくてはいけない…と思うなら、あなたは人の言うとおりにして自分で考えることをやめてしまうかもしれません。

あなたは、自分で考えて行動することができる人です。
そういう人になるのです。

だから、あなたはおとなになるまでに、いろいろな人を見て、いろいろなことを考えて、あなたの中にどんどん取り入れてください。

自分のことが
　　好きですか？

あなたは、じぶんのことをどう思っていますか？
好き？きらい？
そんなにかんたんに決めてはいけません。
なぜなら、あなたの世界はまだ狭いから。