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    立教181年(平成30年)11月18日発行 第306号
    本部青年会総会開催

本部青年会総会開催
平成30年10月28日

青年会静岡分会
 毎年恒例の青年会総会は、このたび青年会創立100周年ということで、土日を利用し、前日27日には大イベントが行われ、翌28日には、晴天の御守護を頂戴し、大勢の青年会員や帰参者も加わり、盛大に総会が開催されました。
 全国の青年会員と共に、静岡分会としても参加し、青年会長様である大亮様の思いを聞かせて頂きました。
 大亮様は、最初に100周年を迎えさせて頂いた御礼を言われ、そのあと、御自身のお話をして下さいました。
 中山家に養子に入り、真柱継承者となられ、育ってきた環境との大きな違いから心から喜べない日々が続いたとのことでした。また、人の悪いところにはすぐ気づき、注意したり、文句や陰口を言ったりした自分の心を反省し、逆に人のできているところを褒めるようにしたとのことでした。
 また、心の持ち方について、誠という心についてお話下さり、誠一つは天の理。天の理ならばすぐと受け取りすぐと返すが一つの理。と仰せられていることを、人をたすけたい、人に喜んでもらえるように心を働かせたいと仰せになられました。
 さらには、100周年は、白紙に戻り、一より始まる旬として、今日がゴールではなく、スタートであるとして、大切と思う3つのポイントをお話下さいました。
 1つ目は自主性であり、2つ目は楽しむということであり、3つ目は世界だすけであります。
 私達一人ひとりが、常に自分の成長を求めて、自主的に動き、生かされている喜びを噛みしめて人生を楽しみ、自分の得意なことを生かして、人をたすけたい、人を喜ばせたいという誠の心をもって、その陽気ぐらしの姿を世界中に映していきましょうとお話がありました。
 この後、真柱様が御身上でお出ましされなかったため、表統領であり実の親である中田善亮先生が代わりにお話下されました。
 善亮先生は、天理教の歴史を振り返り、戦前は教祖の教え通りできなかったことを、戦後、自由に教えが伝えられるようになり、二代真柱様によって復元と称し、教理が説かれるようになり、青年会もあらきとうりょうとして勇んでにをいがけ、おたすけに通ることができたと言われました。
 そして、このたびの100周年は、百という字は、白紙に戻り一より始める旬と捉え、先人先輩が、戦後一から始めて通ってきた道をもう一度振り返り、これから勇んで勤めて、お互いが刺激し合い、世界中の兄弟姉妹を勇ませて頂きたいとお話がありました。
 最後に、青年会本部、安藤委員長のお話では、親孝行、夫婦仲良くということを提唱しながら、お道の素晴らしさ、有難さを、胸から胸に伝えていけるよう活動してきた中から、人に思いを伝える大切さと難しさを学び、これからも、失敗を恐れず、あらきとうりょうとして通らせていただきたいとお話がありました。
 この後、あらきとうりょう指針を唱和、青年会歌を斉唱し、100周年という大きな節を迎えた総会は閉会しました。

創立100周年青年会総会