教祖130年祭を振り返って
教祖130年祭(平成28年1月26日)
思い返しますと、平成24年10月26日の秋季大祭において、諭達第三号が御発布され、私達は親の思いに少しでも近づきたいと、三年千日活動を展開して参りました。
静岡大教会においては、平成24年12月8日に本部諭達巡教を受け、翌年には全部内に諭達講習会として一斉巡教を行いました。
にをいがけ100万件
諭達では特に「おたすけ」というお言葉が強く言われていた事を受けて、静岡大教会においてもおたすけ活動を行っていく上で、たすかってもらうための、にをいがけや身上・事情のおたすけを行い、さらにはひのきしんを通してのにをいがけをする事により、お道の素晴らしさを伝えるなど、とにかく少しでもお道の事が分かり、たすかってもらいたい思いから「にをいがけ100万件」という目標を掲げ、これまで活動をさせて頂きました。おかげさまで教祖130年祭を迎える前に目標数を達成され、誠に有難く思います。
詰所修繕
また、平成26年3月に、天理では思わぬ大雪となり、詰所の雨どいが壊れてしまうという節を頂きました。
更には詰所を建ててから20年以上経過していたたため、外壁やベランダをはじめサッシのコーキングなどの防水が効いていないことが判明しました。
そこでいろいろと協議を重ねた結果、教祖年祭の旬に起きたことであり、神の田地への種蒔きとして、詰所修繕をお願いさせて頂きました。これについては工事も終わり、順調に返済させて頂いておりましたが、続いてボイラーが壊れ、これも取り替えなければならなくなりました。
このように節を与えられながらも、皆様方の御協力により、こちらも順調に返済させて頂いており、誠に有難く思います。
別席団参
そして、平成27年に入ると、年祭活動の仕上げの年という事で、全教的に元始まりの講元大教会を中心に別席団参が叫ばれ、静岡大教会としても名京系大教会の皆様と共に、6月28日と10月25日に別席団参をさせて頂きました。お陰様で、静岡大教会としては、近年まれに見る別席者を御守護頂き、誠に嬉しく思います。
このようににをいがけ100万件、詰所修繕、別席団参と、皆様方には年祭活動として御力添えを頂き、誠に有り難うございました。
これからの道の通り方について、真柱様は「教祖年祭はゴールではなく、世界一れつをたすけて、陽気ぐらしの世界を実現するための、長い道程の一里塚である。10年に一度節目を設け、全教が目指すところを確認し、一手一つに、心のふしん、形のふしんを進めてきた。年祭が終わり、普段の地道の活動となっても、今日までの動きを、今後の活動に生かすことが肝心である」と仰せられました。
更には「道の将来を担う、人材を育成する必要があり、ようぼくとして、おさづけを取り次げるように教え導くことが大切である」と仰せられました。
静岡大教会としても、このお言葉を受けて、大教会役員、教会長夫妻がねり合いを重ねて、皆様方が更に成人し、御守護を頂戴できるような活動を推し進めていきたいと思います。
最後にもう一言、教祖130年祭活動におきまして、皆様方の御真実と御尽力に心から御礼申し上げると共に、これからの道の栄えと皆様の御多幸を御祈り申し上げます。
立教179年(平成28年)3月18日
静岡大教会長 松浦一郎