TOPバックナンバー 2
    立教176年(平成25年)5月18日発行 第275号
    婦人会第95回総会

婦人会第95回総会
平成25年4月19日

 毎年恒例の婦人会総会には、婦人会静岡支部において、4月18日〜19日にかけて、団参が行われた。
 本年は、教祖130年祭活動の始めの年という事で、婦人会は道の台としての自覚の下、全国から大勢の婦人会員がおぢばに集った。
 昨年は新東名が完成し、道が綺麗でデコボコも無く真っ直ぐなため、とても快適な道中であったが、今年は思わぬ事故渋滞に巻き込まれ、到着時間が遅れたが、神様の思召を思案して、事故に遭うより、多少遅れるくらいなら有難いと悟らせて頂いたとの事であった。
 18日は、詰所において夕食後、5階講堂にて勉強会が行われ、八つのほこりと、うそとついしょうについて、若手婦人が一つづつ分担して分かり易くお話をされた。昨年の十全の守護と同様、理合いごとに話す人が代わるやり方は、話す方は短時間で分かり易く話してくれたため、聞く方もそれぞれのお話に集中して聞くことができて、皆さんお互いにとても勉強になるとの事であった。
 翌19日は、午前10時より婦人会総会が開催され、真柱様、並びに婦人会長様のお話を聴かせていただいた。その後、婦人会静岡支部としてねり合いが行われ、道の台としての心の持ち方をしっかり胸に治め、教祖130年祭の三年千日を、真剣に務めさせていただくよう誓い合った。

支部長さんのお話 「八つのほこり」の勉強会
支部の集い 団参バス


第95回婦人会総会に参加して  静岳 相原けい子
 4月18日午前8時、大教会発の2台のバスは総会参加のため、婦人会員を乗せて新緑の東名高速を走り、天理近くで事故渋滞に遭い、3時近くに詰所に着きました。婦人会員の総数は80人位です。夕食後6時から4階講堂に帰参者全員が集まり、「八つのほこり」の勉強会が開催されました。八人の発表の後、最後に支部長さんが「うそ」と「ついしょ」について話を継ぎ足した後、挨拶で終わり、有意義な集いになりました。
 翌19日は晴天に恵まれ、時々突風が吹く本部中庭で、9時半から総会が開催されました。
 真柱様は、婦人会創立のおさしづを踏まえ、教祖のひながたの道を学び日々実践し、教理の勉強も頑張ってください。そして折に触れ、寄り集い、互いに談じ合い、諭し合って、心の向きと活動のあり方を正すことが肝要であり、「代を重ね、信仰の喜びを受け継ぐ大切さ」を諄々と諭されました。
 最後に「実のよふぼくにそだってもらいたいと思えば、育てる立場の者が、神一条の精神をしっかり定めて、教祖のたすけ一条の親心に近づかせて頂かなければならない」と強調され、教祖130年祭に向かって、自ら率先して、にをいがけ、おたすけに努め、その姿を通して身近な人々を実のよふぼくに育てるよう求められました。
 婦人会長様は「婦人の徳分の『生み育て、ぬくみ、つなぎ、女雛形、苗代』といったことから、『男女の隔てない』『男女の区別はない』と、男と対等の働きを求められました。そのよふぼくとしての心構え、働きがあってこそ、女性としての特質、徳分が十分生かされるのだと思う」とお諭しくださいました。現代という結構な時代を生きている私たちは、お話を聞いて、ご恩報じ、つまりにをいがけ、おたすけの心が弱くなってきていると反省することばかりでした。「身近な人をよふぼくに、お与え頂いたわが子を立派なよふぼくに育てることで、自らも実のよふぼくになることが出来るのだと仰有いました。それには、十全の守護の勉強をしたり、日々の通り方を心して通らせて頂くことにあり、命懸けで通られた先人の苦労の道すがらを忘れることなく、自らを厳しく通らせて頂き、次の世代に確かな信仰を伝え、実のよふぼくに育てることが親神様への恩返しであると話されました。
 総会終了後、詰所で12時15分から支部の集いが開かれ、「教祖130年祭に向かって」と題して、委員部長さん方が3班に分かれてねり合いをさせて頂きました。終了後2時に詰所を出発し、7時30分頃団体バスは大教会に無事帰着しました。
 真柱様、婦人会長様の御言葉を胸に、新たな出発をさせて頂きましょう。