TOPバックナンバー 2
    立教174年(平成23年)4月13日発行 第262号
    一面挨拶

静岡大教会創立120周年に向けて
平成24年7月8日記念祭執行

 6月 おぢばがえり強調月 
少年会静岡団おつとめ総会(平成23年4月2日)
少年会静岡団おつとめ総会(平成23年4月2日)

詰所20周年記念
  6月25日(土) 
    午後4時 おつとめ(東礼拝場)回廊ふき
    午後5時 講話・会食

 この度、宮城県沖を震源とする、マグニチュード9.0の大地震により、甚大な被害が出ました事、心よりお見舞い申し上げます。
 静岡県は、東海地震が叫ばれてから、30年以上が経過し、いつ地震が起きてもおかしくない状況にありますが、まさか東北地方にこのような大地震が起きるとは夢にも思いませんでした。今のところ、地震を予測する事は、東海地震を除いて不可能とされています。東海地震ですら、余裕を持って地震警報が出せるのかは分かりません。
 私達は、いつ何時地震に遭うか分かりませんし、どこに住んでいても同じ事であります。しかし、ただいたずらに地震に怯えていても仕方ありませんので、前向きに生きていかなければなりません。そこで、地震や天災における親神様の思召を悟り、災厄から逃れさせて頂けるよう努めていかなければなりません。
 親神様は、世界中の人間が陽気ぐらしをするのを見て、神も共に楽しみたいと思召めされて人間をお創り下さいました。しかし、今の世の中は確かに豊かな暮らしが出来るようになった一方で、自分さえ良ければという考えの人が増え、親子兄弟ですら心の結びつきが薄れてきました。さらには、欲に切りなく地球環境をも破壊する事を行なってきました。この度の福島原子力発電所の災害は、正に我々人間が作り出した人災であり、今人間が自ら作り出した物に恐怖しています。
 果たして、これが親神様にとって望まれる世の中でしょうか。
 東北地方の被災地では、心の通う扶け合いが活発に行なわれています。私達よふぼく一同、親神様、教祖にお喜びいただける心で通らせていただきましょう。

立教174年(平成23年)4月13日      
静岡大教会長 松浦一郎