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    立教173年(平成22年)7月18日発行 第256号
    第3回おたすけ勉強会

第3回おたすけ勉強会
平成22年6月18日
講師 相原清大教会役員

相原清大教会役員
 6月18日大教会月次祭終了後、午後1時半よりおたすけ勉強会が開催された。  今回は、信仰初代でありながら、静岳分教会長として長年熱い信仰をされてきた相原先生のお話をまず聞かせて頂いた。
 相原先生は、若年にて死をも覚悟した身の上から、世をはかなみ、仏門に入る事によって、いわゆるあの世である極楽浄土を目指し、煩悩を捨てきる道を選ばれたが、ある時、天理教の教えを聞き、「かしもの、かりものの理」、「ひのきしん」の教えから、「生かされている喜び」、「働ける喜び」に心から感動し、あの世ではなく「ここがこの世の極楽や」といわれる由を悟り、今日まで求道の精神で通られてきた方である。
 そんな信仰信念を持たれている相原先生は、「おかきさげ」では、「それ世界なるほどという。なるほどの者、なるほどの人というは、常に誠一つの理で自由という」とあるが、「なるほどの人」という事にテーマをしぼってお話しをされた。
 今世の中は、人から何を言われようとも気にせず、我が身勝手な心使いばかりで、悪い事が起きても自らの通り方を反省せず、常に回りの責任にして権利主張を繰り返し、物金こそが幸せにしてくれるといった風潮がある。しかし、相原先生は、「物金では人は助けられない」、「国会では国は治まらない、神の道によってのみ治まる」と熱く語られた。
 その後、6、7人制の班別にて、それぞれの信仰を振り返りながらねりあいをさせて頂いた。おかきさげは、一生に一度だけおさづけの理を拝載した時に戴ける「おかきさげ」の中に書かれている「おさしづ」であり、御神言である。われわれよふぼくにとって、とても大切な通り方が書かれている。さすがに、皆さん日々神様の思召を思案して、「なるほどの人」と言われるように通られているだけあって、真剣な話し合いとなった。

第3回おたすけ勉強会ねりあい 第3回おたすけ勉強会ねりあい