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    立教173年(平成22年)2月18日発行 第251号
    修養科を終えて

修養科を終えて

  修養科第823期修了 百田 清水好美
 長い間の夢が叶い、やっと修養科で学ぶ機会をお与え頂きました。もう少し若い時であったらという思いもありましたが、教祖のお導き下さった今期だからこそ、素晴らしい出会いがありました。
 担任の先生は、23年前に出直した私の父と同姓同名で、とても信仰心の深い、温かみのある先生でした。クラスメートは若さあふれる方々がほとんどで、どこで会っても大きな声で「清水さーん」と声をかけて下さり、大変新鮮な感じがしました。こんな中での3ヶ月種々貴重な体験をさせて頂きました。朝礼での修養科主任先生のお話は楽しみの一つでもありました。
 教祖のおそばで新年を迎えられる子供の幸せを充分感受するように、そしてこの寒さの中頑張った皆さんには、みんな幸せになって欲しい旨のお話もありましたが、天理教の教えを全く身近で学ばせて頂けることは、本当に幸せでした。
 そして3ヶ月の期間中に、存命の教祖のお働きを身近でお見せ頂きました。それは、クラスの中に26年間車椅子の生活だった身上の方で、3ヶ月目には周りの者の手を借りていても立ち上がり、修了時にはお手洗いも一人で用足しが出来、お風呂も介護者一人だけで入浴できるようになりました。
 また、毎年お節会に参拝したいと思いながら、機会がありませんでしはたが、今年は神殿のお供えの鏡餅を間近かに拝し、これもまた感動の一つでした。
 この秋には家族全員を、私が3ヶ月過ごしたおぢばへ案内して、それぞれが天理教の信仰の素晴らしさに触れ、感じて欲しいと願っています。