静岡地区労連は、様々な労働組合の違いを乗り越え静岡地区の労働組合組織が集まってつくれた地域の労働組合センターです。この組織の誕生は1993年3月でした。正式の名称は静岡地区労働組合連合会と言い、静岡地区のすべての労働組合組織を加盟対象にしています。
結成当時の労働組合をめぐる情勢は、政府財界のたたかう労働組合への組織攻撃が強まるなか、民間大企業を中心に、労使一体化路線を基本とした全日本労働組合連合会(連合と呼ぶ)が結成され、一方そうした労働組合の変質路線に反対し、政府財界とたたかうことを基本とした全国労働組合連合会(全労連と呼ぶ)が、ほぼ同時期に結成されました。二つの中央労働組合組織(ナショナルセンター)の結成によって、いままでの日本労働組合総評会議(総評)と全日本労働組合同盟会議(同盟会議)などは解散し、新しい地方労働組合組織(ローカルセンター)が結成されました。静岡地区労連はそうした中で、今までの静岡地区労働組合会議(地区労)などに加盟していた組織と、連合や中立的な組織などが集まってつくられたもので組織されています。
現在事務所を静岡市葵区弥勒2丁目5-26に設置し常時書記職員が対応しています。
静岡地区労連は、労働組合本来の目的である生活と権利、平和と民主主義を守り発展させることを活動の基本として、「資本からの独立」「政党からの独立」「一致する要求での共同行動」などを柱とし、労働組合員の生活の向上のために、労働諸法規の改悪や消費税率の引き上げ反対など国民的な要求課題も目的達成のために積極的にたたかってきています。地区労連の規約(別掲)の中では目的を次のように規定しています。
(第2条) 静岡地区労連は、加盟組織の強固な団結により、労働者の基本的権利・社会的経済的地位向上を図り、静岡地区労働組合連合会の発展および平和と民主主義擁護のための活動することを目的とする。
この目的達成のために、地区労連は中央の全労連に加盟した静岡県労働組合評議会(県評と呼ぶ)に加盟しています。役員は議長・副議長・事務局長・常任幹事(別掲)などで幹事会を構成し、日常運営にあたっています。
静岡地区労働組合連合会
〒420-0053
静岡市葵区弥勒2丁目5-26
TEL 054-271-0951
FAX 054-271-0965