静鉄電車
平成7年
(1995)〜12年(2000)頃の風景
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夕日を浴びながら、急行運転最終日(草薙〜御門台) 平成8年(1996)
ダイヤ改正(急行運転終了)

 既に平日の朝夕のみの運転となっていた急行電車が、全て各駅列車に置きかえられました。
 完全な「地下鉄」型パターンダイヤとなり、どの駅でも列車の待ち時間が等間隔となりました。
平成9年(1997) 事業用車輌 導入
 ディーゼル動力による事業用車輌が登場しました。
 これは元 東急電鉄さんで使用されていた14t小型保線用機関車を譲り受けたもので、長沼工場内の車輌の移動や軌道補修などに活躍しています。
東急電鉄さんから導入した事業用車輌
 導入当時はご覧のように黄色い塗装でした。 DMC1042 軌道保線用モーターカー
正面ストライプの改良試験車(御門台) 平成10年(1998)
正面ストライプ追加

 車輌認識を向上させ事故を未然に防ぐため、正面ストライプの改良が実車を使って検討されました。
 ストライプをそのまま延長する案や、延長し交差させる案、さらに赤色や黄色の横帯を追加する案が試されました。
ストライプをそのまま下まで延長する案も実車で試されました。 ストライプを下まで延長し交差させたタイプも検討されました。
平成11年(1999)
80周年記念行事開催

 静岡鉄道さんの会社創設80周年を記念した催しが、新静岡センターと長沼車庫で開催されました。
 両会場間(新静岡〜長沼工場)に直通の臨時電車も運転されました。 
長沼車庫で開催された鉄道80周年記念会場まで直通運転された電車
 新静岡を発車した後どの駅にも止まらず、旅客を乗せたまま車庫へ直通しました。
旅客を乗せたまま車庫に入線するイベント会場直通電車 長沼車庫の会場では、豆汽車運転やパネル展、クイズ大会などが開催されていました。
平成11年(1999)
狐ヶ崎駅改築

 狐ヶ崎ヤングランドが大型ショッピングセンターに生まれ変わったのを機に、狐ヶ崎駅が改築されました。
 島式ホームの幅が広げられ、橋上式の構造になりました。そして2基の車イス対応エレベータが備えられました。
橋上駅に改装された狐ヶ崎駅
バリアフリー設計が評価され、「中部の駅100選」にも選ばれました。
高い天井と広いコンコースで開放的な狐ヶ崎駅の駅舎内 ホームからコンコースと、改札口から駅の入り口の2台の車イス対応エレベータを設定しています。
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