静鉄電車 昭和50年頃の風景
 その2(桜橋〜狐ヶ崎ヤングランド前)

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桜橋〜狐ヶ崎ヤングランド間を走る100型(103+104編成)
 101〜106号までは登場当時は前後に運転席が付いた1M電車でしたが、この頃は片運転台の2輌ユニットに改造されて使用されていました。  桜橋駅と狐ヶ崎ヤングランド前駅の間には約2キロにわたる直線区間があり、桜橋を出発した電車はどんどんスピードを上げていきます。

←100型(103+104編成)
 100型電車は17m3ドア、釣り掛け駆動の電車でした。
東海道線との並行区間を走り、狐ヶ崎ヤングランド前駅にやってきた16型(16+17) 狐ヶ崎ヤングランド前駅の直前で、谷津沢川の流れる橋をくぐる100型電車
狐ヶ崎ヤングランド前駅に到着した100型(105+106編成)
 このころの狐ヶ崎ヤングランド前駅には3番線が残してあり、保線車輌の留置などに利用されていました。 狐ヶ崎ヤングランド前(きつねがさきやんぐらんどまえ)
 「狐ヶ崎」駅はこの頃「狐ヶ崎ヤングランド前」という県内で一番長い駅名でした。
 現在はエレベータ付きの橋上駅ですが、この頃は踏み切りを渡り石段を登ると洋館を模した薄緑のオシャレな駅舎がありました。
太鼓橋をくぐる1000型ステンレスカー
 狐ヶ崎ヤングランド前駅の西側にあった跨線橋は通称「太鼓橋」と呼ばれていました。最近、耐震構造の橋として生まれ変わりました。 太鼓橋から見る100型電車のすれ違い
 太鼓橋をくぐると、右手の東海道線としばしお別れです。
 狐ヶ崎ヤングランド前駅には遊園地とボーリング場がありました。
 「流れるプール」など4種類のプールや各種遊具、冬場のスケート場などがあり、 週末にはヒーローショー、春と秋には写生大会が催され、たくさんの親子連れが駅から歩いていました。
狐ヶ崎ヤングランドに保存されていた駿遠線20号客車
狐ヶ崎ヤングランド前〜御門台 間を行く300型(301編成)急行電車 狐ヶ崎ヤングランド前〜御門台 間を行く100型(101+102編成)
 100型は登場当時、正面貫通扉付き、半室式の運転台でしたが、この頃は非貫通3枚窓、全室式運転台になっていました。
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