庵原軌道の路線図 庵原軌道の駅と路線のデータ
 いはらきどうの えきと ろせんの でーた

 庵原軌道は最初、東海道線の江尻(のちの清水)駅前から西久保までが開業、その翌年に金谷までが開業しました。

 路線は、金谷からさらに北方向の伊佐布(いざぶ)まで延長する計画や、秋葉前から分岐して静岡市内へ向かう新設路線や、辻町から分岐して興津清見寺までを結ぶ計画もありましたが、 いずれも実現しませんでした。  

停車場名称 距離 開設年月日 停留所構造 備考



江尻(えじり) 00C00L 大正2年12/16 待避線あり ※江尻停車場付近に一部専用軌道区間あり。
辻学校前
 (つじがっこうまえ)
28C02L



辻町(つじまち) 23C57L 待避線あり ※秋葉前停車場付近に一部併用軌道区間あり。
秋葉前(あきばまえ) 25C24L
西久保(にしくぼ) 19C49L
明神前(みょうじんまえ) 35C75L 大正3年5/22



庵原役場前
 (いはらやくばまえ)
25C67L 列車交換設備あり
庵原郵便局前
 (いはらゆうびんきょくまえ)
30C28L
庵原新田(いはらしんでん) 25C88L
庵原金谷(いはらかなや) 59C65L 構内引込み線あり
■庵原軌道の幻の予定線
 庵原軌道には、秋葉前停留所から分岐し、北街道上に軌道を敷設し、静岡の浅間神社まで結ぶ延長計画がありました。
 当時の資料をもとに、予定されていた路線と停留所の位置を以下に示します。
庵原軌道の路線図
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