小学校には、「模型クラブ」がある所が少なくありません。そしてクラブ活動には「発表会」がつきもので、
意外と児童も発表会という決まった目標があると、普段以上に工夫して力の入ったいい作品を作ることが出来るものです。
しかし模型クラブは往々にして発表会の展示が地味になりがちで、児童が作る過程を見てきた「担当教員」にしか
その作品の価値や苦労工夫が見えない場合もあります。場合によっては6年生ぐらいになると自力でジオラマを作る”つわもの”が
いることもあり、そういった作品はもちろん展示会の目玉になり得るでしょう。
しかしそれは、クラブ活動に割り当てられた「延べ時間」の中で4〜6年生全ての児童に期待していい物ではありません。
(1学期の初めから、クラブ発表会の為だけに作品を作れば何とかなるかもしれませんがナンセンスです。)
またジオラマはどうしても大きくなりがちで、製作している間の置き場所や製作後家庭に持ち帰った後の事も配慮に入れるべきです。
そこでジオラマCGの活用を提案します。発表会の時には作品の模型に添える形でプリントアウトしたジオラマCG写真を展示し、
作品に華を添えます。
また終わった後も、それを児童にプレゼントすれば喜ばれる事間違いなしです。
このサイトでは、ジオラマCGの作り方について解説しています。児童自身が作って、ある程度見栄えがいい物が作れる
ようになるまでにはかなりの時間が必要で、もはや「模型クラブ」の範疇とは言えなくなりますので
CG作りは先生の仕事と割り切ってしまわれた方がよろしいでしょう。もし「パソコンクラブ」ならレタッチの方を
メインの活動に出来るかもしれませんが。
このサイトは著作権法に従っており「法に触れる可能性がない」とこちらで確認した画像しか作例で使用しておりません。
サンライズものなど児童が作りがちなアニメキャラ模型は大抵それに引っかかるため、残念ながら作例としてアップしていません。
また、CG以前の模型の作り方にも触れていません。ジオラマCGの作り方のみ
解説するサイトとなっております。ご了承下さい。
レタッチした画像について、特に先生向けの注意点を要約しました
背景に使用する画像、写真は著作権を侵害しないものを使用する。
・・・教育目的で使用する場合著作権が甘くなるので、よく新聞の切り抜きなどを教材として使いますが、
この場合も適用できるかどうかは分かりません。FREE素材も探せばいっぱいあるのでそちらを使った方がいいでしょう。
(教員として法を守る心構えと実践を)
はじめの方の児童の作業で力を出し尽くさない。
・・・クラブの児童の人数にもよりますが、はじめの方でこり過ぎると結構後の方がいい加減になるタイプの方、気をつけて下さい。
出来上がった作品に「ひいき」が出てしまいます。(自身でこの失敗経験済み)全体の作業の量を考えて気楽にやりましょう。
完成したレタッチ画像は印刷するかネットで使うかで、保存時のサイズと圧縮率を変えます。
・・・レタッチ後は、お使いのレタッチソフト独自の形式で、そのまま(ファイルサイズなどを軽くせずに)保存します。
(Pixiaなら「PXA」形式、フォトショップLEなら「PSD」形式です。わからない場合はそのソフトのヘルプを参照の事)
その後で、印刷用とWEB用の場合に分けてそれぞれ「別名で保存」します。
印刷(プレゼントやクラブ展など)の場合は出来るだけ綺麗に印刷したいので、JPEG保存時に圧縮率を
落とさずに「10」(最高画質)で保存します。
WEBに使う画像は、まず「画像サイズ」を最低「幅500X高さ400px以下」に縮小します。(px=ピクセル)
これはパソコンのモニタ(=ブラウン管)に表示するためで、これ以上のサイズでは画面からはみ出す場合があります。
ページ内に説明やリンクを入れることを考えた場合は「300X200」ぐらいが限度だと思います。
そしてJEPG形式で保存するときは圧縮率「1」(高圧縮)にします。これはファイルの重さを軽くするためです。
JEPGは画像サイズ(ピクセル寸法)よりも圧縮率の方がファイルを軽くする効果があります。
WEBサイトでの画像の置き方にも暗黙の了解があります。
・・・学校紹介のページに行くと、読み込むまでに10秒(も)待たせるサイトがあります。
それでは「保護者以外は来るな」と言っているようなものです。
保護者だけに見せればいいなら「学校だより」を使って下さい。その方が確実です。
その他大勢に学校の取り組みとして画像を見せたい場合は、
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