さて、目立って模型に手を加えたのは3点、砲塔ペリスコープの形状、キャタピラパターン、車体側面の”三角形”の部品に穴開け 〜キャタピラカバーの止め具と言えばいいのでしょうか?〜です。 田宮のキャタピラカバーは位置が高すぎるという予習はしてあったのですが、 ノコをまだ買っていないので今回はキットのままです。(ホントノコを買えば良かった・・。)
ぱっと見た瞬間気づくのですが、あれ?穴が空いてない・・・。
ニッパーでカットして田宮セメントで成形し直してあります。(以下簡単な作業手順)
L字型に前面をカットして同じ箇所にパテを盛ります。爪楊枝をまっすぐ押しつけるときれいに穴が空きます。
固まってから上に蓋のパテを盛れば出来上がりです。夏なら5分で出来ます。
実車資料を見れば見るほどキャタピラパターンが違うことが気になってしまうので、田宮セメントでパターンを修正してあります。
一見あまりキレイではないように見えますが、それは「キャタピラにこびりついた泥」をイメージしたウェザリングです。(嘘)
普段はメタリック塗料は決して使わないのですが、今回はコンテスト用ということでわざわざ買ってきました。
また今回キットをたまたま普段と違う店
(僕が買ってあげないとこの店潰れるんじゃないか、という悲壮感を漂わせることを経営戦略としている店構え)で買ったのですが、
このKVはだいぶビンテージものだったらしく、製作中音もなく(ホロッと)折れるパーツが4ヶ所もありました。
しかもその内3ヶ所がキャタピラホイールの軸部分で、さすがにこれらの瞬間には目の前がしろ〜くなりました。
(組み上げキャタピラを買う予算はとてもではないのですがありません。)
ご存じのように田宮のキャタピラは(モーターライズ対応のため)かなりきつめなので、
そのままキャタピラをはめると上手くいきません。手持ちの部品の中どう誤魔化そうとかと考えていましたが、
結局ストックパーツの中からKVのプラスチック製予備キャタピラを付け足して長さを補充して、
”全く張りのない状態”にしてあります。ですがゆるいままだとキャタピラの波打ち具合が絶対上手くいかないので、
必要部分ごとにカットして各部分ごとに反りグセを手直ししてあります。それらの接着には「ボンドG7」を使っています。
車体部分で最も気になる部分です。片側5ヶ所ある部品ですが、実車資料によって同じ場所でも空いていたりいなかったりと
法則性が無く(おそらくは何かしらあるのでしょうが現時点で僕には不明)、
だいぶいい加減なパーツですから別に全部空いていなくても構わないといえばそれまでかもしれません。
法則性がわからないのでとりあえずは実車資料のある1台を見習って穴を開けることにしました。(以下簡単な作業手順)
ニッパーでL字型に切り取り、三角形を取り出したらそれを中空にするために図の斜線部分をカットして
元の部品に戻せば完成。パテで修正するなどもっと丁寧にやれば(僕はやっていませんが)、かなりいい感じに出来ます。
実車資料ではここにペリスコープらしき形状の部品が覗いてるものがあるので
どうしようかとも思いましたが、現実問題として「中から光りが漏れ出る」のを防ぐ意味合いもあって
プラバンとパテで隙間埋めのつもりでおおざっぱに付け加えました。
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