空要素(後述)と呼ばれる特殊な要素以外、すべての「表示させたいもの」は「タグ」と呼ばれる命令文で前後を
サンドイッチする事で、「要素」を作ります。
パラグラフはその一つで、文章を表示するための要素です。(「段落」と訳されることもありますが、意味は「文章」の方が近いので、
このサイトでは「文章」で通します。)
パラグラフ要素は、開始タグ「 <p> 」と終了タグ「 </p> 」で文章を挟むことで作ります。
「p」は「パラグラフ」の略です。
下のプログラム文を見て下さい。もしテンプレートファイルがあるなら、自分の環境でも実行してみて下さい。
プログラム文
<p>ハロ〜ワールド(文章は何でも可)</p>
実行結果
ハロ〜ワールド(文章は何でも可)
説明文を読むと難しく感じることも、表示されれば一目瞭然です。
プログラムは次のように書いても同じ結果になります。
プログラム文
<p> ハロ〜ワールド(文章は何でも可) </p>
実行結果
ハロ〜ワールド(文章は何でも可)
同じ結果になりました。htmlプログラムでは、ワープロソフトや年賀状ソフトと違い「改行」に意味はありません。
プログラム上で見やすいように、適当な場所でどんどん「Enterキー」を使って見やすく成形して構いません。
(改行しなかった場合、上の二つのプログラム文は全く同じであることを見て取って下さい。自分で入力すると納得するかもしれません。)
今度はもう少し長い文章を書いてみます。
文章が長くなると途中で改行しないと見づらくなります。その時に使われる命令文が「強制改行<br>」です。
この命令は、改行したい地点(一点)を指し示すものなので、「文章」のように範囲や幅というものがありません。
つまり、「サンドイッチするものない」状態です。ですから「強制改行<br>」はパラグラフ要素のように
開始タグと終了タグで何かを挟むのではなく、単に<br>だけで使用します。
次のプログラム文を見て下さい。
プログラム文
<p> いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむう(い) のおくやまけふこえてあさきゆめみし(え)ひもせす(?うろ覚え) </p>
実行結果
いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむう(い) のおくやまけふこえてあさきゆめみし(え)ひもせす(?うろ覚え)
このままだとわかりづらいので適度に改行命令を加えます。
プログラム文
<p> いろはにほへとちりぬるを<br>わかよたれそつねならむ<br>う(い) のおくやまけふこえて<br>あさきゆめみし<br>(え)ひもせす(?うろ覚え) </p>
実行結果
いろはにほへとちりぬるを
わかよたれそつねならむ
う(い)
のおくやまけふこえて
あさきゆめみし(え)ひもせす(?うろ覚え)
補足:色は匂えど散りぬるを 我が世誰ぞ常ならん ウイの奥山今日越えて 浅き夢見し酔いもせず
「Enterキー」による改行ではなく<br>命令による改行の部分が確かめられたでしょうか。 ちなみに次の項「イメージ要素」も空要素です。
| 「ホムペ作成」のインデックスに戻る | 次のページ(イメージ( img )要素)へ |