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単一民族国家という錯覚がある人もいますが、現在の沖縄県の琉球民族(江戸時代の薩摩島津氏の征服)や 北海道のアイヌ民族(明治の北海道開拓)など近代に日本という枠組みにはめ込まれた民族もあり、 そもそも古代にさかのぼれば、ヤマト、クマソ、エミシといった三大諸部族(民族)があり、 それらがヤマトに吸収(併合)された歴史があります。 地図で見ただけでは「沖縄は日本より中国にむしろ近い」ことに以前驚いた記憶があります。
聖徳太子以来日本は仏教国でした。(それ以前は産土神など古代宗教。) そして現在日本はしばしば宗教を失った国と言われます。私見ですが、この原因は明治維新にあります。 明治維新で日本は「王政復古」によって政治の中心を天皇(実権は薩長藩)に戻しました。 このとき宗教にも手を加えました。いわゆる「廃仏貴神」によって天皇の権威を(旧徳川家よりも)高めようとしたと考えられます。 そして現人神となった天皇が1945年敗戦によって神様ではなくなった後、 (悪い言い方ですが)後釜の神様を国家が明示しなかったために日本人として共通に拝むべき神様を失ってしまったのだと思います。
第二次世界大戦は連合軍側の勝利に終わりました。 第二次世界大戦とは、同時期にあった各国間の戦争をひとまとめに表した呼び名で、 正確に言えば、たとえば日本は第二次世界大戦という戦争をしていたわけではありません。 日本が当時行っていた戦争は、日中戦争と太平洋戦争です。(大東亜戦争ではありません。) 日中戦争は対中国戦、太平洋戦争は対アメリカ戦でした。 (東南アジアではイギリス軍やオーストラリア軍とも戦っていましたが、これは太平洋戦争に含まれます。) 結果日本はアメリカに負け(他の国には負けていません。) 日本という国家はポツダム宣言(無条件降伏)を受け入れて負け、 東南アジア・台湾・朝鮮半島・サハリンの支配権を失いました。
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