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富士山の山麓を走る道路は、大まかにいうと３路に分類できます。
まず富士山の西側の道路。 これは、国道１号線から清水市を北上し富士川沿いに北上する国道５２号線か、 国道１号線から富士市を北上し朝霧高原を抜ける国道１３９号線しかありません。 ここでは、第三のルート（？）の富士川町から北上して、５２号もしくは１３９号に抜ける道をお奨めしています。
続いて富士山北側の道路。ここが最も自由度が高い部分です。 富士山北麓をなめるように走る国道３００号線。 また、富士川沿いの景色をもう少し楽しむ場合は、国道５２号線から国道１４０号線に抜けて北上します。 国道１４０号線というのは、山梨・埼玉をつなぐ唯一のルート「雁坂トンネル」につながっている道路です。 また５２号線はトラックの交通量が多くドロドロしがちです。気分転換にちょっぴり（？）飛ばしたいなという場合には、 甲府南Ｉ．Ｃから中央道に乗ってみるのも楽しいです。 有料ですが、東名とは全く違う、最高速計測もできそうな直線とすき具合なので、ある一部の方々にとっては、大うけのはずです。 いずれにしても青い道路標識で「河口湖・山中湖・御殿場」を目指して走れば迷うことはありません。 例え迷ったと思っても、富士山という大きな道しるべがいてくれます。
最後に富士山東南麓の道路。 東側と南側がひとまとめになっているのは、実際の道路が、富士市から沼津市をとおって御殿場へ抜けるという、 大きく湾曲した一本道にほぼ限定されているからです。 ここでは東名高速道路を使うことをお奨めします。 地元の人間で抜け道を知っているという場合以外は、下の道では沼津市を抜けるのに非常に苦労するからです。
スタート地点はどこからでも構いません。要は、富士山をキッチリ１周できたかどうかの問題です。
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