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民主政治の成立に不可欠なもの:国民の国政参加
〜〜これは何も直接参加というわけではない、間接(選挙による)参加も含まれる。 つまり、主権在民・国民主権を意味するもの
成文法上の権利にはないもの:日照権
〜〜ただし、「判例」としては確立されている
そのほかの成文化されている権利: 教育を受ける権利、プライバシーの権利、勤労の権利、知る権利/
何人にも拘束を受けず、また比類なく巨大であり、国家の政治のあり方さえ最終的に決定する最高国家権力。
主権
〜〜国の政治形態を最終的に決定する権利。
<私見>〜〜 民主主義のいいところは、選挙民一人一人が政治の結果に対して責任がある点だ、とヤン・ウェンリー(田中芳樹)は言った。 これは小説の中のセリフにすぎないが、主権在民の意味を端的に言い表した小気味良い言葉だ。
<私見>〜〜 戦前は、主権が天皇にあった。しかし議会はあった。 陸軍が日中戦争を引き起こす前に、普通選挙(男子)だって実施されていた。 軍備拡張反対・緊縮財政を訴えた野党が、僅か1議席差まで追い上げていた。 国民の大多数が本気で戦争に反対していたら、軍部は国民を無視してまで戦争に踏み切れなかったはずだ。 しかし、軍部は暴走できた、議会政治はつぶされた、なぜか。 軍部の路線は、「領土拡大による日本経済の立て直し」だった。 戦争景気で日本は立ち直った(ように見えた。実際は赤字国債による幻と植民地からの上がりだったが)。 国民は喜んだ、戦争は儲かると。軍を支持したのは誰?
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