ナレロ〜の駄さ句


 HP立上げ2周年を記念してこのページを追加しました。

 季語が入れば俳句、ないものは川柳と言う程度にしか認識していない
 私が季語を探しながら作った駄作集です。

 そして《 情景をよく観察するとその場のことばが発想されます! 》





   季語のあるもの、ないもの雑多です。少しずつ31文字も加わってきましたよ!


 
 荒らされて にゃんだよここは 猫の糞

'19-02/13 何とかしてぇ・・
( 菜園は猫のトイレではないんだよ )


 立ち上り やること忘れ 暑さのせいに

'18-09/15 あれー何だっけ?
( 暑さのせいにしないでよ! )


 北は雪 南は夏日 荒れ模様

'16-04/27季節混在
( 春半ばなのに北と南では大違い )


 花だけを 咲き誇るよう 白木蓮

'16-03/21今年も白木蓮の花開が咲いた
( 突然に咲くという表現が合う白木蓮 )


 青空に くっきりとした 富士そびえ

'15-11/27冬の空に生える富士の雄姿
( 空気が澄んでいる時の富士は見ごたえがある )


 揺れて立つ 顔ほどもあり べに芙蓉
 木陰より 初蝉の声 流れ来る

'15-07/13夏の日を受けて自転車ではしると・・・
(初夏の花と生き物が出迎えてくれます)


 しらさぎの 田に入りて待つ 目の動き
 えもの待つ しらさぎの目に 捕らえられ

'15-06/15田の中でしらさぎが狙っているものは?
(じっと待つ目の鋭さ、真剣に餌を追っているのだ)


 蝋梅の 香りほのかに 部屋めぐり 

'15-01/06蝋梅の香りが満ちている
(玄関の花瓶に生けた蝋梅から、どの部屋へも香りが届いている)


 田の水も 凍り着いたり 耳痛し

'14-12/10田んぼの水溜りは凍りついた
(いつもの水溜りは今朝はパリパリの氷になっていた。耳が痛いほどに冷たい)


 暑い日と 蝉の声なき 夏過ぎし

'14-09/18セミの鳴く声も少なかった。
(異常気象なのか、大雨・冷夏の年でした)


 目に見えて 日に日に育つ 早苗らが
(2日も見ないと、先日とは目に見えて逞しく育った早苗たちがある)

 田に映る 満月乱れ 動き居り
(田んぼの水面に映る煌々と輝く満月、風もないのに揺らめいている)

 点滅し 飛び交う軌跡 眼で追いし
(無数に点在する蛍の灯りも、自由に飛び交っている)

'14-06/13田植えが終わってひと月も経つ頃のこと



 二三日 見ぬ間の日差し 夏の日に

'14-05/21涼しい日が続いた後のカッと照り付ける日差しに真夏を感じる
(2〜3日隠れていた太陽が顔を出すともう夏の日差しだ)


 かろやかに つばめ返しで 水面飛ぶ
 はつらつと 燕飛び交う 梅雨まぢか

'14-05/12はつらつとして飛び交う燕たち
(子育て中の燕たちが、餌を捕りに飛び交っている)


 木蓮の つぼみ突然 開く朝

'14-03/09少しずつ膨らんだ白木蓮のつぼみがある日突然・・・
(夕べには開く気配もなかった蕾が、朝には開きかけていた)


 紫陽花を 見ては飛び交う ツバメおり

'13-06/21紫陽花の上を飛び交うツバメが・・・
(梅雨の合間に紫陽花の花を見ながらツバメが飛び交っていた)


 早い梅雨 三日続いて あとは晴れ

'13-06/05梅雨に入ったらよい天気が続く
(今年はカラ梅雨・豪雨の予感が・・・・・)


 紫に あやめの帯は 競い咲く

'13-04/25いつも通る道端で咲いていました
(田の畔に列を作って咲き競うあやめの帯は鮮やかな紫色でした)


 香り来る 色鮮やかに 牡丹ゆれ

 花ごろも 香りほのかに 牡丹ゆれ

'13-04/20近くのお寺で鑑賞した鮮やかな牡丹の花でした。
(大輪の花を付けた牡丹の花が風に揺れ、ほのかに香りが漂ってくる)


 虫も寝る 寒風の中 蕾ゆれ

'12-02/25歩きながら春を探してみると・・
(虫も土の中、寒風の中だが蕾は花の用意をしている)


 底冷えに 急に舞い来る もらい雪

'12-02/02続く寒波の襲来でこちらでももらい雪が・・
(晴れていると思っていると、急に暗くなって雪が舞い落ちてくる)


 梅雨明けて 蝉の声せぬ 木陰みち

'11-07/15 何故か蝉が鳴かない
(早い梅雨明けで、猛暑なのに蝉の声がしない。)


 目の当たり 飛び交うツバメに 合う早苗

'11-05/24今年もツバメが・・・
(手の届きそうな低空を飛び交うツバメに、田植えをしたばかりの早苗が似合う)


 元気者 うなだれものあり ネギ坊主

'11-05/06ネギ坊主も同じものは無い
(沢山そろったネギ坊主も背の高さ、大きさ、元気の良さなど同じものは無い)


 もう少し あやめの蕾 立ち並び

'11-04/26菖蒲の花ももう少しで咲きそう!
(田の畔に無数に並んだあやめの蕾が、紫色に色付き始めた)


 新芽吹き 小鳥さえずる 春なかば

'11-04/18春本番です
(心地よい小鳥のさえずりは春を感じます)


 新緑の もみじの葉先 まだ古し

'11-04/10季節の移り変わり
(新緑に変わったもみじの葉の先だけはまだ枯葉色が残っている)


 冬枯れの もみじの葉元 もえぎ色

'11-03/27寒の戻りも春近し
(冬枯れ状態の紅葉の葉の根元が、4月に入ってようやくもえぎ色に変わってきた)


 雪地震 津波・原発 四重苦

'11-03/11東日本大震災
(岩手・宮城・福島を襲ったM9.0の大地震。津波。原発事故で被災地の方々は大変だ)


 明け方に 湯たんぽ足で 探しけり

'11-03/08寒の戻りで・・
(寒の戻りで使った湯たんぽを、明け方の冷え込みに思わず足で探していた)


 黄砂かな スギ花粉かな 山かすみ

'11-03/03山が霞んでいるのは?
(予報ではスギ花粉が多いと言っていたが・・・)


 流れ来る 低い雲から 吹雪き舞う

'11-01/16当地も寒波に襲われた
(早い流れの行き雲に覆われ、ちらほら降り初めた雪も吹雪になった)


 いらぬとて 歳(とし)重ねゆく 年の暮れ

 香り立つ 蝋梅の花 花器に生け

 蝋梅の 香りし花も 目の保養

 手折りおき 蝋梅ひと枝 花器に生け 花も香りも 気を和らげし

 満月も 消えし戻りし 自然ショー

'10-12/21年の暮れ・・・
(暮になるとまた歳を重ねるが、自然はめぐる。今年も花は健在だ)
(雨で見られなかったが、皆既月食の天体ショーが報道されていました)


 ボール追い グランドに立ち 見上げれば 雲一つなき 霜月の空

'10-11-21健康であること
(グラウンドゴルフ大会の日、これ以上ない快晴に恵まれました)


  黄砂舞う 霜月の空 かすみけり

  色付くも 猛暑のあおり 柿わずか

'10-11/18異常気象だ
(今年は季節感はズレてしまった様に思われる年です)


  今年また 日を観て染まる 彼岸花

  仲秋の 名月を目に 足あかり

'10-09/22自然の巡りは規則正しく繰り返される
(彼岸花は日を決めて咲き、仲秋の名月もずれることなく訪れる。自然はすごい)


  梅雨の間に もう飛びにけり 赤とんぼ

  そこここに 梅雨の間を飛ぶ 赤とんぼ

'10-07/14梅雨のさなかにもう赤とんぼが・・
(赤トンボは実り豊かな稲を刈り取る頃に乱舞するものと云う意識も変えないと・・)


  早苗らと たわむれ遊ぶ 円い月

  満月の 動き行く田の 早苗かな

'10-05/28植えたばかりの早苗に満月が映り・・
(夕暮れの東の空の満月が、田植えが終わったばかりの田んぼに映り、歩くと 共に移動して着いてくる)


  遠目にも 桜つぼみの 色付けり

'10-03/15もうすぐ春爛漫
(少し離れていても、桜の蕾はうっすらと桜色を覗かせている)


  北風に 揺れる菜の花 春近し

'10-02/08春近い
(堤を歩く足もとに、北風に吹かれながらも菜の花は咲きかけている)


  行く年も 残り三日の カレンダー

'09-12/28行く年
(押し迫ってきた年の暮れ、新しい年への目出度さもなし・・・)


  木枯らしと 火の用心の鐘 二重奏

'09-12/28年の瀬
(年の瀬に、木枯らしの音と「火の用心」を呼びかける鐘の音が聞こえる)


  夕暮れて 歩く足もと 虫の歌

'09-08/24秋の声
(夕焼けも消えかかる頃、ウォーキングの足元から虫たちの歌が聞こえてくる)


  いつもなら 真夏のはずが 梅雨のなか

'09-07/29梅雨明けは?
(今年は梅雨明けが8月にずれ込むらしい。涼しくて過ごしやすいけれど・・)


  散歩する 人と犬とも メタボだよ

'09-06/30メタボ
(ウォーキングの途中で会う犬も、連れている人もメタボ気味なのが微笑ましい)


  飛行機も 地上すれすれ 離着陸

'09-06/04空港が開港した日
(富士山静岡空港が開港して大型機も地上すれすれを飛んでくる)


  柿の枝 萌黄覗いて 季節知る

'09-04/08芽吹き
(ウォーキングの途中、柿の枝に萌黄色を見つけ、自然の感動をもらった)


  終末の 明けに呼ばれし 身のそばで 巡る思い出 息引取りし

'09-03/04別離(わかれ)
(明け方にかかってきた電話で急いで駆け付け、義姉の傍に立つ間、思い出が巡り続き、静かに 79歳の息を引取った。<拝>)


  懐かしき 幼き頃の 記憶とは どこか変わりし 違いを探し

'08-12/31(読み日とは異なる)
(幼き頃泳いだ滝壺を訪れ、変わらない景色なのにどこか違いを感じ、違いを探してみる。 幼き頃と今では大きさが変わって見えた。)


 夕暮れの 頭上飛び交う 蝙蝠の 目でも追えない 素早い動きに

'08-08/08
(今までに一度だけ家の中に迷い込んだ蝙蝠と奮闘をしたことがあるが、明るい中では動きが鈍かった。 薄暗い夕暮れの中では蝙蝠の感覚の鋭さは流石でした。)


  柿の実の 色付き日々に 変わりけり

'08-08-28秋の気配
(緑色の柿の実も日のあたる部分から日に日に黄色に変わって行く)


  峠こえ 涼しさまじる 暑さかな

'08-08-21秋の気配
(猛暑日でも立秋を過ぎると朝夕は涼しさを感じる)


  入れ替えで 着ぬまましまう 衣替え

'08-06/06 衣替え
(夏物も、冬物も、あまり沢山出しても着ないまままた片付ける癖)


  四季の旅 津々浦々へ 気を急かす

  旅立ちに 時期折々の 良さがあり

  見知らぬ地 期待と不安が 入り混じり

'08-04/18 旅
(旅立ちの楽しみ、季節ごとの違い、旅にはそれぞれの顔がある)


  目覚めても うつらうつらの 床の中

  目覚めても 仲良き瞼 またうつら

'08-03/22 朝寝
(陽気もよくなり、暖かい布団の中では直ぐに瞼も仲良く・・・ZZZ・・)


  久々の 雨に打たれて 蘇る 緑の輝き 雑草強し

'08-03/19
(寒さと乾燥で休眠していても、春の雨に生気を取り戻す雑草は強い)


  北風も 西日の部屋は 早い春

'08-02/25 春
(外は木枯らしが吹いているが、西日のあたる私の部屋はもう春の終わりだ。)


  立つ春に 寒さ緩むも 冬戻る

'08-02/19
(立春、暖かくなる気配はあってもまだまだ冬の最中です。)


  華やかに 飾り付けられ 成人式で 戯れすぎて 裾もずれ

'08-01/14
(慣れない着物に飾り付けられ、戯れてもいつもの様に床にも座れず、帰りには裾がずれても直せない成人です。)


  稲刈りし 藁の香漂う 散歩道

'07-10/05
(道の両側は、稲刈りしたばかりの田んぼで、藁のかおりが充満している。)


  秋空の キャンバスに引く 人工雲

'07-10/05
(広い秋空のキャンバスに、幾筋もの飛行機雲が交差して漂っている。)


  殻はじけ 色付きはじめ 梅もどき

'07-10/05
(これは、蔓(つる)梅もどきの実で、殻がわれてから実が色づき始める様だ。)


  こうべ垂れ 実り豊に 稲穂揺れ

'07-09/27
(周りの田んぼには、たわわに実りこうべを下げた稲穂が秋風に揺れている。)


  日中の 暑さ過ぎれば 秋の風

'07-09/27
(日中はまだ夏のような日が続いているが、日が傾いてくると風に秋を感じる。)


  今日もまた 真夏日続く 九月末

'07-09/27
(あと2日で9月が終わると言うのに、今日も34℃の猛暑になっている。)


  暑くても さすがに10月 蝉鳴かず

'07-09/27
(今年の蝉も終わったようです。暑いだけでは蝉は鳴きません)


  ひぐらしの 声聞かぬ夏 過ぎにけり

  寂しげな ひぐらしの声なき 夏終わり

'07-07/25
(今年の夏は連日の猛暑で、くまぜみの鳴きはじめ、つくつくほうしの鳴き納めで、夏の終わりに鳴くひぐらしの声はありませんでした。


  風の波 今見つけたり 稲穂先

'07-08/09
(風は見えないが、夕暮のウォーキングの途中に吹いてきた涼風に、若い穂先が波のように揺られて風が過ぎていった。)


  孫来たり 汗びっしょりでも 駆け回り

'07-07/25
(子供は元気だ。暑くても寒くても元気に走り回っている。)


  時正し 道端(みちは)に競う 彼岸花

'02-09/23
(気温や天候に惑うことなく秋の彼岸には遅れることなく咲き競っている。)
以下MLからの情報です。《彼岸花は、曼珠沙華の名前でも親しまれていますね。 葉の有る時は花が咲かず、花の時は葉がない不思議、「花は葉を思い、葉は花を思うという意で韓国では「相思華」とも呼ぶとか・・・》


  真冬日も つぼみ膨らめ 白木蓮

'02-12/31
(寒い日が続いても白木蓮の蕾は少しづつ膨らんで行くのが分かる)


  届いたら 返信送れ 初メール

'時期不詳
(インターネットを始めた頃のものです。)


  泣かせとこ 孫の泣き声 折れるババ

'時期不詳
(孫が生れた頃、泣くのも運動だからと泣かせておいたら、とうとう負けてあやしに来たバァバでした)








次のページは、  増築スペース  です。

試行錯誤しながらやっとここまで出来ました。
ここから先は増設のためのスペースです。

    (工事中に付、立入不可)