聖魔の光石エイリーク編クリア!感想一通り・その2


しかしエイリーク編でエフラムと合流したときに「もうグラド帝国は倒した」と言われてポカーンとした覚えがある。このゲームは主人公がルネス王女・王子なだけで実質上フレリアvsグラドだろう!何でヴェルニの塔はあんなに簡単に攻略されたんだ。

しかし今回は王女であるエイリークがレイピア使いの正統派ロードなんですね。・・・というか正統派ロードを女にしたらあんな感じなのでしょうね。なんというか正統派ロードと守ってもらう系足手まといお姫様をむりやり融合させたようなキャラだったという感想が浮かぶ。

リオンが妙に女々しかったが、女性がヒーローなので男性のリオンがヒロインなのだろうか。エフラム編を見たらまた感想が変わるかも。

しかしリオンを見る度にジャンプに連載中の「ムヒョとロージーの魔法律事務所」に出てくるエンチューを思い出す。もうエンチューにそっくり過ぎだろう。*注:登場はリオンの方が先

聖魔の不満はは味方キャラが少なすぎる事だろう、たった33人しかいない。クラスは多いのにも関わらずだ。あと15人くらい味方を増やしてエイリーク編とエフラム編を交互にやりたかったな。

しかしエフラム編序盤でエイリークに付いていたキャラ達が1人の脱落者も無く全員危険なグラド攻略に参戦してくれたのは凄い。縁起でもなく宇宙戦艦ヤマトの序盤を思い出した。

しかし、もしここで「巻き込まれた」系のルーテ&アスレイに離脱されたら私は凄い困ったろう。

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ではここからは、実際にあった珍プレー・好プレーコーナーです。

エイリーク編15章。お約束の砂漠マップ。

エフラム一行と合流を果たしたエイリーク達はヴァルダーを倒しに行くため画面右下に進軍していた。同時進行で別部隊のターナとコーマに宝探しをさせた。

普段は読みゃしねえ攻略本もこの時ばかりはしおりを挟んで読み込んだ。

以下その時の様子

天馬アキオスに二人乗りし、灼熱の砂漠マップを横断するターナとコーマ。

ターナ「コーマ。この辺りに財宝が埋まっているんだって。ここで降ろすから次のターンでお願いね。」
 コーマ「ああ、」

2人とも相当疲れているようだ。しかし次の瞬間、3マス向こうを歩いていたアスレイ(薄幸修道士:幸運5)に宝を発見されてしまう。

ターナ「・・・・・」
 コーマ「・・・・・」

ターナ「コーマ。次行こうか」
 コーマ「ああ、」

2ターン後

ターナ「コーマ。今度はこの辺りだって。ここで降ろすからお願いね」
 コーマ「わかった」

また次の瞬間、薄幸修道士アスレイ(幸運5)に宝を発見されてしまう。

ターナ「・・・・・」
 コーマ「・・・・・」

盗賊・ローグ以外のキャラが宝を発見する確率は(幸運)%だそうだ。5%を2連続で引いたアスレイの凄さを見るべきか、砂漠中を駆け回ってくたくたであろうターナとコーマをみるか。

しかしターナとコーマは全く関連の無いキャラだから、どんな会話をするのか想像付かなくて困った。特にコーマはターナをどうやって呼ぶんだ?普通に「ターナ王女」か?まあ、2人とも灼熱砂漠を飛び回った事による疲労困憊で口数が少ないのだと思ってください。

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エイリークとエフラムはどう贔屓目に見ても間違いなくブラコン・シスコンだが、常識レベルでのブラコン・シスコンなので安心できる。

ブラコンやシスコンの時点で非常識だから「常識レベル」という言い方は変だな。なんというか安心して笑えるレベルのブラコン・シスコンなのが良い。

エイリークとエフラムは、あくまでお互いを「兄として、妹として」大好きなんだろう。間違っても2人の双聖器の名が示す神みたく双子の兄妹同士で結婚して子供が欲しい思うような一切笑えないヴァルダーレベルの弩級変態ではないだろうから安心して笑える。

いや、ヴァルダーは笑えるか。とにかく2人の専用武器の双聖器・雷剣ジークリンデや炎槍ジークムントの名の由来を聞いたら、きっと顔をしかめるレベルのブラコン・シスコンだろう。

マギ・ヴァル大陸のジークリンデとジークムントはどういう由来か知らないけどね。

支援Aではいつまでも一緒だと言っていた。きっとルネスはあんな状態だから王族に連なる家系がどれだけ生き残っているか怪しいから。安定のためにもエイリークは嫁に行かずに婿を取り、兄のそばでルネス再建に尽力するのが良いんだろうな。もちろん兄は兄でさっさと結婚するべきなのは言うまでもなし。

エイリークとエフラムは外見は双子の兄妹・・・というより同い年の兄妹だが、会話からはとても双子とは思えないくらいお互いを「兄」「妹」と扱っている。

それについての興味深い話を聞いた。

内容はこう。
 エフラムとエイリークは長子だ。2人一緒に生まれた彼らをもし平等に育てたなら、本人の意思とは関係なく王位継承争いが始まる可能性があるというわけ。だから2人は双子の、ひいては同い年で平等の兄妹ではなく、あくまで兄が格上・兄が次期国王として育ったという説。思わず納得してしまう。

そうなるとエフラムが大陸一の傭兵になりたいという発言は王女派やルネス内部分裂狙いの層から狙われる可能性があったわけか。

政治のことはよく解らないが、もしエフラムとエイリークが争いをしたらどうだろう。それも聖戦の系譜並みの争いをしたら、とても虚しいな。

聖戦の系譜の最後はツェーンにバサークでもかけない限りユリアでないと倒せない(よっぽどターンをかければ別だが)
 あれは虚しかったな。今まで頑張ってきたセリス達はもうまるで役に立たなくて。だから私の中では事実上イシュタル&ファルコン三姉妹戦と十二魔将戦が最終決戦でありユリウス戦はもうイベント戦闘扱いにしていた。

それでもしゃくなのでユリアにリザイア持たせて(ヨハンを仲間にしてもリザイア取る方法はある)ガンガン戦闘させて闘技場も余裕で制覇してセイジLv30にしてユリウスに挑ませたな〜。

でも、私にとって聖魔主人公の次に重要な双子は聖戦のフォーレスト双子だけどね。6章は彼らの星キラキラが頼みだった。

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聖魔の光石はクラスは多いのに自軍ユニットはたった33人なのが不満だ。しかしそのおかげで魔王退治後にセリフが全員用意されており、歴代屈指に手間かかってなさそうなOPでは全員顔グラでの登場を果たしている。

少人数のならではの利点だろう。ちなみにOPは歴代屈指に手間かかってなさそうと書いたが、あれはあれで結構好みだったりする。従来の叙事詩的ななものも良いが、顔グラとはいえ主要人物総登場は燃える。EDでセリフが全員用意されているのもやりがいがある。

また暇が出来たら次はエフラム編をクリアだ!

(2006.09.04)

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