I住宅

 建物は、その土地にあった計画をするものであって、決して出来あがったプランを建てるものではありません。その土地に納まるからといってメーカーAタイプのプランを建てるといったことは出来ないはずです。

I住宅外観 I住宅LDK
 建物を建てる時は、建物を建てる廻りの土地に何が建っているのか、将来建物を建てることがあるのか、建替えの可能性はといったことを、考えないといけません。そうしないと現在の廻りの建物とのプライバシーの問題は元よりのちのちの採光通風の問題も出てきます。ここでは、依頼者は、建物外観の後ろに見える現在建設中の建物は当分建つ予定はないと思っていたようですが、私は最初からある程度建物が建つことを考えていたため、問題はありませんでした。
 もちろんすべての予測が当たるわけはありませんが、ある程度考えておかないといけません。
 つまり依頼者の土地に建物の設計するときは、廻りの土地に建つ建物も概略設計しないといけないということです。
外観 LDK

 設計士の敷居は、よほど高いといったことを感じます。この建物の設計の依頼は、私の友人で私が設計士をしているということを知っていながら、ハウスメーカーや大工に相談して、最後に私に相談にきたようです。私ども設計士に頼むと高くつくと思ったようです。
 しかし実際には、ハウスメーカでも土地調査料とか設計料という名目で、設計段階では私ども事務所より高い金額を請求され、大工は、こうでないと出来ないと条件が多いわりに、建設金額もあまり安くないため、最後に私に相談に来たわけです。
 自分の友人でもこの状態ですから一般の方は、設計事務所に頼まないわけですね。
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