掛川で採れた貝化石 〜その7〜
不明
なんだろうこれは?貝かどうかも不明。綺麗な半円で、縞模様がついていて、周囲にはギザギザがついていて。
不明
カキの仲間かとも思いますが。
ヘビガイ(幼貝)
これは滅多に見られない掘り出し物ではないでしょうか。ベンケイガイの裏側に入っていたので、壊れずに済んだようです。もしかしたらヘビガイではなく、ゴカイ等が掘った穴の印象化石ということもありますが、辞書と比べるとやっぱりヘビガイの可能性のほうが高いと思います。
オオギガイ?ニシキガイ?ナデシコガイ?
静岡大学の先生にたまたま見てもらった時に、学名をおっしゃられていましたように思いますが、よくわかりません。日本よりも温暖な地域に現存する種類の仲間のようです。当時は日本もそれくらい暖かかったということらしいです。これもヘビガイと同様にベンケイガイの中から見つかりました。
モミジツキヒガイ
まだ採集の方法がよくわからない頃のものです。この地層を掘っていたら、比較的形状整ったモミジツキヒガイが何枚も重なって出てきました。しかしどうしても割れてしまい、採り出す事ができませんでした。今ならできる自身があるので、悔しいですね。写真のものはあきらめ切れずに次の週雨のなか出かけそことは少し離れたところで露出しているのを見つけたものです。半分は雨に流され見つかりませんでした。ばらばらだったのをなんとかここまで接合しました。ここの地層も今は造成され、砕けた貝殻を所々に見るだけとなりました。
ベンケイガイ(表)
ベンケイガイ(裏)
裏側にはこのようにいろんな貝が潜んでいます。上記のようなヘビガイやその下の不明な貝もその一つでした。
ベニグリガイ
ベニグリガイ
オオシラスナガイ
ハゴロモガイの仲間
このハゴロモガイは高さが大きく、敢えて言えばゾウガメのような、立体感があります。