掛川で採れた貝化石 〜その4〜
ワタゾコボタルガイ
サメの歯を捜すために土を持ち帰り、網にすくって土を洗い流すとこの貝がたくさん現れた。あまりに多いので、途中からは集めるのを止めた。この写真は、まだその前なので、大切に扱っていた頃のものある。
クチベニガイ
片側が矩形で、縞模様が特徴の貝です。ただその形状の特徴が口紅と関係があるのかは判りませんね。
トリガイ
マクラガイ
その外観のとおり、”まくら”ですね。
ツノガイ
当初は、こんな貝があるとは思っていなかったために、これこそ化石だとばかりに、慎重に慎重に掘り出した。しかし、(ここまで大きいのはあまりないが)その後の採集でもたくさん出てきて今は特に集めていない。あの頃の興奮がなつかしい。
イモガイの仲間
イモっぽいですかね。
モミジツキヒガイ
前の週にその存在は知っていたが、掘り出すのが大変そうだったし、少し手をつけたらその部分が崩れてしまったのでそれであきらめた。次の週に同行した家内に見せたら、是非ほしいとのことなので、しょうがなく掘り始めたら、なんと合弁になっており、思った以上に大きな貝だった。クリーニング後の接合には苦労したが、何とか形を整えることができた。前の週に壊した部分が悔やまれる。
左側が合弁の上側、右側が同下側である。これらの貝が”泳ぐ”のをテレビで見たことがあるが、放射状に入った縞(リブ)はその際の推進力をつけるために必要な強度を保つためにあると聞いた。
モミジツキヒガイ
オオトリガイでの採集で上から下への発掘を学習したので、この貝では比較的少ない破壊で採集できた。クリーニングではどんどんばらばらになっていったが、ここまでの形状に復元できた、まあまあでしょう。