スミツキアカタチ    Cepola schlegeli  1998年2月 水深29m
アカタチの仲間である。この写真は水深29mのスミツキアカタチのコロニー で撮ったものである。数え切れない数のスミツキアカタチが一斉に巣穴から出て プランクトンを捕食する光景は壮観であった。その光景を撮りたくて16mmレンズ も試してみたが、思うような写真は撮れなかった。到着直後は警戒し巣穴に入って しまうが、しばらくすると捕食が始まる。巣穴の間隔は50cm程度であった。
三保のように多くの種類のアカタチ科の仲間を見ることができる場所は少ないよ うである。三保の海底は砂と泥が混ざっているため適度な固さを保っている。このため 巣穴を掘っても崩れにくい。巣穴作りに適していると言える。アカタチ科の仲間が三保 に棲息する理由の一つかもしれない。
  
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