孵化間近のコウイカの卵
Sepia esculenta
1995年3月 水深10m
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この卵は砂利の斜面にあった。そのため、その後やって来た春の嵐で砂利に埋もれ、
全て死んでしまった。そこまでは予測できなかったのであろう。
イカは1杯、2杯と数えるのが正しいらしい。しかし、この数え方は水揚げされた時
にはふさわしいが、海の中で生きているイカに対してはピンとこない。同じようにカツオは
1本、2本と数えるが、これも同じである。これらは水揚げされた時の状態を見て生まれた
数え方ではないだろうか。水中では、1匹、2匹あるいは1尾、2尾と言いたい。
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