コウイカと産卵間もない卵 Sepia esculenta
海底近くで、バッタリ遭遇することが多い。しばらくにらめっこした後、おもむろに離
れていく。追いかけると一直線にスイスイと逃げていく。
コウイカの産卵は冬である。コウイカの卵はパチンコ玉ぐらいの大きさで、周囲に砂粒
をまぶし、カムフラージュする。写真中央の棒切れに付いている黒っぽい固まりが卵である。
ヤリイカやアオリイカのような房状の卵のうはない。多分一粒ずつ産み付けるものと思われる。
しかし私はまだ産卵の瞬間を見たことがない。砂粒はどのようにして付けるのか知りたいもの
である。