ええっと、世の中勢いが大事です。

タイトル:陰陽屋へようこそ
著者:天野頌子
発行所:ポプラ社

<内容>
元ホストな美形エセ陰陽師・安倍祥明と、狐耳を体質で片付けるのはどうなんだと突っ込みたい受験間近な中学三年生・沢崎瞬太。ひょんなことから瞬太は祥明が商う「陰陽屋」でバイトをすることに。物探しやら人探しやらほのぼのストーリー。

<登場人物>

◆沢崎瞬太 (さわざきしゅんた)
 北区王子桜中学校、三年生。キツネ体質の少年(キツネ耳と尻尾が生え、目も変化する)。神社の境内に捨てられているところを、母みどりに拾われた。祥明にいちゃもんをつけ手を出したら、逆にバイトとして働く羽目になった。バイトの時は童水干姿。

◆安倍祥明(あべよしあき)
 陰陽屋の仕事ときはショウメイと音読み。元ホストで優男風の美形。女性全般に対して過剰に丁寧。但し、営業用で実のところ性格は良くない。占いはインチキだが、知識は本物。そして、アドバイスは的を射ている。楽して儲ける主義。バイトの時は狩衣姿。

◆沢崎みどり(さわざきみどり)
 瞬太の母。かなりポジティブシンキングな人。瞬太が病院に行けないせいもあって、異常に過保護。

◆沢崎吾郎(さわざきごろう)
 瞬太の父。現在失業中。みどりと同じく過保護。ガンプラ作りにはまり、ネットオークションで売れ、生活の足しにしようと計画中。

◆高坂史尋(こうさかふみひろ)
 メガネ少年。瞬太のクラスメイトで委員長。新聞部部長でもあり、取材精神旺盛。

と、その他は出てこないからとか……(すんまっせん)。

<文章置場>

今回もBL要素含みます。祥×瞬。年齢制限的なものはありません。
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キツネの病









<萌え語り>

いやね、これ笑っちゃうくらい萌要素てんこ盛りなんですよ。陰陽師な元ホスト、狐耳少年に弁償代わりにアルバイトに捨て子設定。ちょっと詰め込みすぎじゃねーの!みたいな。(はい、ここにものの見事に引っかかったヤツがいまーす)。
祥明と瞬太のコンビが可愛いですね。振り回してるような、振り回されてるような関係が良いです。すっ転んだ理由としては、祥明のちらっと垣間見える、本人意識してない動作ですかねー。瞬太のネクタイ直したり、頭の雪を払ったり、髪の毛をかくしゃくしゃき回してみたりとか……!今回はひたすら萌。