2007年 1月 徒然日記

2007/01/31 (水)
 馬鹿な大臣がいます。「女性は産む機械」と語った柳沢厚労相のことです。
 馬鹿な代議士もいます。柳沢厚労相の罷免することが国会の議事と決め付けて、国会討議をしない代議士たちです。柳沢厚労相が馬鹿な発言をしなかったら、彼らは何を論議する積もりだったのでしょうか。 柳沢厚労相は真に巧妙な・立派な代議士だ。他の罪深きムジナ代議士に代わり「政治とカネ」問題を、すりかえてあげようとしているのだから。
 他の代議士はもっと賢い。他人のスキャンダル話を即座に取り上げ、国会議事にすりかえることが出来るから。 そしてそのぐだらぬ討論で時間を費やし、自分の責務は果たしたと言えるのだから。
 馬鹿でない、本当に国を憂う(私の評価では)大臣が、「日本国の安全のために核を論議するのは悪いことでない」と言ったら、徹底的に拒否した「代議士やコメンテータ」は、どちらに分類できるのでしょうか。 
 馬鹿な野球選手もいます。賞味期限が切れつつあるのに(これは私個人の予測ですが)、自己過信し、浪人してしまった中村選手です。まだいます。メジャー挑戦しようとする桑田選手です。
 どうして、競馬/競輪/競艇がスポーツなんや。ギャンブルではないのか。どうして子供まで携帯電話を持ってんの。世の中、総白痴になったのか?
 マスメディアに踊らされている国民、税金を浪費されている納税者等々、誰が賢くて、誰が馬鹿なのか。考え出したらきりが無い。

 それよりも、誰よりも馬鹿な自分がいる。どうして毎日徒然日記を付けているの。よほど暇を持て余しているようだ。 そして、読者のことを考えたことがあるのだろうか。 「ちっとも、面白ろうない。どうせ書くんやったら面白いこと書けば良いのに。あいつ何考えてんの」と言われているのに、何時まで続ける積もりだろうか。 自分にもわからない。それでいいやんかと思ってます。


2007/01/30 (火)
 悲しいねぇ。国会討論の場で、民主党小沢代表が日本国総理大臣に向かって「アべはん、事務所費の詳細を公開出来まっか(出けへんやろなぁ)・ワイは(やましいとこ無いんで)いつでも公開できるようになってまっせ」と言ったり、与党の幹事長が、事務所経費の公開については「法改正でなく、それぞれの内規でやりたいと言ってるんや。 むなしい話と思いませんか。そして政治家は同じ穴のムジナやとますます確信したでぇ。
 政治とカネにかかわる自らの問題に関し、詳細を積極的に公開する姿勢を示すことで、松岡農相らの説明を不十分と指摘し、首相を追い込みたい考えだ。小沢氏は「国務大臣、与党役員など責任ある立場の政治家は事務所費は詳細を公開すべきだ」とも提案した。自民党の中川幹事長は「最低限、内規で出来ないか」と述べ、法改正ではなく党の内規で対応したい考えを示した。公明党の北側幹事長は法改正の必要性を強調。民主党の鳩山幹事長は法改正すべきだとの考えを示した。
 
小沢代表は、相手に対して失礼極まりない言い方をしているとは思わないのだろうか、あるいは脅迫しているのだろうか。安倍晋三首相が正しい事務所経費処理をしているならば大変失礼な言い方となり、もし不正な処理をしているならば脅迫となる。 自分が正しいことをしているならば、黙って公開すればいい。そしてその後で、事務所経費の処理について、不具合の出ない法、即ち小沢方式のような正しい処理が出来る法に改正しようと提案すればいい。なにも言わなくても、全員が賛成するのではないか。 しかし大方の代議士がムジナだから賛成は出来ないでしょうね。

 私は、政治家が、どうして直球勝負しないのか、試合が始まっているのに準備運動ばかりしかしているのかと言いたいのです。 しかし、いくらそれを述べても、政治家が変わるわけではありませんし、別世界の話です。
 自分の行動に戻ってみれば、このような展開は、他人事ではなく私の人生でも数多くありました。単純に考えて、そして単純に行動すれば簡単に解決することに対して、回り持った展開をするから複雑になり、そしてうまく進まなくなってしまうのではないでしょうか。 食事して、味がどうの、柔らかさがどうのを言わなくても、おいしければ「美味い」とだけ言えば良いのです。 好きならば好きだ・嫌いならば嫌いだ・いやならばいやと言うだけで良いのです。そのあと、「理由」を追加すれば良いのです。即ち、最初に言うのは「美味い」。それが相手に伝わったら、次に「美味い理由」を言えばいいのです。 自分の感情をそのまま表現することは以外に難しいので、訓練が必要ではないかと言いたいのです。

 根回しの文化の中で育った人間は、理由を説明する事を優先するあまり、肝心のことを説明しないまま終わってしまうことが多いようです。政治家がその代表です。


2007/01/29 (月)
関西テレビの「発掘!あるある大辞典」が捏造についての、他のTV局のスキャンダル番組は、以外に長続きしている。そして後から後へと新事実が発掘されて来た。 私が「以外に」と言うのは、関西テレビに限らず、TV局は同じような弱みを持っているのではないかと考え、他社を叩けば仕返しが怖いので関西TVを叩くようなことはしないと思っていたからである。

 「テレビって、こんなにインチキだったの」。被験者となった女性は、そう憤った。関西テレビ「発掘!あるある大事典」で、一連のねつ造発覚のきっかけとなった納豆、98年のレタスに続き、01年放送のあずきの番組では、恣意(しい)的な実験が行われていたことが、明らかになった。うそが常態化した番組作り。底なし沼のように、「不信」は深まる。

 民放では、コマーシャルが垂れ流しされる。 流されるコマーシャルは全部が捏造番組ではないのだろうか。化粧品の宣伝、運動器具の宣伝、健康薬品の宣伝など、それらを使うと、何時までたっても若々しく・健康になってしまうような錯覚に陥る。


2007/01/28 (日)
 鳥インフルエンザが拡大しそうだ。ワクチンの「タミフル」はどれほど準備出来たのだろうか。


2007/01/27 (土)
 「政治と金」が国会でのメインテーマみたいに言われてんけど、次元が低い話やと思いまへんか。

 そもそもそんな話のネタになるのは一部の不正代議士だけのことやと思うけど、追求する方も同罪やんか。 法を制定する人達が率先して自分たちの作った法の網をくぐろうとしてんやから罪が重いでっせ。 政治と金が問題となるのは、不正を顕在化する仕組みが悪いからやとは思いまへん? 法を遵守する気が無い人達が法をつくるから、逃げ道が多いルールをつくると言われても仕方がないのではないですか。

 皆さんが買い物をしてお金を払った時は、必ず領収証が渡されるやろ。領収証を貰っても、私のようにその場で捨てる人もいるし、買い物と領収証を照合している人もあるし、家に持ち帰って処理する人もおるらしいけど、国会議員は、ワイみたいにその場で捨てたり、領収証をもらわん人が多いらしい。 
 しかし、いい加減さを自負するワイでも、仕事のための「官費旅行代金」や「経費」などは、全部領収書を貰うでぇ。 その領収証にはちゃんと「あて先」まで書いて貰うようとまで言われてんねん。 時には領収証を貰い忘れて「自腹」を切らんといけんことも度々あるんで、困ってんねん。 「飲み食いした時の支払い」も領収書くれるけど、会社に請求しても「これはダメです」と言われてしまうから、政治家みたいに美味いもんは食べれへん。 この前は新幹線切符代24000円の領収書が行方不明になってしまったんやけど、クレジットカード利用票で代行してもらったんで救われたでぇ。 そのとき現金で払っていたら、旅費請求出けんかったのに。

 地下鉄の切符を自販機で買っても領収書をもらえるの知ってますか。自販機で買った切符を駅員に見せて領収書を書いてくれと言うだけでいいんや。いやな顔されるけど、きちんと書いてくれまっせ。 電車に乗ってから行き先を変更したり指定席を取ったりするときでも、車掌さんに頼めば領収書を書いてくれますぅ。 どこかの市会議員は、地下鉄やバスの無料パスを貰ってんのに、通勤のための交通費請求してるらしいけど、これもひどい話やなぁ。

 政治と金をきちんとするには、一般国民や企業のように「領収書」で決済することに決めればいいんでないの。そろそろ確定申告の時期やけど、領収書が無いとなんともならへん。一般国民場合は、領収書が無くて困るのは申告者である本人やけど、政治家の場合は、領収書が無くて困るのは国民・儲かるのは本人だから、改善されるわけはない。 おかしな仕組が何時までも続くでぇ。

 こんなこと言うと、政治家は次の逃げ道を考えるやろなぁ。 そんなせこいこと考えれるんやったら、どやったら中国に勝てる論争がでけるかとか、どうしたら北朝鮮に馬鹿にされんようになるんやろとか、アメリカに守って貰わんでもいい国になるにはどうするなど考えれるんではないのけぇ。 それを自分の言葉で喋れる政治家になれれば、国民は全員が投票しまっせ。 政治活動資金(票集めのお金)になんて一銭も要らんようになるのに。
 核の論争をしてはあかんと言うのは「論争してる時間はあらへん・そんな時間があったら金儲けの研究をする」と言ってるのだろうか。


2007/01/26 (金)
 毎日毎日、いやな事件ばかりが報道されているが、次の強盗事件は、むしろほほえましい事件とは思いませんか。 
 24日午後8時10分ごろ、千葉市若葉区高品町のコンビニエンスストア「セブンイレブン千葉高品店」で、レジでの精算を装った男が女性店員(18)に包丁(刃渡り約21センチ)を突きつけ、店員がひるんだすきにレジの横にあった弁当や肉まん、ドーナツなどの食べ物7点(計約1100円相当)を強奪。店内のトイレに駆け込み、鍵をかけて閉じこもった。
 わざわざ強盗をしなくても、食べ物を万引きれば良かった。強奪するならば、同じ店内の便所に立てこもらなくて遠くに逃げればいいのに。。 彼は、「捕まえて欲しかった」のだろう。勿論人のものを盗ったり脅すことはいけないが、人を刺すこともしなかった。悪い人ではないらしい。かわいそうな人だ。


2007/01/25 (木)
 今日から、第166通常国会が6月23日までの150日間の日程で始まる。
 検討して欲しいものは、教育・憲法・格差等々幾つもあるが、大事な国会の場で、昨年のような建築物強度偽証問題・偽メール問題などの論議に明け暮れないようにして欲しいものだ。


2007/01/24 (水)
 私は、今回の納豆事件は詐称(でっちあげること詐称氏名・住所・職業などをいつわっていうこと)と言っているのに、 マスメディアは捏造(事実でないことを事実のようにこしらえること)と言っている。 どちらでもいい話かも知れないが、日本テレワークはデータを捏造したと言えるが、捏造されたデータをそのまま使った関西TVは、視聴者に対して詐称したというべきではないのだろうか。にもかかわらず、全部のマスメディアはデータの捏造と言っている。

 このような不祥事を防ぐためには、「データを捏造しないモラル」を作ること、データが捏造されていかどうかを検証する仕組みをつくること、そして、もしデータが捏造されているとわかったならば、それを報道しないことを実行するだけだ。このような単純な事を改めて言う必要も無いが、日本テレワークは「捏造防止対策」、関西TVは「詐称撲滅対策」と異なった対応が必要だ。一律に企業トップが辞任したり、更迭されたり、給料カットをするだけではこのような事件は無くならないだろう。視聴者は表面的な対策でお茶を濁されているのではないだろうか。
 不二家も関西TVも第三者による監査を行うことを再発防止対策のポイントとしているようであるが、内部監査で見付けることができない不正を外部から人を招聘すれば解決できると思っているのだろうか。
 それにしても、納豆効果詐称は余りにも巧妙な語り方だった。 だました方が悪いとは思うが、だまされた自分にもだまされるような要因があったようだ。


2007/01/23 (火)
 最近、スパムメールが幾つか入ってくる。しかもそれらは全部英文だ。以前は日本語で入って来ていたが、スパムメールはこの半年は入らなくなっていたのに、またまた困ったものだ。
 心当たりは何も無い。外国人に年賀状を送ったが、それよりも前からスパムメールが入り始めていた。ネットを使うことも以前と変わりない。ホームページに載せているアドレスはYahooのホットメールアドレスだ。そして仕事でのメール授受は、個人のURLと違うものを使っているが、この方には今まで一件も入っていない。
 メールアドレスを変更すればいいのかも知れないが、変更する度に、アドレスがわからなくなったからと何人もの人からクレームを受けることがあったので、なかなか変更する気にはなれないでいる。


2007/01/22 (月)
 
不二家の不祥事、関西TVの詐称に対する謝罪はおかしい。前者は不祥が発生した原因を言わずにISO認証を受けているから安全と言い、後者は納豆がダイエット効果があると報道したことに視聴者が反応しているのに、報道した内容の各々に対する検証がされていなかったと説明し・弁明をしているだけで、肝心の納豆のダイエット効果に対する結論は何も述べていない。両者共に顧客に対する正しい説明をせず、そして直接関係ないところで、顧客不在の謝罪しているとしか思えない。悪く解釈すれば、枝葉末節のところで言い訳して逃げようとしているとしか思えない。

 実際にはそのように考えているのではないだろうが、不二家の場合は、どうしていまさらそんな古いことを言ってるのだろうか、もう時効のことではないかと腹の中で考えながら謝罪しているとしか思えない。だからこそ、不祥事が発生した理由は何一つ述べないまま、不祥事の原因は無くなっているから安全だと言っている。
 関西TVの謝罪は、番組を編集したのは自分たちではない、データの検証がされていないことが事前にわからなかったのが悪いと謝っているが、「納豆がダイエットに効果があるという番組を放映したこと」そのものに対する謝罪はしていない。 納豆がダイエット効果があると言われたから、それを間に受け毎日朝晩「嫌いな納豆を我慢して」食べていたのだ。 にもかかわらず返って体重が増えたではないか。データが検証されていようがされていまいが、ダイエットに効果があれば問題ないことだ。 だから「実はダイエット効果はありまへんでした・番組はうそでした」と謝罪すべきではないでしょうか。 番組そのものが正しくなかったとは言わずに、その中身の一部が間違っていたと謝罪しているだけなのです。

 言い出せば、同じような内容はいっぱいあります。 福知山線の脱線事故を起こしたJR西日本の電車には「事故防止のキャンペーン」看板が時々差し替えられながらぶら下っていますが、注意して読むと、どの看板にも、内容に矛盾があるのです。JR日本の独りよがりな・素人受けをするような言い方しかしておらず、キャンペーンに載っている枝葉末節の対策を履行しても事故が無くなるとは思えないのです。 JR西日本の関係者は、キャンペーン看板に矛盾があるのをなぜ事前に見抜けないのでしょうか。 JR西日本の人達は、あいも変わらず、私経営者・私管理する人・私キャンペーン看板を作る人・私電車に掲載する人・私運転する人とそれぞれの持ち場を守ろうとしているだけで、「事故防止」に真剣に取り組んでいるのですかと聞きたくなるのです。
 
 私は、このようなことを一日中考えているわけではありません。このように考えてるのは起床してしばらくの間・自分では頭が冴えてるときだけです。他の人達から見れば、「あいつ何考えてんやろ」となっているだろうが、
TopPageに記載しているように「去り行く者の自己主張と徒然なる者の時間の活用事例紹介」であることに変わりはありません。この日記に毎朝一時間ほど費やしています。


2007/01/21 (日)
 世界的な大ベストセラーとなり、映画も大ヒットした小説「ダ・ヴィンチ・コード」で最後の謎解きの舞台となる英スコットランドの「ロスリン礼拝堂」の観光客が、昨年1年間で17万人を記録し、例年の5倍以上になり、礼拝堂の収入も昨年は60万ポンド(約1億3800万円)に上ったという。 
 不二家の不祥事が報道されると、日本中の店頭から不二家製品が姿を消し、納豆がダイエットに効果があると報道されれば、私の行くスーパーでは納豆がいつも売り切れている。
 
 先日ダビンチ・コードを見た。何のことはない。根も葉もないフィクションであり、まったくつまらないストーリだった。なぜ大騒ぎされていたのかわからない。
 私は、納豆がダイエットに効果あると言われたので、以来、好きもでない納豆を我慢して「朝も晩も」食べていたが、体重はむしろ増え気味だった。 この報道について、関西TVの社長が会見で、納豆のダイエット効果は事実でない・検証していない事が報道されたからと謝罪していたが、肝心の「納豆がダイエットに効果ありやなしや」については何もコメントしていなかったし、またホームページの謝罪文でも効果がないとは述べていない。謝罪になっていないではないか。

 普段マスコミの言うことは、何事も半分うそだと言い続けていたのに、今度だけは納豆のダイエット効果の話に、私は完全にだまされた。簡単に痩せれると言う言葉にのせられてしまったのは、「欲ボケ」と同じ類の失策だった。かみさんは最初から「そんなもの・ダイエットに効果あるわけないわよ・TV局は納豆屋さんからコマーシャル料を貰ってるのではないの」と言っていたが、正しかったようだ。

 ダビンチ・コードも納豆も、マスメディアによって作られた話だった。 ダビンチ・コードは三文映画だったのにマスコミが騒ぐので大ヒットし、そのお陰でロスリン礼拝堂はお賽銭でホクホク。不二家はマスコミによって十年以上も前のことを持ち出され、つぶされてしまうだろう。 納豆屋さんは思わぬことで売り上げ三倍増で喜んでいたのに、つかの間の喜びだった。 この番組の視聴者はまたまた「はめられた」気持ちだが、その怒りをぶつける先が無い。
 
 お陰でTV番組に対する興味が増えた。即ち、他のTV局が特番を組んでまでフジテレビや関西TVを叩くことを期待しているのだ。 政治家や公務員の失言だったら朝から晩まで流し続けるのに、そして一般の人達の起こした事件だったら面白おかしく特番を組むのだから、今回の納豆詐欺は、もっともっと大騒ぎになるはずだ。 どうせやるなら、お互いのTV放送の膿を徹底的に暴露して欲しいものだ。


2007/01/20 (土)
 名古屋市地下鉄でまたまた談合の摘発があったらしい、大手ゼネコンが談合に参加しているから始末が悪い。 それに変わる企業がないから始末が悪いのである。発注の規模から考えると、そして工事を進めていく時の効率から考えると、必ずしも談合が悪いとは言えない。 悪いのは、工事の企画から完成引渡しまでの間の行為の中で、不正があり・誰かが不当な利益を受け/その利益は税金で支払われるということではないか。 しかも一連の行為が闇の中で行われている。

 相変わらず、官を含めた大手企業の談合はなくならない。それは、彼らが「しばらく頭を下げておれば」、火の手が収まる/しばらく待っておれば官も仕事を出してくれると考えているのではないか。 1月13日に賞味期限の切れ掛かった天下りの人たちの話を記したが、大手ゼネコンが天下りを受け入れるのは、「談合が出来たりあるいはそれに近い情報が得れること」が出来るメリットを考えてのことだろう。 彼らが本気で談合をやめると言うのならば、賞味期限の切れた人や切れそうになった人達を外部から入れることを止めることからはじめたらどうなのか。
 
 そもそも、私には「予定価格」なるものが理解できない。予定価格の設定が、何に基づいて設定されているのかが理解できないし、予定価格に近い価格で落札すると言うのも、必ずしも理解できないのだ。 私が買い物をするときには勿論予定価格は設定する。 高価な品物を買うときには、幾つもの店に行き、いろいろの商品の価格を調べ、購入する店と製品を決める。購入するときには、更に、どれほど値引きしてくれるのかの交渉をする。 値引き額は、その店によって異なるが、時にはサービス品を付けてくれることもある。最終的には、予定価格の80パーセントで購入できたり、時にはだいぶオーバーしてしまうこともある。

 そのような努力を発注者はしているのだろうか。予定価格の設定に対する評価は誰がやっているのだろうか。 すっきりしない予定価格に対して、発注側も業者も予定価格を金科玉条のように考えている。 私は、談合業者も悪いが、発注者にも同じほどの罪があるのではないかと思っている。
 たとえば、年金を集め、その一部を使って全国各地に建設した巨大な・巨額建物は、ゼネコンが関与している。 官も民も計画された敷地・建物・設備や調度が適切であるかの検討はせずに、それらの価格の積算合計が固定したものであると考え、それらの無駄な建設を小さくするような、あるいは無駄ではないかという評価が出なかった官と建設業界の体質が顕在化しないところに問題がある。

 ずいぶん昔の話ではあるが、異業種交流の目的もあり、大手ゼネコンの技術者と一緒に「○○技術研究会」なる会合で一年間討議したことがある。そのとき、ゼネコンの技術者の言う「予定価格」なるものが理解できなかったので、私の買い物をするときの話をしたが、そのときの説明は「大手ゼネコンの技術者の立場から見た説明、即ちはじめから予定価格が決まっている」の説明であった。今も尚、予定価格なるものの設定方法とゼネコン業者の対応の仕方が理解出来ないままである。 


2007/01/19 (金)
 元オリックスの中村紀洋内野手は自由契約となってしまったが、「欲ボケ」の結果のように思えて仕方がない。

 中村選手がメジャーリーグに行く時/行っていた時の言動が特異だったと当徒然日記に記したことがある。そのとき彼は大成しないだろうと書いたと記憶しているので、それを探したが見つけることが出来なかった。 米国で試合に出してもらえないのは、彼の実力がなかったからではなく、監督の好みによって彼が排除されたと言っているからであるが、私は、それを彼のブライドではなく、驕りだと決め付けていた。 私が懸念していたことは、二年後になるとさらに悪化し、終に自由契約選手になってしまった。

 対価即ちもらえる年俸は、自分の能力を雇用主がどのように評価するかによって決まるのに、自分の能力があると思っているから、評価以上の対価を要求しているのではないか。中村選手は思い上がり過ぎているのではないか。

 1軍最低保障(1500万円)程度の年俸で契約できるのであるから、自由契約となれば拾う球団もあろう。もうしばらく様子を見よう。どこかに拾われたならば、今期の活躍ぶりを期待しよう。彼の賞味期限が切れていたのか残っていたのかのかが結果でわかる。そして、評価が適切だったかどうかがわかる。


2007/01/18 (木)
 問題を起こしている不二家のホームページに、安全宣言が出されている。

 平成19年1月16日に弊社ウェブサイトなどで公表させていただきました件で、お客様に多大のご迷惑をお掛けいたして申し訳ございません。不二家洋菓子店以外で販売している菓子・飲料製品の安全性についての現在の見解は以下の通りでございますので、ご理解のほどお願い申し上げます。と言うものであるが、安全宣言の根拠として、ISO9001の認証取得をしているからと言うものである。

 消費者に対して、このような説明が通ると思っているのだろうか。余りにも自分本位のそして消費者を無視した言い方ではないか。 日本におけるISO認証の取得は、企業の品質体制を構築すると言うよりも外部に対する看板の役割がある場合が多い。 ホームページに記載されている文言は、「不二家の製品は包装は立派やから、中身は腐ったり、腐りそうな材料をつかってますけど、食べても安全でっせ」と言っんのと同じではないでしょうか。 そんないい加減な弁解と説明で、消費者は納得しないですよ。不二家の商品を食べようと言う気にはなれないですよ。

 ISO取得をしているからこのような不適合が起きないと言う企業は、全員がISOマニュアルの基本精神から勉強をしないといけませんねぇ。 幹部は、ISO9000がなぜヨーロッパで発祥したのかなどを含めて、ISOの規格は何を規制しようとしている規格なのかが解っていませんねぇ。 緊急に第三者の外部審査を臨時に受けるとは、内部監査ではギブアップと言ってんですか。 
 不二家の幹部は全員辞めたらどうやねん。今回の安全宣言をホームページに載せたことで、ますます不二家の品質管理体制が悪いと暴露したように思えるし、お客を愚弄しているとしか思えない。小手先の言い訳では「破産」へ進むだけではないですか。


2007/01/17 (水)
 ワイの英会話はなかなかネイティブスピーカーには通じない。 そしてネイティブスピーカーの喋る英語もワイには伝わらへん。 ワイの英会話力がプアーなのは残念ながら認めるが、相手の英語もいい加減やでぇ。 だからワイにはチンプンカンプンなんや。たとえば、日本人は「インターぁネット」とターぁにアクセントをつけて正しく発音してんのに、彼らはインにアクセントを置き発音するから「」や。 これだったらまだ聞けるけど、簡略化して「ナネ」と喋られればわからへんでぇ。  「インターぁネット」がどれくらい通用するかのネイティブスピーカー相手に試したことがあるけど、なかなか通用しなかったなあ。勿論インタネットは通用するが、ナネも通じるみたいや。 ワイの正しいと思っている発音は、世界的には通用せんようや。

 ワイはいつも次のように考えている。即ち「英会話力のないワイが悪いのではない/ワイが聞けないような発音で喋って来るのが悪いんや/彼らは自分はネティプスピーカだから英語が上手いと思ってるらしいけど、本当は英語が喋れへん/喋れんのはワイと同じや」 そう考えると気楽になるでぇ。 彼らが早口で喋ってるのは、上手く喋れんから端折ってるねん。正しい英語で話をしようとすると、「インターぁネット」になり、決して「ナネ」とはならへんはずや。それを聞けないのは当たり前なんや/ワイが悪いんではない/相手が悪いんだから何度でも聞き返せばいい。 そして何度聞いても分からんときは、おまんの言葉はわからへんよって、すんまへんけど日本語で喋ってくれへんと言えばいい。  そうです、この方法は相手が文句言ってるときにお奨めしときます。そうすれば相手は文句言うことを止めてくれる。 それでも止めずに攻めてくるときは、文句あるなら日本語習って出直したらどうやねんと言えばいい。

 と言いながら、もっと聞けないといけない・旨く伝えたいと思いながら、それが出来るようにするための努力をすることなく毎日を過ごしている。 
 しかし、歳と共に次第に私の頭の中は空になりつつあるから、そして昔のように頭を使うことなく日ごろ十分「休ませている」から、我が頭の中の空き地に、英会話力という新ソフトがインストールされた時には、何の苦労も無く異国の言葉が使えるようになるのかも知れないと思っている。 


2007/01/16 (火)
 荷物が増えてくると、収納する所を確保するのに苦労する。 パソコンも同じだ。インストールしてある使いもしないソフトや作成したファイルなどが大きくなり、次第にパソコンの動作が遅くなる。動作が遅くなったパソコンは、リセットするのが一番いい。ある人が教えてくれた。人にもそれぞれのキャパがあり、それを超えるものを持とうとすれば苦しくなる。したがって自分が苦しくならないために、自分の持ち物の整理も必要と言うのだ。 そして、一つの空き地を造ると、必ず、その空き地を埋めるものが与えられると。

 持ち物とは何だろうか。 財産もあろう。お金もあろう。友人もあろう。家族もあろう。知識もあろう。健康もあろう。自分相応の持ち物の種類やその大きさなどは時と共に変化していく。
 
 私が年末宝くじに当たらなかったのも、お年玉年賀葉書のお年玉では切手シートが一枚しか当たらなかったのも、神が私を見捨てたのではなく、私のキャパがオーバーすることが無いようにとの配慮してもらった結果と考えないといけないのです。 当たらなかったからこそ、ボケずに昨年のような生活が出来るのです。 
 政治家の諸先生方やペコちゃんが、せこいごまかしでお金を得ようとするから、今になって叩かれるのです。 身分相応のことをしておればよいのに、無理するからそのつけが今になってあらわれるのです。 見かけの信用が「実はハリボテの信用」だった暴露されるのです。 


2007/01/15 (月)
 毎日暖かい日が続いている。公園のグランドでは朝7時半ごろから野球の試合を始めるために両チームの選手がキャッチボールをしている。さすがに選手と散歩している人達しか見えないが、この寒さは、彼らにとっては気にならないようだ。
 このまま温暖化が続けば、地球の気象が予定よりもはるかに早い速度で変わってしまうのだろう。勿論日本の気象も同じであろうが、それにしても冬季に台風並みの風が吹き、超大型竜巻が発生するようになってしまった。気象の変化だけではない。巨大地震も発生しそうだ。 
 犯罪でも同じことが言える。 過去には想像も出来なかった新犯罪が毎日のように発生している。

 そのような不安を頭に刷り込まれながら、「津波警報が出ても非難しなかった人が多かったこと」に何も関心を示さず、地震対策や地震発生した後のことを一切考えていないおかしな自分がある事を認めざるを得ない。 


2007/01/14 (日)
 山崎拓前副総理が自分ひとりの判断で「対話と説得の努力のために平壌を訪れ」ていたが、その後の記者会見で「一応の役割を果たしたのではないかと考えている」と発言しているらしい。何をもって一応の役割を果たしたと言うのかはわからない。記者会見では、私にとっては想定内のことしか語られなかったが、ただ、宋日昊(ソンイルホ)日朝国交正常化交渉担当大使と延べ約15時間もの長い会談した事だけが評価出来るのではないだろうか。 
 そもそも、日本を代表するような人が、個人的資格でしかも個人の判断で、議員外交と称して、訪朝することがおかしい。 日本政府が山崎氏の訪朝を非難するのだったら、「積極的に止めない」のもおかしい。 そして記者会見で「一応の役割を果たした」と言わせているのはもっとおかしい。 今回の訪朝について、報じられているように国内での下打ち合わせが無いまま、勝手に行われたものとするならば、日本政府としては由々しき問題ではないのか。そのような政治家がおるからこそ、そして黙認している政府の脆弱さが、北朝鮮に馬鹿にされる理由ではないのかと言いたい。

 同じような行動をとっている日本の政治家も多い。 どこかの政党の人達があちこちの国々へ出向き、表敬訪問してきただけなのに、会談をしてきたように・誇らしげに宣伝しているが本当なのだろうか。 何のために/どんなことを打ち合わせ/どのような結論が出たのかは誰も言わないではないか。 視察に出かけることと会談することをごちゃ混ぜにしている。そのような政治家が多いから、じっと待っていると日本から「朝貢外交」に来ると言われているのではないですか。 


2007/01/13 (土)
 北海道では牛乳が余るので捨てているというのに、日本中の倉庫には乳製品がいっぱいだと言うのに、今度は、不二家が賞味期限切れの牛乳を使っていたらしい。  使用者から見れば賞味期限の切れたような牛乳を使うメリットは多いのだろうが、雪印の事件と同じように、不二家は取り返しのつかないことをしてしまったようだ。
 天下りだけは相変わらず多いが、天下りする人達は賞味期限が切れており、そして雇用者は不二家と同じようなメリットを考えているのではないだろうか。 談合問題で叩かれてはいるが、しばらく頭を下げておれば、再び立ち上がれるので、こちらの方は大したことではないらしい。だからこそ、しようこりも無く、談合がなくならないし、また賞味期限の切れてしまった人を雇ってるように思えて仕方が無い。

 一般の賞味期限の切れた人間は、再使用してもらえるかもしれないと自己努力をしているようだが、しかし賞味期限を少しでも延ばそうとするはかない努力でしかないようにも思える。

 団塊の世代と言われめげている皆さん、賞味期限が来たと言われて途方にくれようとしている皆さん、気にすることあらへんでぇ。賞味期限は皆さんが決めたのではあらしまへん。不二家の牛乳を見てみなはれ。賞味期限が切れてても、「腐ってへんかったら」使って貰えたやんか。ただ腐らんようにしてればいいんや。 腐ってしまえば終わりやけど、長持ちさせることは出来るんゃ。
 刺身だって、採りたての刺身は旨いけど、少し古くなった刺身はかえって旨くなること知ってますか。 「いい加減な新しさ」は味が悪いんゃ。 焼肉だって、バナナだって腐る直前が一番旨いらしいやんか。 我が徒然草の愛読者は、「腐っても鯛や」と堂々としてなはれ。 きっと、近いうちに良いことがありますよって、自分から動くことあらへんでぇ。  


2007/01/12 (金)
 このところ、朝は四時ごろ目覚めてしまう。 床に就くのが早いから夜寝ている時間が不足しているわけではないが、「昼寝が出来ない分」だけ、寝不足になっているようだ。
 朝早く起きても、外は真っ暗だから散歩にも出れない。


2007/01/11 (木)
 皆さん、NHK受信料はどういうときに支払わんといかんと知ってまっか。TV受像機があれば、NHKに受信料を支払わんといけんのやでぇ。 NHKを見てへんから受信料を払わんという屁理屈は通らへんのや。おかしな話やろ。TV放送がNHKしかないときに決めた話やから、今時おかしな法律になってしまってんねん。

 総務省は10日、次期通常国会に提出する放送法改正案に、2008年度からNHK受信料の支払いを義務化することを盛り込むことに関連し、NHKに対して、受信料を現在の水準より2割程度値下げするよう要請する方針を固めた。
 NHK受信料の支払いを義務化する法律は既にあるのに、何でいまさら義務化する必要があるんやろか。それよりも受信料を支払う条件が「TV受信機の有無」となってるのを変える必要があると思いません? 受信料を払わんといけん世帯の数が少なすぎると思いません? どんな法律を作ったって、このままでは不公平と思いまっせ。全員が受信料を払うようになると受信料は2割でなく4割程も安くなると思ってます。

 NHK受信契約スタッフの話によれば、世帯毎にTVを買われた瞬間から、アンテナが未取り付けで放送が受信できなくても、NHK受信料の支払いの義務があることになっているらしい。息子さんや娘さんが独立されてTVを持っていたら受信料は支払うが、下宿したりしているときは不要という。カーナビでTVを見る人もおり、パソコンでTVを見る人があるが、「世帯単位」で契約するのだから、一世帯一契約で良いから、TV受信機の数には関係ないそうだ。

 NHKが受信料を納入してないという100万の世帯は、受信契約をして受信料を払っていたのに、受信契約を継続してんのに受信料を払わんようになった世帯の数やそうや。100万の未払い者が問題にされてるけど、1000万人もあると予測される未契約者はあまり話題にならないのが不思議で仕方がないんゃ。ワイは受信契約をしていないんやけど、NHKは契約者を増やすための個別訪問は中止してしまったらしい。 最近は、DS受信用のパラボラアンテナまで取り付けているのに、NHK勧誘員は来ないのだ。

 平成16年3月18日の衆議院総務委員会での質疑によると、事業所等(事業所等では1部屋ごとに1契約)を除いた世帯契約総数は約3,500万世帯、本来契約をしなくてはならない有料契約対象世帯から考えると、契約率は82%、単身世帯では60%と低く、780万世帯以上が未契約で受信をしている計算になります。受信料は月額1,395円(カラー契約の場合、沖縄県は1,240円)ですから、未契約受信者のために毎月100億円以上の収入が失われていることになります。納得Comから

 ワウワウでも、只で見れる方法があるのを知ってまっか。 新規に受信契約をする時に、クレジットカードで払うようにすると、三ヶ月の受信料が只になるらしいでぇ。 二ヵ月半ほど只で見て、受信契約を破棄すればいいんや。 NHKはちょっとやそっとでは受信契約を破棄することは出けへんけど、ワウワウはフリーダイヤル一本で破棄出けるらしいやんか。面白い話と思わへん。 


2007/01/10 (水)
 約120年前に和歌山県串本町沖で沈没したオスマントルコ時代の木造軍艦「エルトゥールル号」の調査が始まったらしい。この事件は、日本とトルコの友好関係の起点として記憶されており、トルコで会った多くの人は「だからトルコと日本は昔から友好関係がある」と言われ、日本人と言うだけで歓迎され、トルコテーを提供されたことがある。
 トルコでは、「侍」・「武士道」・「芸者」という言葉をよく聴いた。彼らの考え方とそれらに相通じるところがあると言うのだ。 


2007/01/09 (火)
 自民党の山崎拓元副総裁が訪朝したが、何の目的で・どんな権限を持って出かけたのだろうか。政府が「北朝鮮が誠意ある対応を取ることを求め、北朝鮮が(核廃棄に向けて)具体的な行動を取るために、国際社会が圧力をかけ、日本も独自の制裁を行っている」のに、もし個人的な立場で訪朝したのならば、本人の常識と政治家としての感覚を疑いたくなるし、北朝鮮の思う壺になるのは明らかだ。 もし、山崎さんの訪朝の裏に、日本政府の綿密な戦略があるにもかかわらず、それを隠しているならば、さすがに狸だと言いたい。 その結果は近いうちに出てくるであろうが、期待している。


2007/01/08 (月)
 本日は成人の日と言うことで、全国各地で成人式が催されているらしい。
 マスコミが新しく成人式を迎えた人達を「新成人」と言っているが、私は、新成人とは「新種あるいは異種」の人類、即ち、新しい価値観を持った成人/新しい文化を持った成人/年寄りには理解できない成人と言う意味だと考えている。 新種の人間はありえないのだから、正確には異種の若者と言うべきだろうが、異種が生まれる環境や背景は、彼らの先輩である我々の世代がせっせと創ってきたことを忘れないようにしよう。

 「美しい日本」の実現とは昔の良かった時代に立ち返ることのように言う人があるが、日本人であるのにもかかわらず箸も正しくもてないような新人類がはびこっている時代に、昔の話を持ち出しても、聞いてもらえるわけがないのではないか。学校の先生が悪い・政治家が悪い・社会が悪いと言っているだけでは、美しい日本は決して造れません。


2007/01/07 (日)
 私が中古で5000円で手に入れた自転車は軽快で乗りやすく、気に入っている。 私の自転車を見た知人は同じものを購入したいと言うのでその店を教えたが、その店には同等のものがないらしい。 彼はあちこち市内の中古自転車販売店に立ち寄り探してしているようだが、彼が求めている仕様で適当な価格のものはまだ見つからないという。 知人が求めているものと同じような仕様の自転車は、新車販売店に行けば幾種類もあるが、しかしその価格は15,000円以上もするようだ。

 所変われば自転車も変わる。イギリスで見たほとんどの自転車は日本ではマウンテンバイクに分類されるようなもので、市内の自転車レーンや郊外の車道をヘルメットを着け高速で走っていた。韓国の自転車は軒並みゴツイものだった。 中国ではデパートで売られている自転車は4000円くらいだった(それが日本では一万円前後で売られている)。 下松では、半分ほどの自転車に切り替え付きのものがついており、そして非接触式の発電機が付いているものも多い。大阪での自転車は、小径車輪のもの、折りたたみ式のもの等々いろいろな種類のものが使われているが、切り替え装置や非接触式発電機が付いているものは少ない。 平地でそれほど距離は走らないし、夜間でもライトを付けて走ることがないからだろう。 その代わり、前かごに引ったくり防止のカバーを付いているものが多い。それだけではない。大阪にはサドルを付けない自転車が道端に止めてある。時には前輪や後輪の無いものまで、ちゃんと鍵がかかって停めてあるではないか。

 勿論自転車を使う目的と走行する所や道路条件が違うからだろうが、それにしても大阪の自転車は考えさせられる。


2007/01/06 (土)
 
所得がその国の平均的な水準の半分に満たない人口の割合を示す「相対的貧困率」は、日本は米国に次いで第2位らしい。
 内閣府経済社会総合研究所の太田清特別研究員の太田氏は「現在の日本の所得再分配の制度は、低所得層に恩恵が薄く相対的貧困率を高めている」と見ている。このため、所得が一定水準以下の低所得層に、基本的な生活に必要な額と収入との差額のうち一定割合の金額を給付する「負の所得税」導入などを提案する。「負の所得税」は、生活保護と比べて勤労意欲をそがない利点があるとされ、米国、英国、オランダなどで「勤労所得税額控除」として導入された例がある【毎日新聞】
 
 何のことはない。一定水準以下の低所得者には、一定割合の金額を政府が負担するというものらしい。 ワイも終身雇用の国家公務員とは言え、年俸は微々たるものだから、政府が「負の所得税」として、ワイの年金を増やしてくれるといっているはありがたい話ではないか。
 ワイは、年棒の目減りや年俸から取られる仰山の健康保険料や税金を気にしてんやけど、いつか「負の所得税」制度が施行されてくれば、気にすること無くなるんやろ。そして朝からプールに行ったり、昼寝をしたり、美味いもん食ったり、好きなことして過ごせるようだから、ますます働く気がなくなってしまうのと違うやろか。

 片や、ホワイトカラー・エグゼンプションと言い、残業代を払わないでも良いという制度を作り、今度は低所得者には収入の援助をしたらどうだろうかと言っているのだから、おかしな話のようにも思える。 政府がそんなこと考えるよりも、どうしたら国民が「働ける職場」を作れるのかを考えたり、金使わんでも生活できる社会・金が無くても裕福観のある社会を作ることを考えたらどうやねん。マグロも美味いが、鯖や鰯もおいしいでぇ。そして健康にもええやんか。鯖や鰯を食べとれば、出っ腹病にはならへん。


2007/01/05 (金)
 昨日が仕事始めだったところが多いようだ。街中には再び騒音と排気ガスが戻ってきた。そして人と自転車。
 私は、予定が急に変更になり1月8日が仕事始めになった。と言えば聞こえがいいが、一週間働けば後は自宅待機の身分となる。それが何時まで続くのかは今の段階では定かではない。  


2007/01/04 (木)
 私の知り合いにはいろいろな人がいる。 その先輩から次のような年賀状をいただいている。
 
【新年快楽万事如意】と赤い大きな文字が入っている。その後が面白い。今春は六ヶ国会議の成功を祈念し、中国に敬意を表する意味で漢式のご挨拶と相成りました。その心を日本語に訳せば・・・ と小さい文字。それに続いて、「今年も元気だッ 焼酎が美味い!」 とこれまた赤字の大文字。 との意味であります。 今年も元気だからも思い切り焼酎を飲みまっせと言う飲酒宣言の年賀状だ。
私は、六カ国会議の成功を祈念するために、饅頭を供えたいと言いたい方であるので、焼酎の付き合いは出来ませんが今年もよろしくご指導下さいと、この紙面を使った賀状の返信としておこう。

外にも面白い賀状が来ているので紹介したいと思っている。


2007/01/03 (水)
 面白い記事を見つけた。 私と同じ様なことを言っている。
 片道十キロで車と比べると、一年間で二酸化炭素一トン削減、ガソリン代四万二千円節約。一時間こいで食パン一枚分カロリー消費。時速は約十五キロ、時に車より早く着く。環境にも財布にも体にもやさしい▲答えは自転車。広島市の広報紙が長所を挙げて通勤手段に薦める。都市構造がコンパクトで、川沿いの道が整備された広島は自転車向きの町だ。そんな庶民の味方に逆風が吹いている▲警察庁の通達で自転車の交通違反取り締まりが強化された。前歴につながる「赤切符」を積極的に切るという。傘を差すなどの片手運転は五万円以下の罰金、二人乗りは二万円以下▲歩く身では暴走運転に危険を感じるし、所構わずの駐輪に腹が立つ。車の運転中は信号無視や飛び出しに肝を冷やす。自転車が関係する事故は増えており、歩行者を死なせるケースも。不届き者を懲らしめるのに異論はない▲だが自転車にも苦労が多い。駐輪場を探し回ったり、車道も歩道も通りづらかったり。運転免許を持たず雨の日は二人乗りで傘を差して子育てに奮闘する女性は、本紙への投稿を「ペダルが重くなる」と結んでいた。愛好者は「厄介者か」と嘆く▲中古家電のPSE騒動では、国がいかに庶民生活に思い至らないかが露呈した。自転車取り締まりは善良な民を苦しめるのが本意ではないと信じたい。それにしても駐輪場や専用道の整備が進まないのは、車依存から抜けられないから? それとも役所がまたがるから?【中国新聞】
 
 大阪市でこのような話をするとどうなるのだろう。先ず、ハンドルに付けた「傘ホルダー」がなぜ認められないのかと書かれるのではないだろうか。次に、自転車走行を取り締まる前に、不法駐車と駐輪を取り締まるべきと言うだろう。そして、自転車を含めて「安全マナーの改善」が必要と言うだろう/そのためには信号の時間を変える(通行量によって信号の長さの変更)が必要となるだろう。所によってはなぜ信号があるのかわからないような所もあるくらいだ。誰も使わないような立体横断歩道は撤去するといい。その脚が歩道の真ん中にあって往来の邪魔をしているのに気にならないのだろうか。 
 それらを一つ一つ改善すれば、取り締まりを強化しなくても、自転車事故を含めて交通事故は半減するのではないか。その前に、大阪では取り締まりをするおまわりさんの姿勢を正すことが先決だと言いたい。


2007/01/02 (火)
 先輩から、写真入年賀状をメールで頂いた。

 83回目の正月たのしんでいます 望外の喜びです 
 広島の灰いっぱいかぶり 頭髪半分に成った体ですから
 (三行省略)
 家には二人の曾孫ができました 満2歳の記念写真ですが 男の子なんですよ 

 何か妙な時勢に戻りそうな気配が・・・して
 今の天皇さん誕生の旗行列した子供時代 後はドミノ倒し・・・でしたねー 
 鉄砲担いで・・・・・・・ なんて いやですよ

味わいのある名文なので勝手に記載させて貰いました。 写真に写っている姿は、とても83回目の正月を迎える人には思えない。私よりも若いではないか。


2007/01/01 (月)
 あけましておめでとうございます。今年も、徒然日記は継続いたします。