2006年10月 徒然日記 |
2006/10/31 (火)
いじめで自殺するのは、生徒だけではないらしい。茨木県では履修漏れが発覚した県立高校の校長までもが自殺した。警察は同署は自殺の動機を調べているというが、「校長がいじめられたから自殺した」という結論にはならないだろう。
衆院教育基本法特別委員会では、学校現場に責任があるのか、文部科学庁を中心とした教育体制に問題があるのかが論議されているらしいが、はっきりしているではないか。 教育現場の先生や校長が死んだり責任を取ることがあっても、文部科学庁の役人が自殺したことを聞いたことが無い。 というのは前者に責任があると当の本人は認めていると言うことではないのか。何時ものことながら、国会はイントロの談義だけで終わってしまい、論議すべきことを論議する時間がなくなってしまうのではないか。
いじめや履修詐欺があった学校側は、なぜそれを素直に認めないのだろうか、なぜ前言を訂正して、お茶を濁したようなそして教育者と思えないような日本語を使って、弁明をするのだろうか。学校側は「責任」を認識しているのに、それを言えないのは、「誰かが」学校側に圧力をかけている、即ち「いじめている」からである。茨木県の校長先生は明らかにいじめられたのだ。
いじめや履修漏れの責任は、学校現場にも文部科学庁にも国民にもある。勿論責任の重さは違うのだろうが、誰が悪いとすぐに結論付けることは出来ない。責任逃れや責任の押し付けをする前に、「現実」を素直に認める必要がある。 マスメディアも学校現場も教育関係役員も政治家もそして父兄も、「責任」を論議する前に「事実」を認めようではないか。何が起きているのかもはっきりしないのに全員が「否認し続けて」いるのは、非を認めた人だけが責任を取らされるような風潮があるからではないか。 事実が明らかになった後で、その原因と責任を追及すればいい。そのような風土に変えていかなくてはならない。
2006/10/30 (月)
「いい加減にしてちょ」と言いたくなったのは、新大阪駅で切符を買うときの話である。これで三回目や。
「下松まで往復切符を下さい。徳山まで新幹線の自由席」。今回は「下松」が何処にあるのかすぐにわかってくれたらしい。「広島経由ですか」。何かへんなことを聞かれたとは思ったが、徳山は広島の先にあるし、まさか山陰線経由で徳山へ行くわけでもないので「そう」と答えてしまった。 切符を確認せずそのまま受け取り、改札口で往路の切符を取り出そうと行き先を確認すると、特急券は「広島」となっているではないか。 発車までに少し時間があったので、窓口まで戻って「特急券」を変更してもらうこととした。 「徳山までの新幹線自由席に変えて欲しいのですが」。 「わかりました」。までは何も文句を言うことはなかったのに、お嬢さんが続けて言うではないか。「お客さんは広島経由でなかったのですか?」。 「徳山へ行くには広島経由ではないんでっか」。 「下松へ行かれるお客さんは、広島で下車される人と徳山へ行かれる人がおられるので、わざわざ確認したのですが。私は広島で下車する人のことを広島経由としています」。 文句を言っても何の得にもならないので、自分は地図の時間をサボっていたから広島も徳山も下松も何処にあるのかわからないのが問題なんやと思うこととした。 JRで切符買うときには、「地図」も「国語」も勉強しとかんとあかんらしい。
2006/10/29 (日)
学校での学力低下/いじめ/学校内暴力、そして履修偽装詐欺、教師の能力不足が話題になっているが、
国レベルでは学校教育法の改定をしようとしている。
大阪に限ったことではないだろうが、学校内部が見えない仕組みになっているのに驚いている。教室で学んでいる様子は勿論、校庭で遊んでいたり、体育をやっている生徒が観察出来ないように囲われてしまっている。 部外者が学校に簡単に入れないようにしている積りだろうが、「中で何が行われているのか」もわからないようになっている。
たいていの学校は、金網のフェンスの中にはわざわざ高い生垣で囲ってあったり、高いブロックで囲んである。正門には「学校に御用の無い方は・・」と大きな看板がかけてあるので、校庭で野球の対抗試合をやっているのに、見物も出来ない。 第三者に、学校内の出来事を覗けないようにするから、閉じこもるからこそ、いろいろな問題が隠されてしまったのではないか。
学校内の様子が外から見れるようにしようではないか。 次に、使用していない教室を開放して、老人のたまり場を作ればいいではないか。そのたまり場に生徒も出入り出来るようにすればいい。毎朝ボランティアで、公園の掃除や淀川の土手の草刈をやっている人も多いようだから、学校生垣や学校周辺のゴミの処理をしてもらえばいいではないか。 年寄りと一緒に通学すればよい。
2006/10/28 (土)
米国産牛肉問題が出て以来、米国産牛肉が危険なのかそうでないのかはわからないが、私は、米国産と表示されている牛肉は購入せず、お店が何処であれ「牛丼」は食べていない。そして、メディアが忘れてしまったような米国産牛肉問題についての行方を気にして追っている。
自民党の動植物検疫及び消費安全に関する小委員会は24日、BSE(牛海綿状脳症)の危険部位が見つかったため今年1月の輸入再禁止で保税倉庫に保管されたままになっている米国産牛肉約910トンについて、輸入を許可することを了承した。これを受け政府は、輸入再開3カ月に当たる27日に輸入手続きを再開する。 という記事を見つけた。
今年1月の輸入禁止処置がとられたときには、そのまま米国に戻す・焼却処分するなどと言われていたと記憶しているが、実は、何も処置せずそのまま日本側の保税倉庫に保管されていたようだ。そして、日本国民が米国産牛肉問題のほとぼりが冷めたころ、知らぬ顔して通関させる積りらしい。
当初、米国産牛肉は「検査」の方法が悪かったから「骨付きカルビー」が輸出されがてしまったと米国は言っていたのではないのか。今年の1月に輸入禁止した牛肉は、検査の方法が周知徹底されなかったから特定の業者に発生した問題だ/新しくルールを見直し、周知徹底したので今後は問題ないという結論になったはずなのに、今年1月までに日本に持ち込まれていた牛肉は、後で調べてみると、新しく合意されたルールに基づいた処置が為されていたから問題はなかったという米国側の屁理屈をなぜ日本政府は認めるのかがわからない。
このような言い方が通るならば、高校の単位不足問題があるのにもかかわらず「卒業させてしまったが」、後で調べてみたら、生徒は地理や歴史の知識があるとわかったので、「履修したこととする」と言うのと同じではないか。
2006/10/27 (金)
プロ野球の日本シリーズでは、中日ドラゴンズが惨敗。残念。
私は、日本ハムの新庄選手をボロクソ言っていたが、彼なりの勝つためのパーフォーマンス・モチベーション高揚の手段として受け入れないといけないのだろうか。プロ野球そのものがエンターティンメントだから、それでいいのかも知れない。
2006/10/26 (木)
富山県立高校で発覚した履修単位不足問題は、各県の公私立高校に飛び火した。 履修を装った報告書を教育委員会に提出する「架空履修」もあるらしいから、虚偽申告していた学校の校長は自分が詐欺行為をしていることは承知しているらしい。
世界史、日本史、地理のうち1科目しか履修していなかったというが、私の高校生時代とそれ程変わっていないのではないか。40年以上も前の私の高校時代の記憶であるが、歴史担当の先生に「江戸時代までしか進まないのではないのですか」とクレームを付けたことがある。そのときは「お前は黙って授業をうけとればいい」と言われ、そして結果的には江戸時代途中までしか進まなかったと記憶してる。 その当時も今も、日本では歴史を知ることがどんなことを意味するのかを考えていないのです。そして日本の学校での歴史教育は江戸時代で終わっているのです。
なぜ今になって、学校の履修の単位不測問題が大きく取り上げられてきたのか、そして履修単位不足が始めて判明したかのように報道するのかがわからない。自分の子供達が学校で不正あるいはおかしな授業を受けていると知らなかったのだろうか。
中国や韓国が「歴史認識をしていない」と言うのは、学校では歴史教育をしていないという指摘だったのかと考えると面白いではないか。
奈良時代には、隋や唐を通じて、既に国際交流は行われており、遣唐使を唐に使わした時代の日本の国際感覚には素晴らしいものがあります。そして遠くギリシャやローマの影響を受けた文化を知っていたのです。 このようなすばらしい歴史のある国の歴史を教えなかったり、江戸時代で終わらせてはいけません。日本の忌まわしい歴史があるからと言って、歴史を止めてはいけないのです。
2006/10/25 (水)
正倉院展を見てきた。 宝物の由緒を物語る「国家珍宝帳(こっかちんぽうちょう)」や写経の漢字に特に感銘を受けた。
2006/10/24 (火)
奈良市の環境清美部の男性職員(42)が病気を理由に休暇や休職を繰り返し、過去5年間に8日間しか勤務してへんのに、5年間で約2700万円もの給与などを受け取っていたらしいやんけ。
ワイは、今は出勤する必要がない終身雇用の国家公務員になって、二ヶ月にいっぺん給料貰ってんねんけど、それだけでは生活出けへんので東京にある会社に雇ってもらってんや。そこでは技術顧問ちゅう肩書き付けて貰ってんけど、出社に及ばずと言われてるんで、東京の会社にはこの五年間で7,8回しか出社してへん。
こう書けば、ワイと奈良市の職員は同じ様に聞こえるかも知れんが、ワイの会社には休暇制度や有給制度は無いんで、働らいた分しか給料は貰へへんのが大きく違うとこや。 そうや、ワイはその都度雇いのパートタイマーなんや。 そやから、奈良市の職員はスーツ着て「超高級ポルシェ」乗れるけど、ワイはジャージー着て中古の「軽快自転車」にしか乗られへん。
ワイは会社に出る変わりに時々区役所に出かけるんゃ。「健康保健料が払われんようになったんで保険料まけて貰へへんかとか、何でこんなに税金収めなあかんの」など、頼みに行くんや。 そんなときは別室に導かれたこともあったけど、ワイが頭を低くしてお願いしてるに対して、区の職員は「何時も横柄に応答してくれ」追い返されたもんや。 奈良市の職員は勤務先に金出せと交渉に行くんやからたいしたもんや。 ワイも国家公務員でなくて奈良市の職員になれば良かったのかも知れへんが、ワイの毎日も楽しいから後悔はしてへん。
大阪府かておかしいことが多いでんなぁ。何時自己破産してもおかしくない台所なのに、職員の給料はぎょうさん出てる。人事委員会勧告で、給与月額をたった6172円(1・46%)を引き下げるよう勧告されたらしい。勧告通りに府が見直しを行えば、職員の平均年収(44・5歳)は約1万8500円減額され696万4000円になるんやて。府の支出はたった約18億円の減額にしかならへん。 これは奈良市の不良職員と「同じ言い方のゆすり」をしていた大阪の民間人一人に利益提供していた額のたった数倍や。
いろいろ考えると頭に来るから、ワイは「働かんでも大阪府の職員の何分の一かの年金を貰ってる国家公務員」や/「真面目に働いてる職員よりも恵まれてるのかも知れない」と思うことにしてんねん。そうすれば年金が目減りしても「もらえるだけ有難い」と思えてくるやんか。
それにしても、大阪・京都・神戸・奈良には、悪い公務員やそれに関係する悪い人が多くおりまんなぁ。
2006/10/23 (月)
中日と北海道日本ハムの日本シリーズ第二戦は北海道日本ハムが5−2と逆転勝ち。初戦の雪辱を果たし、対戦成績を1勝1敗のタイとした。
中日を応援している者にとっては残念な結果となったが、第三戦以降の中日ドラゴンズに期待しよう。
2006/10/22 (日)
Book Marker 作りに凝っている。 皆さんから上手く出来ている・綺麗だ等々と上手くおだてられ、そしてあんなのが欲しい・こんなものが欲しいと、またまた乗せられ、種類にして10種類以上、数にして150枚以上のものを作り、皆さんに配ってしまった。と言うよりも押し付けたと言えるかも知れない。AlbumのBook marker に気に入った/好評のしおりを載せておきますのでご覧下さい。また、ご希望の方には進呈しますのでご連絡下さい。
ホームデポに行ったら、色々なラミネート機があるではないか。 葉書サイズの機械が1600円で購入出来る。 ラミネート用紙が100枚で500円だ。早速購入して来て、しおりを増産することにした。
自分のアルバムから写真を選択し、トリミングし、文字を入れて印刷する。ここまで進めば後は機械的な仕事になる。L版の印画紙に二枚の写真をコピーするので写真を切り離し、そしてラミネート加工し、写真を再度切り離し、穴を開け、リボンを付ける。 慣れてくるとどんどん能率が上がってくるようになる。 リボンの取り付けはかみさんに下請けしている。
かみさんいわく「お父さん・いよいよ内職が始まったみたいね」。「秋の夜長の内職か・売れれば良いのに」。 以来、作れば作るほど、渡した相手におだてられ、自分にもこんな才能があったのかと自己満足し、冒頭で述べるように「しおり作りの内職」にはまってしまい、材料費は勿論、一銭の手間賃も貰えない楽しい仕事になってしまった。
当初、「しおり」をそれ程多く作ることになるとは想像もしていなかったので、ラミネート加工は業者に頼むことにして、近くの写真屋を幾つか回った。 一枚350円と言う店もある。100円でも高いと思っているのに、350円とは耳を疑ってしまった。「えっ、L版の半分のサイズ一枚の値段が350円でっか?、ほんま?」。(350円は写真店がメーカーに送って加工するときの標準価格らしく、幾つもの店で言われた)
写真屋さんにも色々あるが、「そんなもんやってたらもうからしまへんから、うちではラミネート加工はやってまへんのゃ。手間ばっかりかかるんでっせ。写真をはさんだり、切ったりどうもならへん」とまで言う店まである。 ワイはそんなこと聞きに写真屋に寄ったんではないのや。 ラミネート加工が出来るのかどうか、出来るとすれば一枚幾らかを聞きに来たのだから、「すんまへん/うちではラミネート加工やってまへんのや」とだけ言えば良いのに、やってない理由まで言う必要はないやんか。 アンさんとこは客商売やってんやから言い方変えたらどうやねんと言いたくなったでぇ。大阪商人という言葉があるのに、このような変な店に出会うことも時々ある。
2006/10/21 (土)
北朝鮮の核は脅威となり得ないのではないか。 今回の核実験が核爆弾としての実用化にすぐに結びつくとは考えられないし、核爆弾が出来たとしても、それを運ぶためのロケットの開発と、ロケットの誘導装置が開発されないと使い物にならない。北朝鮮が核を有効な武器とするためには、まだ数年必要なのではないだろうか。 私は、北朝鮮の脅威とは体制が崩壊する前に軍部が暴発すること、そして、北朝鮮の体制が崩壊したあとの大量の難民が出ることではないだろうかと考えている。その場合の一番の被害国は韓国と中国であろう。
当面の間は、北朝鮮の核とミサイルそのものは脅威でないし、また日本めがけてミサイルが飛んできたとしても、何処に向かうのかコントロール出来ないであろうから、私の頭上で核爆弾が爆発したとしても、交通事故にあったものと諦めれると考えることにする。
核そのものが脅威と言うならば、日本には北朝鮮の1000倍ほどの「核」があると言うから、日本も立派な核保有国であり、常にウランが輸入できなくなる危険も含めて“核の恐怖”を感じていなくてはならない。 北朝鮮からわざわざ核を持ち込まなくても、日本国内で原子炉をターゲットにテロ等を起こせば、核爆弾の爆発以上の被害を日本に与えることが出来るので、本当に怖いのは日本が持っている核そのものではないかとも言える。
日本では核の議論をすることすらタブーとされているのはおかしい話であるが、このタイミングに政治家がそれを口にすることはどうかと思う。 核に関する論議はこっそりやるべきではないのか。
2006/10/20 (金)
米国の人口が3億人を超えたとある。そして、米国の人口構成は日本ほど末すぼまりになっておらず、若年層がかなり確保されている点が目立っている。
これは日本ほど出生率が低下してきていないためであり、その要因としては、比較的若い世代が多い移民流入(図録1170参照)、及びヒスパニック系や1990年代までの黒人の高い出生率が上げられる(図録8650参照)。人種別・民族別の人口ピラミッドは図録8730参照。
日本では、合理化と称してあらゆる部門で少人化を進め、企業では余剰人員を吐き出そうとしている。生産性が上がれば上がるほど人が要らなくなってくるのは当たり前のことだ。
余剰人員を出すために・企業として生き延びるために、生産性向上と称して、高機能のロボット開発に励んでいるが、マスコミに出て来るロボットは特異な用途のものが多いのであろうが、それらの性能は限りなく人間に近づき、その姿まで人に似せようとしている。 旧約聖書の「神は、自分に似せられて人を造った」に代わって、人間は「人は、自分に似せてロボットを造ろう」としているのである。
私にはよくわからないが、もし北朝鮮という国が崩壊した場合には、日本は難民を受け入れるのであろうか。 ボートピープルが日本沿岸にたどり着いたらどうする積りなのだろうか。米国がヒスパニック系の移民流入を“寛大に受け入れた?”ように、彼らを受け入れるとすれば日本国民としてどのように対応する必要があるのだろう。 受け入れられないとすれば日本は中国や韓国と同じような態度をとらざるを得ないのではないか。
同様に、私は、今国会で論議している年金問題・健康保健制度や格差拡大などについても、何か抜けていることがあるのではないかと思えて仕方が無い。
世界の人口問題のページにアクセスしてみて下さい。 日本の借金時計は、このページのリンク先で表示。
2006/10/19 (木)
安倍首相が、北朝鮮の核実験と学童の自殺問題を追い風にして、改革を進めてくれるものと期待している。
今日京都の下鴨神社に行った。特別な目的があったわけではないが、強いて言うならば「さざれ石」の写真を撮りたかったからである。 国歌の君が代にもうたわれている「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」
のさざれ石はtopページの写真のような石を指しているのです。 下鴨神社に置いてある石が巌となるにはまだまだ時間がかかりそうで、巌になるまでに崩れて砂になりそうでした。
2006/10/18 (水)
毎朝、朝ズバッを見ている。みのもんたさんのキャラクターも面白いが、同じような他の番組に比べて出演者のコメントがまともなように思えるからである。 みのさんも、毎日の事件に対して「怒り」を番組内で表現しているが、みのさんのキャラクターによって、それが嫌味に映らないようにしているのは立派だ。
最近、国際問題、例えば北朝鮮の核実験の話題について、エンタテーナーが司会する番組が増えている。勿論その番組は司会者が編集している訳でないので、特別気にすることではないかもしれないが、そのような番組に限って、参加者も「現役のお笑い」が多い。 そのような番組では、肩書きのついた“先生”が誰かの真似して極当たり前のことを喋っているかと思うと、引き続いてお笑いさんがわかったような相槌を打つ。 娯楽番組がそうであるように、その番組が終了すると同時に、忘れてしまえばまだ良いのだが、視聴者に誤った情報を与えて終了してしまうような番組、即ちまともな話なのか、エンターティメントの延長なのかがわからないような番組が多いのが気になる。
2006/10/17 (火)
学校でのいじめが原因して小中学生が自殺するような可愛そうな事件が続いている。 いじめの事態があるのに、見て見ぬ振りをするような先生や校長が教鞭をとり。そしてそれらの先生方を教育委員会の人達が管理しているのかと思うと、教科書の問題や事業時間数の問題ではなくて、指導者のモラルそのものがおかしくなっているとしか思えない。
安倍総理が教育改革を第一の仕事としているのは正しいことだと思う。何をさて置いても今の教育現場の「実態把握」をすることが必要ではないのか。 今回のいじめによる自殺の責任追及では、先生も教頭も校長も教育委員会も自分の責任を逃れることしか考えていないのではないか。彼らの態度は、教育ということから離れ、そして主役の子供は何処かに置き忘れてきてしまっているとしか考えられないのだ。校長や教育委員会の説明は、日本国民のほとんどは理解できないであろう。こともあろうに「日本語教育」の問題が論議されている時期に、日本語になっていない日本語を喋っている教育現場のトップは、生徒にも同じような「何言ってるのかわからんような日本語」で接していたのではないかと思うと、校長や教育委員会に任せておくことは出来ないと思いませんか。今の現場を「父兄」の立場からみて分析することから始めないといけないのではないでしょうか。
生徒とその親は、学校を選べない。そして担任の先生も選べない。勿論学校の先生全てが悪いのではないとは思うが、誰が悪い・学校制度が悪い・家庭が悪い・社会が悪いと言う前に「先生方自ら」の自助努力で改革をしないといけないのではないか。 教育制度が悪いのではなく、それを運営する人たちが悪いのかと思うと、先生や教育関係者の資質を父兄の立場からみて評価出来る仕組みを作らないといけないのではないでしょうか。 変な世の中になってしまったように思います。
2006/10/16 (月)
私は、2005年2月10日から喫煙を止めている。以来一度も吸っていないが、食事の後などには、未だに吸いたいと思うことがある。
新幹線の喫煙車の匂いは、自分が喫煙しているときでも喫煙車には座れなかったが、今はその中を歩くことも出来ない。 食堂などでタバコを吸っている人の近くに座ると、その匂いがたまらなくなってしまう。不思議なことに、タバコの匂いがする時には、タバコを止めてよかった・あんなものをなぜ吸っていたのだろうと思うのに、なぜか食事の後や何かやり終えてホッとした後には、このような時にタパコを吸うとたまらなく気持ちがいいのだろうと思ってしまうのだ。
厚生省は、喫煙率を減らすために目標値を設定したらしいが、目標達成のためにいっそのことイギリスのように一箱1500円にしたらどうだろう。TVでタバコやお酒の宣伝をしている国は何処にあるのだろうか。
2006/10/15 (日)
今度は、松坂がメジャーリーグに行くらしい。それに対して、楽天の野村監督は、
楽天の野村克也監督(71)が13日、今オフにポスティングでのメジャー移籍が確実となった西武・松坂の流出に警鐘を鳴らした。
秋季練習に集中できないほど、危機感を募らせていた。「松坂はいなくなるのか?一流がいなくなったら、一流選手が育たなくなる。いなくなったら困る」と、他球団のエース流出を喜ぶどころか大いに嘆いた。
最大の理由は日本野球のレベルダウンだ。野茂、イチローに始まり、04年の井口(ホワイトソックス)、昨年の城島(マリナーズ)に続き、またパの看板選手が海を渡ることに「パの損失や。プロ野球も終わるよ」と、険しい表情を見せた。
と言っているようだが、日本のプロ野球を発展させるためには、「自分のようなロートルが引退することや、そろそろ大幅な新陳代謝せなあかん時代や」とは、考えたことはないのだろうか。
2006/10/14 (土)
最近、JR西日本の路線で新幹線に乗る機会が増えた。 そして、気になる車内放送も増えた。
昨日の夕方、広島から大阪まで乗ったこだまは、なぜか立ち席が出るほど混雑していた。その車内放送で「本日は、自由席が大変混みましてご迷惑をおかけしております。お詫び申し上げます」と車内放送が数回あった。加えて「新幹線のぉ〜、車内放送をぉ〜、させてぇ〜、頂きますぅ〜。。ただいまからぁ〜」の自分の喋り方に酔っているような放送まであっては、いい加減にしてくれと言いたくなる。
車掌の放送は、混みあったのはJRのせいではないので、JRが乗客に迷惑をかけていると言うのはおかしな言い方ではないか。そしてお詫びするとはどういうお詫びなのか。「本日は、自由席の数よりも客が多く乗られましたので、座られないお客様も大勢おられます。自由席の数が少なくて申し訳ありません。自由席を増やせないことを詫びいたします」と言うなら理解出来る。そして、心からお詫びをする積りならば、自由席車両で立っている乗客には指定席を無料で開放すべきではないのでしょうか。 指定席券を買えないような人たちに対して「文句あるなら指定席券を買ったらどうやねん」と嫌味を言っているとしか聞こえないではないか。 もう一つは、売り子さんの車内放送だが、JRの乗務員もまた車内販売の関係者もおかしいとは思わないようだ。彼女の喋り方がおかしいと思えば、途中で放送を止めるはずだ。
列車が遅れたときも同じだ。「電車が遅れまして、大変ご迷惑をおかけしています」。 私は、800円で三年も前に購入した懐中時計を自分でボタン電池を交換しながら使っている。時々「携帯電話」の時計を使って時間合わせをしているが、「構内放送で言っている電車の遅れよりもはるかに大きな遅れ」があるのに、何も問題をおこしたことは無い。数分の違いはどうでも良いようなことなのに、「責任を感じていない」のにご迷惑とは言うべきでないのではないか。
2006/10/13 (金)
四半世紀ぶりの歓喜に、日本ハム選手は恒例のビールパーティで大騒ぎしたという。 新庄流サプライズは無かったようだ。 酒が飲めない私にとっては、ビールをかけ合うことが何と無駄なことをするのかとも思うが、世の中にはもっと無駄なことをする人がいることもわかった。
殺人や飲酒運転や汚職の話をするよりも、日本ハムの新庄選手のサプライズやビールかけのような馬鹿なことをする人の報道をし続けたらどうだろう。
2006/10/12 (木)
今週は、日中は暑いが、朝晩は気持ちがいいような天候が続いている。 今朝は六時頃から一時間ほども歩いた。街中は代わり映えしないので、フェリー乗り場の複雑で入り組んでいる岸壁めぐりをしている。 潮の干満の差が大きいために、波打ち際イメージは数日前とかなり違うのでびっくりしている。
空が少し明るくなると共に参歩に出かけているが、波止場にはもう既に糸を垂れている人が何人もいる。何時も来ている数人かの太公望と顔見知りになった。自分も釣り道具を揃えてあるので、彼らに混じって釣りをやりたいが、時間が少ないので我慢している。
2006/10/11 (水)
北朝鮮は強いでんな。国民が食べれへんでも・世界各国から総すかんを食らわされようと、核実験をやってしまった。ここまでやれば立派なもんや。見直したでぇ。
それにしても、安保理の常任理事国は核実験を繰り返し、そしてミサイルを持ち、それが大国の特権のようにされているのに、日本は何も言えへん。哀しいでんな。常任理事国に入れてもらうには、核爆弾を持ってないといけんらしいやんか。
日本が国連で幾ら頑張ったって、国際連合の間では「敵国」に位置づけされてんでっせ。北朝鮮と変わらへんのゃ。 だったら核爆弾を作ったらどうやねん。 地下で核実験をやっても、四六時中地震が起きてんだから、誰も感知出けんからわからへんやんか。 ロケットは既に開発済みやし、軍事費は世界で4番目と言うし、金はあるし、核弾頭さえ持てば、怖いもん無しになるでぇ。 安保理の方から、常任理事国になってやと言ってきまっさかい、世界の国々に頭を下げて廻ることは必要おまへん。
核爆弾を作るなら、今や。今のドサクサの間しかあらへん。安倍さん頑張ってや。 応援しまっせ。
2006/10/09 (月)
ヨドバシカメラへマウスを買いに行った。肩こりが少しでも軽減されるものがいいと思い、見本として置いてあるマウスを片っ端から握って確認しながら安くて良さそうなものを選んだ。
いろいろ新しいものを見ていたら、250Gbの外付けハードディスクが何と8,050円で特売されているではないか。このような時にはカードがあるので便利だ。またまたハードディスクまで買ってしまった。
三つのハードディスクを含めての上手い使い分けをして、ノートパソコンのスピードが改善出来ればいいと思っている。
2006/10/08 (日)
日本の海岸に流れ着く漂流ゴミが10万トンもあると言われてる。日本国内では、ゴミが処分出来ずに困っているちゅうやんか。 「ゴミは埋めたて保存」したらどうなのだろう。 ずっとずっと後には、埋め立てたゴミが宝の山になるかも知れまへんでぇ。 将来の日本は資源大国になるかもわからへん。
関空も神戸のポートアイランドもセントレアなど全国至るところで埋め立てをして日本国土の拡張をしているが、土砂でなくゴミの埋め立てをしながら領土拡張をした島あるいは半島がどれ位あるのやろか。
大阪市はゴミの分別回収をしているというが、各家庭から出されたペットボトル、発泡スチロールや古紙などが、ごちゃ混ぜになって回収車に乗せられたり、あるいは一般家庭ゴミの回収車で回収されていくのは、おかしいことや。 回収している兄ちゃんに聞くと、そんなこと気にしてたら、回収が出けへんと言うやんか。どないなってるんやろ。
2006/10/07 (土)
数ヶ月前のことであるが、太ももが張ったようになり、痛くて歩けなくなることがあった。長く歩いて少し疲れてくると急に太ももの筋肉が痛くなり、じっとしているとその痛みが軽減するが、歩き出すとまた同じように痛くなる/痛い部分の筋肉を手のひらで押さえていると痛みは早くなくなるなどの現象が出ていた。 医者に行くと「こむら返り」だろうと言う事で、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)という薬を処方してくれた。この漢方薬を飲み始めて三日ぐらいで運動しても痛みが出ないようになり、その後最近まで「こむら返り」は起きていなかった。
下腿静脈のうっ血、腓腹筋の過労、血中水分の欠如や電解質のアンバランス等々が上げられ、筋肉への酸素供給の不足と老廃物の排除が不十分となり筋肉の痙攣が起きるものです。したがって、スポーツや立ち仕事等の疲労、あるいは寒冷などが、この『こむら返り』を起こす大きな要因になります。
最近になって、またまたその兆候が出始めた。足首もむくんでいる。 日ごろ時間があれば寝転んでいる生活が続いていたので、椅子に座った時間が長くなると、血液循環もおかしくなってしまったようだ。生活態度を改めないといけないが、その前に芍薬甘草湯の準備をと、医者に行ってきた。午後からは何時もの通りの昼寝。 生活習慣病を治療する薬が欲しい。
2006/10/06 (金)
私は、そろそろ、NHKとの間で受信契約をしないといけないと思っているが、NHKの勧誘員は、前回の訪問で懲りたのか、なかなか訪問してこない。
NHKは、受信契約料の支払を拒否した人たちを対象に法的処置をとりつつあるらしいが、引き続き約990万件(3月末現在)とも推定される未契約者に対しても、契約締結を求める民事訴訟を検討しているという。
9月末現在、全国の契約対象世帯(約4600万)のうち、約3620万件が契約。このうち、約112万1000件が不祥事を理由にした支払い拒否・保留者とされる。現行法では、不払いを続けても罰則規定がなく、不公平感が高まっていた。
契約料支払拒否・支払保留をしている人は、「受信契約をしているにもかかわらず」受信料の支払をしていない人であり、これはNHKの勧誘員の説明では『電波の泥棒』に定義される。一方、「TV受像機があるにもかかわらず」受信契約をしていない人が、契約対象世帯数4600万世帯(これもいい加減な算定と思います)のうち、なんと990万世帯もあるのに、この人たちに対する罰則規定が無いらしい。 今年の6月11日に、昨年の国勢調査によると世帯数が4700万あると言われ、私の予測した未契約世帯が1000万だから、私の予測が正しかったようだ。
「受信設備を設置した者は、NHKと契約をしなければならない」と定められている50年以上も前に作られた放送法に基づいた話であるが、「受信設備」も変わり、そして「世帯の構成」も変わっているので、半世紀以上も前に作られた放送法そのものを見直さないといけないのではないか。
2006/10/05 (木)
所変われば、自転車の形もそしてその使用方法も違うようだ。
大阪の私が住む所の自転車は、俗称「ママチャリ」がほとんどであり、スピード切替ギャーが付いているものは少ない。そしてヘッドライト用の発電機は旧態依然としたもので、最近出始めたような非接触式発電機(発電するのに負荷がかからない)の付いたものはほとんど見当たらない
下松(くだまつと読みます。JR新大阪駅で切符を買うときに、今回も、駅員はくだまつが何処にあるのか知らなかったようで、えっ、くだまつ?と聞き返されたので、山口県の徳山駅まで新幹線で行き、徳山から二駅戻った所に「したまつ」があるんやと教えました)で通勤用に購入した6000円の中古自転車は、三段切替式で非接触式ヘッドライトが付いているのです。 中古の自転車を買いに行った時、お店のおじさんに「中古の三段式自転車が欲しいねん。幾らしまっか」と言った時、変に顔したのが気になっていたのだが、しばらくしてからその理由がわかってきた。中古の自転車と言えば、下松では「三段切替」が当たり前であり、 切替え装置が付いていない中古車を探す方が難しいしばらくしてからわかったのです。 この辺を走っている自転車の半分以上が切替装置が付いているのです。そして発電機も非接触式のものが付いた自転車も多いのです。 下松は、こと自転車に関して言えば、空が澄んで、海と山が近くて、空気が美味い「田舎」ではなく、どこに行っても自転車はきれいに揃えてあり、防犯登録証もきちんと貼られて、そして「近代式」自転車が走っている都会なのです。
私はこの歳になるまで、駅の駐輪場は朝になると通勤者の自転車が集まり夕方になると自転車が家に戻るので、夜は駐輪場は空になるものと思っていたのですが、日中は駅の駐車場の自転車が減り、夕方になると駐輪場がいっぱいになる所があることがわかりました。 自宅から自転車で駅にアクセスして来るのではなく、自宅から駅までは徒歩で通い、駅から会社や学校等への通勤や通学に自転車を利用しているからと思います。
山口県では、道や店を訪ねるとき、「すぐそこ」は結構遠いこともありますので注意しないといけません。 “すぐそこ”は自動車で行った場合のすぐそこであり、私のように「歩いて行く者にとっては」結構遠い距離のことがあるのです。そのため、すぐそこは歩いて行ける距離ですかと、もう一度聞かないといけません。 すぐそこと言われたのにもかかわらず、歩いて行くならば大変ですよと言われることがあるのです。 どこに行くにも、何をするにも自動車が必要な地域だからでしょう。 アメリカでは全てがビックサイズだから1Mile=1Kmと考え、全て1.6倍して考えている言う日本人がおりましたが、下松では、距離に関しては同じような感覚が必要と思います。
毎朝晩ホテル周辺を散歩しています。フェリー乗り場の岸壁で多くの人が釣りを楽しんでいますが、釣れる魚の大きさも数も私の経験に比べると1.6倍する必要があるようです。 それを眺めていると、耐えれなくなってしまい、釣り道具を一式揃えてしまいました。 私に黒鯛が釣れるまでの時間が1.6倍にはならないように、皆さんも応援してください。
2006/10/04 (水)
安倍新首相は、中韓政府の立場を「了解する」という。 そうです。了解は「認める・合意する」という意味ではありまへん。中国・韓国の言っていることが「理解出ける」ということであって、中韓の言うことに「その通りです。ごもっともです。そのとおり従います」と言うのではあらしまへん。
やっと、私が言い続けている手法で、即ち 『ワイはアンさんの話は理解したんやけど、ワイの考え方は少し違いますねん。。。。だからアンさんの言うことには納得出けまへんなあ』という展開の「会話」が始まりそうです。 その展開をするために安倍首相は「了解」したという言葉を使ったものと考えるのです。
安倍さんが言いたいことを代弁してみた。
『歴史認識を改めよ/日本の要人は靖国神社に参拝するなということは、以前から耳にたこが出けるほど聞いますぅ。 ワイはアンさんらの言いたいことと言いたい気持ちは十分了解してる積りやけど、もういっぺん言いたいんならば、聞いてあげますによって、好きなだけ言いや。 しかし、なんぼ言われても、ワイの歴史認識と靖国神社に対する考え方は変わらへんやろなぁ。 。。。。。。。 何度も言われて変わらん方も悪いけど、何時までたっても自分たちの言分しか言わん方も悪いと思いません?
そして、一方的に日本が悪いと言い続けているのはおかしいとは思わへんのでっか。そろそろ言い方を変えたらどうやねん。自分の主張だけしてる時代は終わったんと違いまっか。、そろそろ相手の立場も考えた要求を出したらどうやねん。 子供みたなこと言ってんのは北朝鮮と同じやし、些細なこと言い続けて、外交の窓口を閉ざしてるのがアンさん方やてわからんのやろか。 対話を拒否してるのが一番大きな問題だとは思いません?
この際、ちょっと靖国神社のことは脇に置いといて、まず話をすることを始めたらどうやねん。 それが大人の話し合いと言うもんでっせ。 お互いに意地を張っておれば、何時までたっても何も解決はせいへんちゅうのは小泉はんの時代でよう解ったやろ。 それじゃいかんと思ったからワイは腹を割った話をしに来たんゃ。 本音を言うと、ワイは靖国神社に参拝してなぜ悪いと言いたいんけど、じっと我慢してんねんでぇ』
お互いの国の立場とは一体どのようなものでしょうか。中国や韓国と今すべき別の話とは何でしょうか。 これについては、なぜか、我々には詳しく伝えられていないのではないのやろか。
2006/10/03 (火)
毎日のように、飲酒運転者が検挙されたという報道が多い。 蛇行運転をしている車を捕まえてみると警察のおえらいさんが泥酔して運転していた事件などは、笑い話にもならない話だ。
WHOにおいては,本症を薬物依存のひとつとしてとらえ,特に「依存」という概念を重視している。
1968年WHO薬物依存専門委員会では「薬物依存とは,生体と薬物との相互反応から生ずる精神状態および身体状態であって,行動上その他の反応がつねに強迫的であるという特徴をもっている。この強迫とは薬物の精神効果を経験したいことや,ときには薬物がないと生ずる不快を避けたいために持続的か周期的に薬物を使用することである」としている。すなわち,強迫的飲酒とは個人の自由意志によって選ばれ楽しまれる飲酒ではなく,いやおうなしに周期的または持続的に飲まなければならない渇望状態に陥ったことを意味している。 そして,飲酒をやめると,精神的,身体的に何らかの不快な異常(障害)を生じるような状態をアルコール依存症の概念としてとらえることができる。
日本には、アルコール依存症という病気にかかっている人が300万人もいると言われている。
この病気は「糖尿病」に例えられます。一度かかると一生治らない病気なのですが、本人がそれを自覚し、適切な処置をすれば病気が悪化することは無いといわれています。 そのためには適切な治療が必要なのです。 酒を飲んではいけない、飲んだら運転してはならないとわかっていても「飲まざるを得ない人」を脅迫的飲酒者と言うのです。
検問がわかっていても、酒を飲むとおかしくなることがわかっているにもかかわらず、飲酒して、酔って運転してしまうような脅迫的病人に対して、責めるだけでは酒は止めれません。 このような依存症にかかっている人をどのように治療するかを、国を挙げて検討しないといけないのではないでしょうか。
飲酒運転は「本人および周りの人の責任」と決め付け、飲まない、飲んだら乗らない、飲ませない運動をすれば十分であるかのような言い方をされているだけの現状が残念です。
2006/10/02 (月)
安倍新総理が、次の三連休にも、中国・韓国を訪問し、政府間対話の改善を図ろうとしている。 結構な話だが、そんなに急いで大丈夫なのだろうか。急いで出て行くよりも、相手が出てくるのを待つのも一つの方法とも思っていたのですが、安倍さんは対話を拒否しているのは日本ではないと言いながら対話に出ようとしています。 しばらくの間は、じっと見守ろうではありませんか。
中国、韓国は、日本人は歴史認識をしていないと言っているので、我々は、近代史だけでなく、7世紀初頭の第二次遣隋使の派遣の時代を思い出そうではないか。
2006/10/01 (日)
トップページの写真は、昨年京都建仁寺で撮影した写真を加工したものである。 俵屋宗達作、国宝『風神雷神図屏風』は、誠にユーモラスな風神・雷神であるが、この構図、即ち、風神の持つ風袋や雷神のスカーフのイメージは鎌倉時代の仏像にも現されており、どんどんさかのぼって行くと、アレキサンダー時代の彫刻までたどり着くと言われている。
ある人達からゲシュタルトの祈りや平安の祈りの文章を入れた「しおり」を作成して欲しいと依頼があり、私のアルバムにある写真を使うこととした。 風神、雷神の写真は昨年建仁寺を参観したときののものであるが、二枚の写真の明るさを何度も変えながら編集した。 文章と構図がマッチした「傑作」と自負している。 何時か他のしおりも紹介したいと思っている。