<静岡大 17ー21 岐阜大 @ 名古屋・鶴舞>
急な所用で、前日から大阪に入り、当日、大阪から車を飛ばして名古屋入り。
途中の名神では、小雨模様で、試合は雨かな?と思いつつ鶴舞に到着。
しかし、雨らしい雨もなく、むしろ、試合後半は晴天となり、
グランドは蒸し風呂状態だった。
 
試合直前まで、オフェンスでのゲームプランで選手と意見が合わず、・・・
試合前まで、実は色々とあった。
私としては、「この試合は、東海1部との試合でもあり、是が非でも勝ち、
秋のシーズンの自信となるようにしたい。また、おそらく、勝てる相手である」という
考えであった。
一方、オフェンスリーダーは、「前半は第1QBで、後半は第2QBでいきたい。
第2QBに自信を持たせたい。」という意見。
それを聞いて、「なぜ、逃げる考えなのか?この試合は福井大との試合とは
異なり、勝てば計り知れないプラスになるというのに!」と激論となった。
結局、前半は第1QBでいき、後半の第3Qは第2QBと第1QBが
シリーズごとに交代し、第4Qは監督預かり」とした。
 
試合の主審は、服部サン。
服部サンの主審の試合は、有難い。厳しい審判をしてして貰えるからだ。
この時期には本当に有難い。
 
 
<前半>
第1QB率いるオフェンスも、ディフェンスも調子が良い。
結局10−0でリードして終了。
 
攻撃プレーには、かなりの制限をもって臨んだ。
モーション、シフト、カウンダー、ドロー、リバース、スクリーンなどは封印。
しかしながら、パス、ランのコンビネーションをセオリーとは違う構成にしたからか、
非常に調子がいい。
一方、ディフェンス。岐阜大のプレーのバリエーションは、事前のスカウティングから、
比較的分類しやすく、バリエーションが少ない。少ない分、ショットガンとTの併用で、
混乱させていると考えた。
選択されているオフェンスのプレーにしても、比較的読みやすいプレーが多いと
スカウティングでの判断だった。
 
ただ、後半から第2QBと第1QBの併用ということが、やはり気になって、
4thダウンコンバージョンなどを多様して、何としても、
TD数2本はリードして後半を迎えたいと思った分、チグハグになった。
 
<後半>
第2QBの最初のプレーを、インターセプトされ、そのままTD。
当初の予定通り、1年生も出場させたりして、・・・
リズムが崩れ始める。
 
それでも、1年生のパスインターセプトからのTDで、モメンタムが戻るが、
とき既に遅し。
非常に惜しまれる試合だったと思っている。
 
<総括>
福井大と岐阜大の2試合をもって、静大の春のフェスタは終了。
ともに惜敗の試合だったが、それでも、得るものが大きい2試合だったと思う。
特に、12分Qを2試合も体験できた事が嬉しい。
 
秋に向けては、スタミナとリズムが課題になったと思う。
特に、スタミナに関しては、後回しにしてあるので、これから始めるのは
当初の予定通りではある。
リズムに関しては、この岐阜大戦で、痛いほど分かったと思う。
これも収穫としたい。
 
●お楽しみのMVP、MIP、WP発表。
MVPは、負けたので、該当者なし。
 
MIPは、まず、練習の時から「当たっていた」TEの脇坂、WR佐々木。
ポイントとなる要所要所で有効なパスを通したので、それぞれに各5ポイント。
キッカーの伊東と小島に各3ポイント。
1年生初めての公式戦で、インターセプト&TDの柳内には5ポイント。
ディフェンスでは、清の動きが良くなっていたので、3ポイント。
QB後藤とLB/OL白井には、対福井戦と併せ技で各4ポイントを出しておく。
わぁ〜大バーゲン!
 
ということで、バーゲンついでに、今回はWPナシにしておきます。