製作過程・・・

2009年05月02日
削り・・・


裏板のハカランダ材をプレーナーを使い削ります。

端が虫食い等で割れないか,そーっと少しずつ、すこしずつ・・・

茶と黒のコントラストがイイですね〜〜

工房の中に、ハカランダ独特の香りが・・・と共に木の粉で真っ黒に。
2009年05月12日

はぎ合わせ

裏・横板のハカランダを削り終わりました。

綺麗な木目が出ています・・・

これから、手鉋で仕上げていきます。


次に、表板の杉材をはぎ合わせていきます。

この杉材はスペインのラミレスも使っているものです。
2009年06月14日

表面板とヘッド2種類

表面板にモザイク(口輪)を入れます。

向かって左(白い方)が松材(スプルース)、右が杉材です。

色も違いますように音色も違います。

ヘッドは、右がオリジナルで、左はドイツの楽器ハウザーのコピーです。
2009年07月06日

ヒール作り

別のブロック材で作ったヒールをネック材に接着・・・

接着が乾いたら、横板が入る溝を掘り、

ヒールの形にのこぎりで切り取ります。

あとは、ノミ・ナイフ・ヤスリなどで形を整えていきます。
2009年08月03日

ヒールの成形&表板


前回ヒールブロックを接着したあと、

ノミ、鉋、ヤスリなどを使い、本来のネックのような丸みを付けていく。

今は荒削りだが、指板を着けた後、仕上げる。

ネックの幅、厚み、丸みなどで、弾き易くもなり、弾きにくくも・・・

演奏者は持っただけでわかるので、怖いところで気が抜けない。


表板は・・・・

工程をだいぶ飛ばしたが、

裏側にタコ足(力木)と呼ばれる木を貼っていく。

これには、竹のバネを使う。

一度に貼れて、力も少なく表板に負担がかからない。

昔の人はよく考えたものである。

2009年10月18日


表板の完成と横板の成形

タコ足の力木を張りサウンドホールの周りの力木を張り完成。

次は、横板を左右対称に削り寸法を決める。

アイロンを温め、横板を型に合うように曲げる。


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