児童文学 さ行


 
   すがの ゆきむし (菅野雪虫)   

 ●「天山の巫女ソニン 第一巻 黄金の燕」
  アーサ(本作り空)(絵)   講談社

    主人公・ソニン   年齢など・12歳
 

ちゃーちゃん(夫)のいとこのお嫁さん(まーちゃん)の
 兄嫁の妹さんが雪虫さんなそうで、まーちゃんに「菅野雪虫」って
 知ってる?と、この夏(2007年)法事の時に聞かれました。
 失礼な事に読んだことが無く 縁だから読んでみようと
 特別な期待も無く(失礼です)読み始めたら これが面白い!
 いっきに読んでしまいました。
 
 東洋風のある三国が舞台になったお話で、巫女と見込まれ
 赤ちゃん時から 天山で修行をしていた ソニンが
 12歳になって 見込みが違いだった為 世間に下ろされる所から始まります。
 
 政治的なお話なのだけれど 小学生でも楽しんで読めるくらいに
 表現されていて、なおかつ 人間模様も深く描かれていて関心しました。
 
 愛のある家族を持った子と そうで無い子がどう違ってくるか、
 大切な事も描かれています。
 

 ●「天山の巫女ソニン 第二巻 海の孔雀」
  アーサ(本作り空)(絵)   講談社

    主人公・ソニン   年齢など・13歳?
 

 1巻では、ソニンの祖国 沙維(サイ)の危機を救うお話です。
 この2巻では、1巻で出てきた気になる登場人物や出来事がしっかりと
 つながってきます。読者にはうれしい限りです。
 ソニンの遣える イウォル王子が隣国 江南(カンナム)のクワン王子
 に招かれ自国を離れ ソニンと共に江南に留学します。
 そこでもまた恐ろしい企みにかかってしまいます。
 
 この巻では悪意の無い悪。というものに振り回される恐ろしさを
 感じさせられました。
 
 そして、1巻同様最初から最後までイッキに読んでしまいました。
 止められません。


 

 ●「天山の巫女ソニン 第三巻 」
  アーサ(本作り空)(絵)   講談社

    主人公・ソニン   年齢など・14歳
2009年7月19日読
 

 
 2巻出版の後、雪虫さんは出産でおやすみされていて続編はいつになるのか?
 と首を長くして待っていたら、もう5巻が出版されていてあわてて
 4巻を読みました。3巻を読んでいたつもりが読み飛ばしていて
 順番を逆に4の後に3を読んだところです。
 
 さて、このシリーズはみごとに大人の社会を子ども達にも
 分かり易い言葉で伝えてくれるなぁと毎回感心します。
 この巻も政治と経済の複雑な絡み合いを教えてくれます。
 学校の教科書で 政治経済、道徳 等などを教わるよりも
 はるかにわかりやすいし、納得いって心に染み入ると思います。
 そして どのような世界にしていったらいいのかを
 それぞれが考えたくなるのではないでしょうか?
 現実の世界の大人都合の変なことにも 疑問や興味が
 湧くのではと思います。
 そんなことは 抜きにしても物語を一気に楽しめるお話であることは
 違いありませんが。。。
 

 ●「天山の巫女ソニン 第四巻 夢の白鷺」
  アーサ(本作り空)(絵)   講談社

    主人公・ソニン   年齢など・14歳
2009年7月12日読
 

 厳しい風土に鍛えられ、進んだ技術と文化を誇る北の国、<巨山(コザン)>
 肥沃な大地を生かし、平穏な歴史と安定した治安を重ねてきた国、<沙維(サイ)>
 豊かな海の恵みと、温暖な気候に育まれた国、<江南(カンナム)>
 
 この三国が舞台となった 天山の巫女ソニン ですが、
 三国一と自負している巨山の王女イェラが 沙維へやってくるのが
 4巻です。3巻では ソニンとイウォル王子が巨山へ赴きましたが
 沙維で 三国のイェラ、ソニン、イウォル、クワンと役者が揃います。
 これからの国を担っていく若者達のそれまでの自国の歴史に左右されない
 広い視野。国民達の為の国づくりがされていくのではという希望が
 みられます。政治とはこうありたいものです。
 
 
 
 
 

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 ほーむ