◆ひきだし 講演会など◆


 

ほーむ

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■松本英揮さん、2005年地球の旅スライドショー

 21日(土)午後6時から8時まで
 世界60カ国以上を旅し、各地の環境に対する取り組みや
 市民の意識を写真に収、スライドとトークで伝える活動をされている
 松本英揮さんのお話を聞いてきました。
 
 ちょっと遅れてしまい、途中からでしたが
 息子が行きたいと言っていたのと 自分も気持ちが強かったので
 翌日が仕事でしたが参加しました。

北極圏、壁もいすも全て氷でできた教会。
 そんな北の果てまでも 自転車で旅されています。
 ここまで 自転車で来たのは君がはじめてだといわれたそうです。
 今、世界中で 生き方を変えようとしている人々がいます。
 地球を傷つけずに豊かな生き方をしたいと。
 
中国の荒涼とした風景。砂漠化が進んでいます。
 寒い地域での横穴式の家、特別な暖房がなくても
 寒くても沢山着込めばいいと 小さな炭火で暖を取る少年が
 教えてくれました。
 松本さんにここでは めったに食さない肉料理を振舞ってくれます。
 日本人の使う紙だの、割り箸だのの為に中国でも森林破壊が深刻です。
 砂漠化し、黄砂が舞い、砂嵐となり 汚い空気の中生活している
 人々の生活を害しています。
 そんな中国の農業は、先進国を習ったもので、農薬、化学肥料を使ったものに
 移っています。

 インドでは200年前から時間が止まったようなガンジス川。
 見かけは汚いけれど 松本さんも沐浴をしてみたら
 肌がすべすべになったそうです。
 ガンジス川の水には山から流れる力があったそうです。
 
 北朝鮮は都会なのに満天の星のピョンヤン。
 北の兵隊さんは、報道されている印象と随分と違い優しかったそうです。
 親切にお話してくださったそうです。
 野菜中心の昔からのすばらしい朝鮮料理。
 
 ツバル、1万人の国が沈もうとしています。
 海岸が無くなり公民館へも行けなくなった。
 魚が取れなくなって、支給されたお米と貝を食べます。
 そんな貧しい夕食の後、家族みんなで毎日楽しく踊ります。
 
 松本さんは9年前までゼネコンで働いていて
 このままでは自分の子供に背中を見せられないと
 止め、環境問題に取り組み、ヨーロッパに行きました。
 この頃は外務省の人たちにも協力してもらえるようになり
 フィジーの4つの高校で講演もしました。

 グァテマラ、アグア山、中米の奇跡コスタリカ。
 世界204カ国のうち、戦争をやらないと憲法で定めた国は
 2つ、コスタリカと日本。
 コスタリカは、周りが内紛など戦争が激しいなか
 戦いは止め、武器を捨て、国費の20パーセントが
 他のことに使えるようになりました。

 キューバ、チェ・ゲバラ 緑の革命。
 沢山、無農薬の畑を作り、レストランの中庭にも
 畑があるそうです。オルガノ・ポンコは化石燃料で運ぶことも
 いけません。畑のすぐそばに お店を設けて販売しています。
 農業従事者の給料が一番高いのだそうです。
 馬車が走り、馬糞は有機肥料に。

 (と、翌日、職場でKさん「ちちあん」がゲバラを好きな人の名前
 に挙げていたので聞いたら、ちちあんは新婚旅行にキューバに
 行ったそうです。
 そして、遠かったけれど、医療費と学費が0で、人の考え方が
 ワンランク上だったと語ってくれました。)

 ヨーロッパでは路面電車が発達しています。
 デンマーク、オランダは 自転車大国 自転車が走りやすい道。
 オランダでは 自転車の高速道路があります。
 タバコなどの課税は高く、一箱1200円のものも。
 その税金は 環境の為に使われていて、日本のように
 どこに使われる消費税か分からないものとは違います。
 菜種油、メタンガスを燃料に使う。

 エコホテル(ビクトリア)では 日本のお茶が出てきました。
 
 デンマークの教育システムは160年前に押し付けの
 ものはやめて、それぞれの個性を伸ばす教育になっています。
 宿題もありません。でも、ノーベル賞受賞者が最多です。
 
 ロシアでは海に浮く原発という危険なものが作られようとしています。
 ルーマニア、ブカレストでは AIDSに苦しむ子供たち。

 
・・・と松本さんが 詩を読むように語ってくださいました。
 ここでは、箇条書きのように簡単にしか伝えられませんが
 美しい地球の風景と、深刻な環境問題、すばらしいことをやっている国。
 これからの生き方のヒント。日本の進む道のヒント。
 テレビなどメディアでは知ることができなかった 多くのことを
 生の見聞を生の声で聞かせていただけたことを感謝しました。
 特に武器を捨てた国、コスタリカ。
 緑の革命で 経済的には貧しくても本当に豊かな国になった
キューバ。そんな国のことすら よく知らなかったのですが
 すばらしいお手本がすでにあることに 感謝でした。
自分には小さなことからしか出来ないけれど・・・と
 新たに心した夜でした。
 (松本さんは翌日、愛知万博に参加されるということでした。)
 
 この集まりに尽力を尽くしてくださった、
 ひかり農園のひろこさん達 ありがとうございました!
 


 *5月23日(月)*





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   ■佐藤初女さん講演会

 ガイアシンフォニー第2番で 知った佐藤初女さんの
 講演会があると知ったのは 今年の年賀状で・・・

 さて、映画や本でしかしらないけれど すばらしい方で
 「森のイスキア」のあるご自宅の青森まで出かければ
 誰でも 受け入れてくださり お食事をいっしょにして
 お話をしているうちに 自分で悩みも答えを出して
 帰ってくるという・・・

 お目にかかれるとは 思いも寄らなかったので
 ドキドキして この日を待っていました。
 初女さんのおっしゃることは 難しいことではなく
 生きていく基本。でも それが出来なくなっているので
 世の中おかしくなっているのですよね。

 講演会場の隣の市まで車で45分ほどで 無事到着しました。
 mayuちゃんと一緒に行き、現地ではHじゅんちゃんと会い、
 後で ひろこさんやせんじんさん達とも会えました。



初女さんの 書。

 

 会場入り口に飾られた たけのこと お花。

 

 講演会のタイトルは「いのちの声を聞いて・・・」

 食べることを大事にしている。
 悩みを持って尋ねて来た方を 誰でも受け入れ
 一緒に食べて おいしいと感じた時に 心の扉が開き
 ボツボツと話していただく、自然と自分で話している
 うちに自分の道を開ける。そして、自分で見つけた
 答えは 人から言われたことより 早く行動に移せる。
 そういうやり取りの中 初女さんも 何か発見がある。
 
 生きる基本は 食。
 食材は 命。食材は物としてとらえたら ただ食べればよい。
 食材を 命としたら・・・どうしたら生かせるだろうかと考える。
 慈しみ、はぐくみながら 食事を作ることが出来る。
 毎日のこと、命として 作っているうちに 自分も変わっていく。
 
 緑の野菜をゆがくことに よって
 一番美しい緑になり それが透き通った時が一番美味しい。
 命の移し変えの時が 透明。
 (「ゆでる」までいくと駄目。「ゆがく」との違いがある。)
 ゆがいたら ざるにとって 冷ます。
 時をおき 待つことによって 美味しくなる。
 
 時間を置く、待つ心が 今、希薄になっている。
 一歩休んで 答えを出す。
 
 一つ一つ 大切にしているうちに 何か得られる。
 ガイアシンフォニーの滝村監督に面倒くさいという言葉が
 嫌いだと話したら、「面倒くさいことが 嫌いでいることが
 地球を破壊することにつながっている」と一生懸命話された。
 そんな会話から 監督に信頼感を持った。
 
 映画での「おむすび」の大反響から・・・10年経っても
 初女さんのおむすびが食べたいと たずねてくる。
 どうしてだろう?
 「おむすび」は日本の文化があり、心の故郷なのかもしれない。
 
 初女さんは 若い頃 病気で休みがちだったのだけれど
 お薬を飲んでも治らないと感じていたが
 食べてみて美味しいと感じた時に 体に回って 元気になると思った。
 それから 薬なしで 病気も治り いまだにそのようにしている。
 これは 誰にでも どんな病気にも当てはまるとは
 医者ではないので 言い切れないけれど。
 早く 良くなりたいと思うと 薬に頼るのではないだろうか。
 自分の中の力で 治すために 待つということも あってもいいのでは。
 
 感謝がなければ 何事も終わらない。感謝があって前に進める。
 
 「出会い」は、心と心を通わせ、気づきと発見がある。
 悪いようにあった出会いもよい方向にしていけば 得るものがある。

 

 特別なお話ではないけれど 大事なことで それを実践されて
 いらっしゃることが 聞いているものに しっかりと伝わってきます。
 全国の講演と「森のイスキア」では昼夜を問わずの 訪問など
 すべてを受け入れ 心をこめて対応されるというのは 普通では
 出来ないこと。世の中には すばらしい方が いらっしゃるんだなぁと
 うれしくなります。知らないだけで きっと沢山いらっしゃるよなぁ。
 そういう方を支える方々も 考えや生き方に賛同される方々・・・
 含めると 隠れたすばらしい方も当然たくさん いらっしゃるし。
 そういう いいお話を いっぱいメディアで 取り上げていれば
 いつも うれしい気持ちになれるのになぁと思います。

 

 帰りにお土産として 頂いたお花♪
 フリージアがとても 芳しい。

 

 ホテルの奥の駐車場の横は赤レンガの倉庫でした。

 

 

 *4月14日(木)*(2005年)





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   ■宮沢賢治・童話の世界(4月3日)

 ものがたり文化の会の村上さんが 前日に掲示板の 
 バス停の名前を頼りに 電話番号を調べて 童話の会のお誘いと
 掲示板でお尋ねしていた「キュリアス ジョージ」の意味を
 教えてくださいました。苦労して 連絡先を調べてくだって
 本当に感激でした。  

 この「宮沢賢治・童話の世界」は24年目ということです。
 毎年「行ってみたいなぁ。」と気にはしていたのです。
 今回は遅れて行って途中までという失礼でしたが
 初めて見せていただきました。
 3部まであって、
1部は朗読「ツェねずみ」宮沢賢治童話に親しむ会
 2部は人体交響劇「どんぐりと山猫」ものがたり文化の会 村上節子パーティ
 3部はものがたり「山男の四月」声優 城山知馨夫
(1部は途中から、3部は見られず)でした。
 朗読は大人の方(確か)6人がそれぞれの
 役を朗読されていました。

 人体交響劇というのは 初めて見たのですが なかなか面白かったです。
 ほとんどが子供たちで30名くらいが 舞台に上がって
 情景の身体表現「視覚班」せりふやナレーション「言語班」
 「聴覚班」物語には描かれてはいない、いと小さきものの表現
 (この物語をどこかから見ていて、何かシグナルを送っているとしたら・・・
  そのいと小さきものこそが、世界を動かしている。)
 見慣れないので 最初は入りこめませんでしたが
 最後の方は このオーケストラのハーモニーを感じる事が出来、
 心地よかったです。

 ドイツの教育論?でシュタイナーという人の作られた考えがあり
 日本でも実践されているところがあります。
 子供が生まれてから 何冊か本に出会い 非常に感銘を受け
 そうありたいと思いましたが、今の時代でまして日本では難しいのでは
 と思っていました。
 しかし、今回この人体交響劇を見て
 「・・・みんなで物語の意味を考え、表現のしかたを工夫し、
 辞典や本で調べ、図書館へ通い、有識者にあって疑問を一つ一つ解決しては
 よろこびあう世界、野や山の草木と動物に語りかけ、人間の長い時をかけた
 いとなみに驚く気持ち、そこには誰からも強制されない『もう一つの学校』が
 あると、たしかな手ごたえを感じます。宮沢賢治の物語と人格が
 このような成長の水先案内人になっていることも疑えません。・・・」
 (村上節子さんの文章の一部をお借りしました。)
 とあり、ものがたり文化の会は 日本から生まれた日本にあったシュタイナーだなと
 思いました。(深くは知らず、勝手な事を言っていたらすみませんが、
 そんな風に感じました。)

 ものがたり文化の会は故・谷川雁(詩人・思想家・運動家)が作られたもので
 各地にあるそうです。各地の会で作った宮沢賢治の絵本が会場の表に
 たくさん飾られていて、どれもすばらしいものでした。
 抽象的な挿絵が多かったのですが、賢治の物語を表現する上で
 心地いいというか ぴったりくるような感じをうけました。
 
 村上さん、お誘いありがとうございました!
 

専門学校の課題で描いた宮沢賢治の「雪渡り」です。  A4を小さくしたので・・・  

 

 *4月4日(月)*(2005年)





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   ■「子犬のうんち」

今日は息子が学校からもらってきた観劇のチラシから
 「子犬のうんち」というのを観てきました。
 題名からか、行きたい!というので春休みに特別な予定も
 無かったので 電話で予約しました。

 韓国の劇団ですが、言葉はほとんど上手な日本語でした。
 主役は 子犬のうんちで 自分は何の役にたつのだろう?
 汚いと言われたり つらい思いもします。
 最後には たんぽぽの花を咲かせるために
 すべてをそそぎます。そして「子犬のうんちの花」と言われ
 美しく咲きます。
 
 子供向けの劇でも 舞台芸術も衣装もとても美しかったし、
 芸術的に優れているなあと 圧倒されました。
 音楽も 踊りも・・・いろんな場面で楽しませてくれました。
 無機物の表現が主だったのですが 表現力があるなあと感心しました。
 最後に 雨が降って たんぽぽが こいぬのうんちを肥料にして
 育っていく様子の表現など とても 詩的でした。
 息子もとても楽しんでいて 観て良かったなぁと思いました。
 
 この劇の上演の主管となっている「劇団たんぽぽ」にお友達の
 お嬢さん(konomiちゃん)が入団していて 久しぶりに会ってお話もできました。
 社会人となって しっかりもされたけれど 純粋さは
 そのままで、子供向けの劇をなさっているのは ぴったりだなと思いました。
 そして、80歳になる 劇団たんぽぽの現役 女優さんとも
 おはなしが出来ました。konomiちゃんに劇のことでアドバイスもされていました。
 かっこいい生き方だなぁと思いました。

 

 *3月28日(月)*(2005年)





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   ■おはなしおばさん その3

 しつこくってごめんなさい。また続き・・・
 

 野生の動物の赤ちゃんは生命に関わるので、お腹を早く満たすために一気に飲む。
 でも、牧場の動物の赤ちゃんは何世代にも渡って人間に守られ命の危ない事がないので
 この頃は休みながら飲む。
 
 人間の赤ちゃんは、おっぱいを飲む時に約30秒で休みながら飲む。
 その休んだ時に お母さんは無意識に背中をトントンしたり
 ん?どうした?という感じで顔を覗き込んだり、何かリアクションをとっている。
 そうやって、赤ちゃんの時から対話をしている。
 でも、お母さんがテレビを見ていたり、電話をしている時は赤ちゃんの反応に気づかない
 ので、そればかりしていると、赤ちゃんも無駄な事はしなくなって ゴクゴク一気に飲んで
 寝てしまう。そして、手のかからないいい子と思ってしまう。
 
 手のかからない赤ちゃんの方が心配だと思う。
 
 赤ちゃんは全ての音を聞いてしまうのでテレビの音は赤ちゃんにとって情報が多すぎる。
 お母さんが、油で揚げ物などやっていて危険な時に テレビを大人しく見せておくのは
 昔のように 柱に紐で結わえて置くのより 幼児虐待かも。
 柱に紐でつながれていれば その周りにあるもので いろいろ学べる。
 ひっくりかえしたり、こぼしたり、失敗するけれど、「こうするとこうなる」
 を沢山経験できることになる。
 「こうするとこうなる」をいっぱい経験すると、今度は「こうしたい、どうすればいい?」
 に発展する。テレビを見ているときの脳は前頭前野を使っていないので
 自分で考えることがない。受動的な脳になる。
 

 忘れないうちに、感動が冷めないうちに・・・と3回連続で載せました。
 お付き合いありがとうございました。

 るみちゃんは 前日の日曜も別の市で行われた「おはなし会」にも
 出かけています。何度いってもいいな〜ってのが分かります。
 また機会があったらぜひ行きたい!大人がこれだけ楽しかったので
(これは幼児教育としてのお話以外に 藤田さんと一緒に遊んで
手を動かして・・・というのをやった事がまたとっても楽しかったのですが)
子供は どんなに喜ぶだろう!と思うと
 子供も参加できるおはなし会に今度はぜひ行きたいなって思いました。

 

 *12月15日(水)*(2004年)

 

 

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  ■おはなしおばさん その2

 昨日、書ききれなかったので・・・
 

  ご自身の3人のお子さんのおはなし

  ●長女---「げんきなマドレーヌ」(ルドウィッヒ・ベーメルマンス 作 瀬田 貞二 訳)
  が好きで、子供たちがおお泣きをして、修道女の先生が「はしりにはしって・・・」
  駆けつけるシーンがある。その「はしりにはしって」という言葉をいつか使いたいと
  思っていた。小学校、中学校、と使う機会がなく、高校生のある日、藤田さんとけんかして
  それでも、帰り道一緒に帰らなくてはいけなかった。踏み切りの遮断機が下りようとして
  お嬢さんは早く 渡ったのだけど 藤田さんはもたもたしていた。
  お嬢さんが「はしりに はしって!」という言葉で 一気に読み聞かせしていた頃の二人の
  時間に戻って、一変にけんかが 終わってしまった。

  ●長男---学校の入試発表が昔は新聞に名前が載った。
  ご長男が落ちて名前が無かったので
  ここに載っているはずだったのに・・・と藤田さんがこぼすと、身長180センチ
  にも成長した青年が 新聞の上にどすんと乗って 「のった!」と言った。
  (その一つの事で、緊迫した空気は一新ですね)

  ●次女---ある日、人が集まるので(集まる部屋の隣が次女の部屋、
  風を通したいので ふすまを開けたい。しかし、次女の部屋はいつも片付いていない)
  学校へ行く前に片付けるように言ってあった。でも、片付けていない。
  これじゃ ふすまを閉めるしかないと 怒ってふすまを閉めるとそこには
  「はた織り中」の張り紙が。

  
  とお一人ずつ エピソードをお話してくださいました。
  お子さん達が お母さんをメロメロにするつぼを 良くわかっているとか。
  お話が 親子関係を育てているし、ガス抜きの役割になっているし、
  知恵があるな〜と感心しました。
  お話は生活の中に ちゃんと生かされるんですね。
  

 さて、ここからは 昨晩の我が家の話。
 寝る前に読む本を13日に写真を載せた「こっちむいて おはなしおもちゃ」
 を息子が選んだので「これは、小道具を作らないとできないし、覚えないとね。」
 と言いつつも できるものを探してみたら

 「手のひら絵本」これは、自分の手のひら合わせて本に見立てて
 それを開いたり閉じたりしながら ページをめくるように
 お話をするもので、2回目はアレンジが入って「お母さんがおならをしました。ぷーぷー。
 子供が横でおならをしました。ばきゅーん。」とすると
 息子は怒って お母さんがばきゅーんで 子供はぷうーにしていました。

 「お茶の時間ですよ」さあ、お茶の時間にいたしましょう。
 みなさん湯飲みをよういしてください。
 (子供が手で湯のみを作って お母さんが右手の親指を立てて
 急須の注ぎ口にして そそぐ、みんなに行き渡ったら)
 みんなの湯のみにお茶がはいりました。どうぞ、召し上がれ。いただきます。
 あちち、さましましょう。
 (みんなが飲んでしまったら、今度は大きなポットを持ってきます。
 腰に手を当ててとってにして、右手はひじを曲げて注ぎ口、子供たちには
 両腕を使って大きなお茶碗を作らせる。そして また飲んでもらう)
 ☆これがかなり気に入っていました。

 「つくしはつんつん」
 ツクシはつんつん顔を出す(両人差し指で つんつんやりながら
 少しづつ交互に上に伸びる)
 ワラビはわらって顔を出す(軽く握った手首を下に向けてゆらしながら・・・)
 タケノコたちまち顔を出す(両手を合わせ ぐんぐん伸ばしながら・・・)
 ナメコはならんで顔を出す(両手の指をみな上に向けて動かしながら・・・)
 キノコはきのねに顔を出す(左手を立て、右手を笠のようにかぶせながら・・・)
 ☆これは 後で思い出しながらやったら 息子の方がちゃんと
 覚えていました。

 言葉はかなり省略したりしています。藤田さんの本は図書館にも置いてあると思うので
 興味のある方は お読みください。
 
 言葉の遊びでいろんな「あ」を子供に言わせるものも喜んでやってました。
 大きい「あ」、小さい、長い、短い、怒って、悲しんで、喜んで・・・など
 ひとつの言葉でいろんな表現が出来ることを体験できていいですね。
 
 息子が こういう遊びで楽しめる年ごろのうちに
 たくさん 覚えて たくさん遊ぼうって思いました。
 家に帰ってすぐに実践できて 私もうれしかったし、息子があんなに喜ぶとは!
 また発見でした。
 そうそう、その遊びの後に 自分でお話を作るといって
 布団にもぐって 「もぐらがいました。もぐらがもぐりました。−−−
 今度は さっきより 少し浅くもぐりました。−−−」
 などと、忘れてしまったのですが へえ、そんな言い回しが出来るんだ!
 と発見した言葉もあり、面白かったです。これも、「おはなしおばさん」の効用でした。
 

 *12月14日(火)*(2004年)

 

 

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  ■おはなしおばさん

 藤田浩子さん(福島県からみえた)という68歳のおはなしおばさんの「おはなし会」へ
 るみちゃんが 教えてくれて一緒に行く事ができました。
 Y・じゅんちゃんも会場で合流。
 
 藤田さんは そこにいらっしゃるだけで ほっとするような存在の方でした。
 でも、一見は普通の品の良いおばさん。
 藤田さんが幼いころ どのような下地があったかというお話から。
 次々と短いお話や 手遊び しかけもの(子供が見たらしっかりマジック!)
 そして 保育に携わってらっしゃったこともあって 幼児教育のお話も交えての
 1時間半でした。笑ったり、一緒に手遊びしたり 感動したり 楽しいあっという間の時間でした。
 
 幼い頃に 田畑でお仕事されている近所のおじさんに作業の合間に
 聞いたたくさんのお話が藤田さんの財産となっていらしゃるようです。
 素朴で短くて でもとってもユーモアのあるお話でした。
 その下地があって、今 福島弁が失われるのではという 危惧から
 昔話をしようと思い至り、そこから おはなしおばさんがはじまったようです。
 藤田さんのお話は ちょっとした小道具を使って なさるものがいっぱいあって
 子供たちが喜ぶ姿が目に浮かびます。

  お話小道具セット(一声社HP)

藤田さんのお話が聞けるところ(一声社HP)
 

いくつもの 大切なお話の中から

  ●赤ちゃんのあやし方が伝わらなくなっている
  1歳まではテレビを見せるなと言っている、赤ちゃんのあやし方を知らない
  お母さんが増えている。あたりまえのことを 伝えていこう。

  ●子供の周りにすげーと言われる大人がいなくなった
  畳職人さんの仕事、田畑のお仕事に子供の頃 すごいな〜と思っていた。
  鍛冶屋さんなど、職人さんのような子供が見てすごいって思える仕事を身近で
  見られなくなった。
  テレビの中の手品と、生身の人間がやるすごいことの違い。

  ●狼が育てれば狼になり、テレビが育てればテレビになる

  ●幼稚園までに親子が沢山会話してふれあって
  幼稚園に入ってくる子供に無表情な子が出てきている。
  親子でいっしょに共有できることを沢山しておく事で
  大きくなってから、救われることがある。
 

 という事を 幼児教育の立場からもお話してくださいました。



 
 藤田さんのおはなし会の前には「はらっぱ劇場」11月にも紹介した
 でこぼこ工房の森島さん(文子さん代表)の幼稚園の保護者で作った劇場の、
 「さんねん峠」を見せていただきました。
 アマチュアの劇とは思えないほど、迫力があって、ミュージカルのような
 作りで、歌がとっても素敵で・・・こちらも感動しました。
 「はらっぱ劇場」が市の教育文化激励賞を受賞されたとも、おめでとうございます!
 

 *12月13日(月)*(2004年)





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 ■でこぼこ劇場

 幼稚園で でこぼこ工房の森島さんのでこぼこ劇場がありました。
 ご主人が木のおもちゃを作って、ご夫婦でそのおもちゃでお話を見せてくださるのです。
奥様のふみこさんが 幼稚園担当だそうで、今日は文子さんが来て下さいました。
 組み木のおもちゃは一つ一つ作られています。

 

 これが 一枚に収納されたところ。



 「ぞうくんのさんぽ」のお話ができます。



 「3びきのやぎのがらがらどん」のお話です。
 そして「おおきなかぶ」の3つのお話でした。
 これらは うちの物ですが、劇場ではみんなに見やすいように
   4倍?くらいの大きな組み木でやってくださいます。
 カメラを忘れて・・・携帯のカメラも役に立たず・・・
 
   子供たちの夢中になって お話の世界を楽しむ様子を
 見ることが出来ました。
 
 最後に、工房の他のおもちゃの紹介と
 ふみこさんの読み聞かせの事でのお話がありました。

 普段、母として恐い声で、あれしなさい!これしなさい!と
 つい命令口調になってしまいがちですが、絵本の中に出てくる
 お母さんの優しいこと、すばらしいこと、そんな母にはなれないけれど
寝る前にそんなお母さんの出てくる本や、普段の声とは違う優しい声で
 聞かせてあげることで、子供との関係を作ることができるとしたら
 なんてお手軽なものでしょう。というようなお話をしてくださり
 聞いたお母さんがみんな 絵本を読みたくなったんじゃないかと思いました。
 実体験からにじみ出るお話でとっても 良かったです♪
 
 木のおもちゃも 絵本とはまた違った 広がりを子供に与えてくれて
 いいものです。
 また、でこぼこ工房さんのは お話にちゃんと合っていてうまくできているんです。
 
 

 *11月17日(水)*(2004年)





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■絵本講座(2回目)

 1回目同様、岐阜県たじみ市にある 「ブックギャラリー トムの庭」という絵本のお店
 から月岡弘美さん(男性)が「絵本の歴史とその魅力」ということでお話してくださいました。

 1回目の時に絵本の歴史をさらっと行ってしまわれたので、今回はその辺を
 じっくり貴重な原書(その時代の古書なども)を受講者に回しながらのお話でした。

 中でも私はウォルター・グレーンの原書は美しく、現代の印刷と違って
 石版の色が 原画のような息吹を感じられました。
 前半はそのように、イギリスから、ロシア、フランス、ドイツ、アメリカ、東ヨーロッパと
 絵本の始まりになっているものを紹介してくださいました。
 そして、「絵本を大事に、子供と共有して、
 愛する大人がいることによって今までの絵本の歴史がある。」と強調されました。 
 
 ロシアの絵本の影響からフランスの絵本が始まったお話から、このごろ日本で出版された
その当時のフランスの絵本の6冊の紹介から 「マルラゲットとオオカミ」のあらすじと
 最後のページの文章を読んでくださったのですが、不覚にも鼻と目から水が出てしまいました。

   元気がよくて、世話焼きで、情の深いマルラゲットと呼ばれる女の子を、オオカミは
 食べ損ねたうえ、怪我を介抱されるうちに好きになってしまいます。
 マルラゲットに言われるままに、肉を食べないでマルラゲットと一緒にいることを
 選ぶのですが、力は落ちていきます。その様子をきこりが見ていてマルラゲットに
 おおかみは肉を食べないと死んでしまうよ。そういう生き物なのだと教えます。
 泣いて、一晩考えたすえに、オオカミを開放します。

 (そして、最後のページ。)
 まもなく、オオカミは もとのように うつくしく なりました。

 でも もう ほんとうに おなかがすいたときしか、どうぶつを
 たべませんでした。そして こどもを おそうことは、けっして ありませんでした。
 
 ときどき オオカミは、とおくにマルラゲットのすがたを みかけることがありました。

 すると うれしさと かなしさのいりまじったきもちで、むねがいっぱいに なるのでした。
 
 マルラゲットも やさしくほほえみながら、もりのおくを みつめることがありました。
 そうして じぶんのために しぬほどおなかがすいているのを、じっと がまん
 していたオオカミのことを おもうのでした。

 
 というお話です。他に6冊の中に「ゆきのひのおくりもの」(これは「しんせつなともだち」
 福音館の元になったお話です。)「あおいうま」「つきねこ」「オレンジいろのめうし」
 「さるとつばめのやおやさん」がありどれも 優れた作品ということです。
      
 ** マークシモント(「はなをくんくん」の作者)の「のら犬ウイリー」

 ** ウィルコンの「アツーク」(「すきすきだいすき ブルーノのプロポーズ」「やさしいおおかみ」)
    ウィルコンの原画は「ちひろ美術館」が多く所蔵している、美しいオブジェも制作している。

 ** 「あかねこくん」の作者、バテューが今注目している作家である。

 ** 文学の方では「ホエール トーク」七人の のけもの達のヒーロー物語
    若い人たちにぜひ読んでもらいたい本。

 ** 「だめよディビッド」「おそざきのレオ」「げんきなグレゴリー」とまだまだ
    紹介しきれないほどでした。そして、CDで「ロバの音楽隊」というものも紹介してくださり
    それにも興味を持ちました。

 質問コーナーの答えとして

 ** 自分が愛する子供たちに愛する本を読んでほしい。

 ** 絵本を読む年齢は決まりがない、絵本はすばらしい芸術で、濃度の高いお話
   なので、大きくなって絵本だけでもいいと思うくらいである。

 という言葉が印象的でした。  


 

  前回も手に入れて今月はおこずかいが・・・今日は我慢しようと思っていましたが、
 お話を聞いているうちに欲しい本がいっぱい出てきて、それでも2冊にしておきました。



  上で紹介した「マルラゲットとオオカミ」です。

 

エッツの「また もりへ」です。「もりのなか」「わたしとあそんで」など
エッツの作品は必要なときに図書館でお借りしていましたが、やっぱり欲しい!
 

2回目も充実した2時間でした。あっと言う間に終わってしまいました。
 紹介してくださった本の中にあった
 「110人のイラストレーター上、下」。リチャード・ドイルの「フェアリーランド」、
 モーリス・ブーデ=ド=モンベル、の洋書を私も若いころ購入してありましたが、
 宝物のようにしてほとんど目に触れることがなかったのです。
 でも、ちゃんと時々出してじっくり読まないと本に申し訳ないなと思いました。
 
 いつか、今度は「トムの庭」へ遊びにいってみたいです。
 

 *10月19日(火)*(2004年)





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■絵本講座(1回目)

 岐阜県たじみ市にある 「ブックギャラリー トムの庭」という絵本のお店
 から月岡弘美さん(男性)が絵本の歴史というテーマで講演された。
 私はこの方を全く存じ上げなかったのだが、勉強しなくちゃ!
 というこの頃の自分の気持ちに押されて行ってきました。
 
 150年前から絵本を愛した人がいたからその歴史が始まったということから、
 絵本を紹介しながら、最新のポップアップ絵本までの紹介をされました。
 
 「たいせつなこと」(レナード・ワイスガード絵 マーガレット・ワイズ・ブラウン文 
 フレーベル館)を静かに淡々と読み聞かせしていただきました。
 染み入るように・・・。そして、翻訳者の方が 作家より(日本の)文章が美しいことがある、
このことでは最後に日本語が大切にされない本が多いという事にも重ねていました。
 そして、「ロバのロバちゃん」(デュボアザン作)
「わたしとあそんで」(エッツ作)など多数の絵本を読みながら紹介されました。
 以下がお話の抜粋です。

      
 ** 自分が自分らしくあること、あなたがあなたらしく生きることを応援するのが子供の本。
  人によって自分らしくなれる、自分だけでは成れない。

 ** 子供は「今日良くて明日がもっと良くなればいい」と2日までしか考えられない
  この狭間の時間(夜眠る前)にいい絵本と出会えるといい。

 ** 子供が本を選ぶという事は 親が好きな本でなければ選ばなくてもいい
  (読む時に好きじゃない本を読みたくないですよね。)子供が好きな本と交代でも。

 ** ボランティアで読み聞かせをされる場合は 特に読み手の好きな本でいい。
  (子供が喜ぶから、うけるから、という理由で選ばない)

 ** 昔話では、おじいさん、おばあさんと子供が物語になっている。
   おじいさん、おはあさんに読んでもらうといい、活躍の場所を。
   居ない場合はお父さんに代わりになってもらう。
   (お母さんと子供では なれない関係がそこにある)

 ** 1日1冊気に入った絵本に出会ってください。

 ** どんな本がいい本か・・・誰かが見つけたいい本ではなく、
   自分の感性でいい本を見つける。


 ということなどでした。面白いエピソードもまじえて楽しい講演でした。
 共感できるお話で、2回目が楽しみです。

  即売会もあったので 手に入れてきました!



「かもさんおとおり」のマックロスキーが 初めて出版社に持っていって
  書き直して来てくださいと言われ そのあと3年かけて書き直したという本だそうです。
  出版社の方は首を長くして待っていたようです。

 





  ポップ・アップ 絵本です。「The Night Before Christmas」洋書なので 原文ですが・・・
  この芸術的なポップ・アップに感動して・・・どうしても息子に見せたかった!
開きながら動くのですよ!回ったりもして!
お小遣いがいっぺんに無くなりました。

 
 

 *10月5日(火)*(2004年)



◇◇
 講座の抜粋をつづっただけだと、全然 月岡さんのお話の素敵さが伝わってませんね。
 ごめんなさい。読み直して反省しています。
 2回目の講座の時はもっと伝わるようにがんばります!
◇◇