初七日 秦広王〔不動明王〕
秦広王〔不動明王〕 死後、初七日の日には、全員ここに来て、生前の善根(良い行い、)悪根(悪い行い)について、観察されます。ここから次の王の宮殿に行く途中に『三途の川』(さんずのかわ)があるので、この王が生前、良い行いをした者と悪い行いをしたものを分けます。 『三途の川』は、上流の方は浅く、下流に来るほど深く、波が荒くなっています。善業者は、浅い場所、悪業者は深い場所、極悪のものは、背がたたないばかりでなく、鬼がいて、足を引っ張り、さんざん苦しめられるといわれています。