七・七日〔四十九日〕泰山王〔薬師如来〕
ここに来るまでに生前のあくごう悪業を調べられ、悪業の多いものは、いろいろな苦しみを味わってくるが、行状に応じて、次の六つに分けられるといわれます。一、地獄 二、餓鬼 三、畜生四、修羅 五、人間 六、天上 これを六道と言い、お寺の山門前に立っていらっしゃるお地蔵様は、各々この六道を守ってくださっているので、「六地蔵様」と、いいます。また、葬儀の時ローソクを六本立てたり、六文のお金を持つのは、この意味からきているのです。