権兵衛トンネル

(長野県)

2006.05.05.

伊那から気に抜ける権兵衛トンネルが2月に開通。木曽オタク?としては走らなきゃ申し訳ないと思いつつやっと好機到来!須坂在住のネット仲間(失礼、先輩ライダー)のぴーかんさんと伊那から木曽のツーリングです。
待ち合わせ場所は諏訪南IC近くと決定。ノンビリと20号を走っていくと・・・武川村辺りでは残雪の甲斐駒ケ岳が勇姿を現す。

待ち合わせ時間にはちょっと遅れ気味なんですが、山中BK某支店の駐車場から田圃と甲斐駒を見ながらほっと一服。

ああ、日本に生まれてバイクに乗ってて良かったな〜と単純に喜ぶひひと時です。
富士見町で遅い私を待ちかねたぴーかんさんが「7-11」の駐車場で網を張って待っていました。

しっかりと拉致(笑)されてトイレを借りてダイドーのコーヒータイムの後、茅野から杖突峠に侵入する。

杖突峠!う〜ん、杖を突く歳になったら来れないだろうな?スクーターだったら・・・なんて下らんことを考えながら峠の茶屋に到着。

すると「お〜い、×△さん!」と呼ぶ声がっ!なんとtomさんのバイクの師匠が息子を連れてツーリング中(^^)

ああ、悪いことは出来ないな〜と、浮気一つした事の無い純情なtomさんは・・・記念写真を一発(爆)
杖突峠を登りきって道は高遠に向って下りになる。ここにはいつも白バイ君が網を張っている。ここ3回ほど走ったときにはいつもバイクが御用になっている。多分追尾によるスピードか、追い越し禁止違反かそのどちらかでしょう。快走路だけに注意は必要ですな〜。

桜の終わった静かな高遠を抜け、ぴーかんさんお勧めの牡丹で有名な「遠照寺」へ走る。

が、切替しが連続する(883じゃなければ)気持ちのいいワインディング!頑張って走りましたが、XJR1300に乗るぴーかんさんに・・・あっという間に置いてかれました(涙)

散り始めた桜も綺麗な静かなお寺でした。
さあ、美和湖を右に見て152号は快走路。途中でキャンプ用具満載のハーレー君をパスしてついでにX4もパスして中沢峠から県道49号へ。

「急坂の狭い道」とマップルに書いてあるが、その通り「とっても急坂でとても狭い道で、おまけにヘアピンコーナー」の連続でした(涙)

しかし、途中の景色は最高でした。まるで里山全体をキャンパスにしたような花桃・桜・その他(笑)の花が一気に咲いています。
tomさんをぶっちぎって走っていったぴーかんさんも、春景色をバックに記念写真!
駒ヶ根市内に到着すると時刻はちょうどお昼時。

やはり、名物「ソースかつ丼」を食べない訳には行かないと、休日の昼下がり、全国共通の風景となった人通りの絶えた駅前通り。「割烹いわたや」なんてちょっと高そうなお店で名物を食す。

なかなかのお味でした。伊那北IC近く「まつくぼ」の厚さ3cmのソースカツ丼ほどのインパクトはないが、年齢的にはちょうどいいボリュウムかも^_^;
連休の奈良井宿は大混雑の模様。あっさりパスしてお隣の木曽平沢宿へ。観光客は皆無に等しいが、漆器を商う昔ながらのお店が並ぶ、やはり木曽の雰囲気が色濃く漂うところです。
駒ヶ根からおよそ4400mの権兵衛トンネルをあっという間に抜けると、そこは木曽路。このトンネルの経済効果は計り知れないかも。しかし、これで木曽の風情は間違いなく薄れていくことなんだろう。

ここで暮らす人々生活の便利さは最優先しなくっちゃ、経済の活性化も進むだろうし。年に一度か二度の遊び客のために不便な生活を強いるわけにはいかないですよね。
19号を塩尻方面に。途中で県道305号に乗り継ぎ「弥生時代の平出遺跡」をぴーかんさんに案内してもらう。

う〜ん、静岡の登呂遺跡といい勝負しそうな竪穴式住居でした。


さあ、好天の日帰りツーもそろそろ終り。中央道〜20号を淡々と走り、韮崎からはお気に入りの農道へ。

市川大門を望む高台で小休止した後は、一気に自宅まで。440kmのツーリングは無事終了。


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