07.11.03. 木曽 開田高原から御嶽山へ

460kmコース (BMW R100RS)

11月はツーリングに最高のシーズン。久しぶりにソロで開田高原を目指した。紅葉の山村を走るにはCBよりも100RSの方が似合うかも?久しぶりに100RSで長距離?ツーリングに行ってきました。

久蔵峠からの御岳遠望

 AM6:50出発。静岡県から山梨県へ、R52から広域農道ウェスタンラインを走り継いで韮崎からR20にはいる。途中の広域農道はセスナくらいなら離着陸できるだろうと言うくらいの直線路。前方には八ヶ岳も姿を見せてくれる、最近大分お気に入りのコースです。


 
気持ちの良い農道を走ってR20へ。武川村(現在は北杜市ですが、武川村の方が雰囲気でますよね)でポケットパークに立ち寄る。水車小屋と甲斐駒ヶ岳が迎えてくれる場所です。


シグマ200mmで捉えた甲斐駒ケ岳
ポケットパークでノンビリした後は先が長いということで、中央道諏訪南ICから一気にワープを図る。
途中で停まった辰野PAで懐かしいCBX1000を見かける。ナンバーは沼津?話をしたらオーナーは同じ富士宮市在住の方でした。世間は狭い(笑)

綺麗にレストアされた並列6気筒、なんでも東京にあるCBX専門店でレストアしたとのことですが・・・・う〜ん、高かったんだろうな〜と余計な心配してました。

良い音してました。でも私のCB1300も結構に良い音しますよ(^^)v
 伊那ICで降りて一路権兵衛トンネルを目指す!予想通りの紅葉、天気は最高!う〜ん、ソロツーの気ままであちらこちらで止まっての写真撮影。


権兵衛を抜けてR19の交差点、鳥居トンネルの出口(入り口か?)と綺麗な紅葉です。
R19木曽街道・木曽福島からR361に入り開田高原に向う。10分も走ればそこは抜けるような秋空と透き通った高原の風景が広がっていました。
R361を進み木曽駒の里を横目で見ながら久蔵峠まで走らせる。
久蔵峠の前には御嶽山がその偉容を現せる。

残念ながら雲がかかった頂上だが、太古から御岳信仰の山であったことを頷かせてくれる。
 しかし、新ソバ食べようと思っていたのに木曽福島〜開田村まで蕎麦屋はどこも長蛇の列!結局このあと暫くは新ソバを食べる機会には恵まれないことになる(-_-;)

 しかし、こんなに綺麗な紅葉と懐かしさが感じられる御岳山麓に来たんだからと結構に走り回っています。

 
開田村の中心を過ぎたら県道20号(開田三岳福島線)で御岳に登っていく。  ここは御岳6合目中の湯温泉登山口。車・バイクではここが終点、正面の小屋には長野県警の登山者入山カードの投入ポストが備え付けられている。

中の湯から三岳村に向うが、道路は1.5車線で対向車もほとんど無い静かな道である。落葉松の林の中を抜けていく快走路だが、道の両側は落葉松の落ち葉が積もっている。雰囲気は良いんですがチョイとスリップの危険性がありますね〜。


    からまつの林を過ぎて、
 
    からまつをしみじみと見き。
 
    からまつはさびしかりけり。
 
    たびゆくはさびしかりけり
 白秋みたいな詩才を持たないので雰囲気を味わったら帰路を急がないと・・・、もう午後3時を回っているんです、でもまだ御岳山麓徘徊中(笑)
御岳を下る途中の五合目見晴小屋からの風景

穂高連峰、乗鞍岳、はるか遠くには常念岳まで見える場所
 御岳霊峰ラインと名づけられた道、名前の通りこんな鳥居をくぐって来ました。
眼の前に広がるのは落葉松を中心とした全山の紅葉
やっと三岳村中心まで下ってきました。道の駅三岳の横に架かる赤い鉄橋、紅葉といいマッチングを見せています。 R19に向う途中では木曽駒が姿を見せてくれる相変わらずの絶景ロード
曽福島まで帰って来ました、時刻は16:00で未だ昼食前(涙)

さすがにこの時間になれば蕎麦屋も空いている。やっと入ったのは木曽福島の名店(?)「車屋」

新ソバのザルを注文、2枚重ねで1,050円也。まあそこそこのお味でしたが・・・・、以前の車屋はもっと美味かったような記憶があるんですがね〜。
さあ、気合を入れて帰らなきゃという時間になってます^_^;

木曽福島から権兵衛トンネル経由で伊那ICまで、伊那から中部横断道南アルプスICまで5,000RPMをキープしての一気走り。

南アルプスICを出たのは真っ暗となった18時過ぎ。久しぶりの夜間走行になりました。


本日のツーリングは460kmで終了、100RSでは久しぶりのロングツーでした。

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