箱根大涌谷へショートツー  06.06.17.

 またまた晴れた梅雨の中休み、いつのも連れから朝早くのメール「晴れてますけど、どこに行きますか?」  まったく有り難いことに、こうして毎週末出かける口実を作ってくれるんです。

しかし、「どこに行く?」って急に言われてもまだまだ頭は睡眠モード。しばし検討のうえ返信メールを打つ。

「集合時間と場所は、9:00(って何時まで寝ているのか^_^;)に某スーパー城山店駐車場。本日はスクーターで行くので、あなたは娘の250ccを借りてくること」
集合時間の5分遅れで某スーパーの駐車場に滑り込む。が・・・来ていないじゃん。連れのおじさんは更に5分遅れで到着しました。配送のトラックの邪魔にならないようにしながらうだうだと近況報告の10分間。


駐車場に停まった「フリーウェイ」と「スズキのグラストラッカー?」

今日は250ccツーリング。飛ばさずに行きましょうと堅く申し合わせを行ったんでね〜。

しかし、このフリーウェイ、今年になっての走行距離は・・・僅かに17km。これじゃ腐っちゃうな〜と言ったところ、グラストラッカーはおろして一年で1100km!

人間だけじゃなくバイクも、2号・3号の身分は辛いものがあります(笑)


うだうだしていてもきりが無いので、県道180号「富士山スカイライン」を通り途中から林道(といっても完全舗装の2車線快適コース)に入り、富士山の裾野を抜けて御殿場へ。


新緑の濃い中をこんな快適コーナーが続きます。

ま、今回はスクーターですから無理せずに80km以下に抑えたコーナリングがちょっと緊張感を伴ってちょうどいい感じです。
 その後は富士サファリパークの入り口を横目に国道469号で自衛隊の演習場の中を抜け、御殿場インター前にたどり着く。
 
 ここから国道138号箱根裏街道を走り仙石原へ。う〜ん、やはり車も混んでいるし追い越しかけたら・・・スクーターだということ忘れてた(笑) 一気に抜き去ることなんか無理でした、しばらく併走しちゃうんですから順法運転に切り替えてノンビリモードです。

 う〜ん、これから何処に行こうか?? 悩んでいると「⇒大涌谷」の標識が目に入る。おお、大分昔に来たことあるぞ、久しぶりに行って見るかと左折して大涌谷Pまで登っていく。途中頑張ってバスを2台何とか抜き去ることが出来ました!(^^)!
 




大涌谷Pからは梅雨時とは思えない青空と富士山が広がっています。

久しぶりだが、結構に混んでいます。

駐車場から見上げる大涌谷の噴煙。画像中心辺りに建屋があるのが分かりますか?ここから遊歩道を歩くこと10分弱で到着します。

しかし、遊歩道を歩いていると聞こえてくるのは・・・中国語ばかり!中国からの観光客で一杯。65歳以上のお年よりはまず日本人で間違いありませんが、若いグループの60%以上は間違いなく中国の人たち。

 彼の地では海外旅行がとても流行っていると聞いたがこれほどとは・・・驚きでした。
私らは家族で海外旅行なんて行ったことはないな〜。

60年以上も前の戦争でいつまでも日本を責めているんだから、観光なんか来なくっても良いんじゃないのかい? それとも問題を持出しているのは某国の政府だけなんだろうか?いやいや、小さい時から反日教育を受けているんだろうし・・・
なんて厄介なことは考えずに、ひたすら登っていくと。温泉タマゴならぬ「大涌谷名物 黒タマゴ」を売ってます。この90℃の硫黄泉の中にタマゴを漬けると硫黄で真っ黒くなったゆで卵の出来上がりです。

 1個食べると7年寿命が延びるそうで「6個入り500円」で飛ぶように売れています。一個食べたんですが、3個4個と食べるとコレステロールで寿命が縮むかも^_^;
さあ、卵も食べたし三島に下って昼飯にと走り出して5分ほど。「簡保の宿 箱根」の前を通ったら職員らしき方がボードを持って立っている。ん?と見ると「ランチバイキング実施中 1400円!」

 考えること15秒、急いでUターンして本日の昼食は簡保の宿と決定。フロントで1400円支払ってレストランへ!(ちなみに入浴セットで2000円だそうです♪)

 いやいや、これはお勧めですぜ。箱根は何処で食べても観光地価格「高い、不味いとは言わないが値段相応とは言いかねる」ところが多いんですが、ご飯の種類は3種類、おかずの種類は20種類くらいはあったような。先週泊まった伊豆長岡の某ホテルの朝食バイキングよりよほど立派でした。


「簡保の宿 箱根」の入り口。

連泊しているらしいご高齢の夫婦が二組、他は5〜6名とコリャ赤字に違いない。そのために通りでボード持っていたのか・・・・

 箱根に行ったら昼食はここに寄ってやってくださいネ。
 
 コストパフォーマンスは☆三つくらいはいきそうです。
 しかし、私達オヤジの年代は「バイキング=食べ放題=無理してでも食べてしまう=後が・・・」の公式があてはまるようです。

 苦しいお腹を抱えて国道1号線で箱根を後にしましたとさ。

 本日の走行距離は150km、タマゴとバイキングが目立ったツーリングでした。


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