大町 〜 菅平

06.04.29.〜30.

4月の連休を利用して信州へ一泊ツーリング。今回の同行は「BMWR1100R」「CB400」の3台。年齢は併せて165歳!の高齢化社会の到来を表すような、したがって走りもそれなり、里山の風景を楽しみながらのツーリング!
am8:00出発。静岡県から山梨県へR52から県道を走り継いで韮崎からR20にはいる。ノンビリと白バイに気をつけながら諏訪南IC〜豊科ICまで一気にワープ、いよいよ信州真っ只中。
静岡県ではとうに桜の季節は終わっているが、途中の諏訪湖SA沿いはこれから桜の季節が始まる模様です。
中央道豊科ICの料金所からは雪を頂いた北アルプス(だと思いますが、山と花の名前は良くわからんのです)。

いよいよ信州に踏み入れたと、なぜかほっとする気持ちになってきます。
豊科ICから数キロ走ると自然渋滞が。こんなところで渋滞か?としばらく進むとチュウリップ畑が広がって眺めるために車がスピードダウン。

こりゃ大したもんだとバイクの特権で脇道にそれてしばし一服です。
チュウリップ畑の休憩を経てとりあえず第一目的地の「大王わさび田」に到着。

水を張った田植え前の水田と北アルプス。
やはり日本の原風景とほっとします。
わさび田に入る前に、隣をゆったりと流れる川岸に。

実はここに寄りたくて走ってきたのかも。映画「夢」のロケにも使われた水車がひっそりと佇んでいる。
お決まりのわさび田です。雪解けの清流と緑に広がるわさび。
大王わさび田からは高瀬川沿いの県道306号を快走。交通量も少なく川の流れと正面には雪の頂。

国道147号の木崎湖手前から県道31号「長野大町線」へ。

白馬岳と水田の広がり。
県道31号から県道36号「信濃信州新線」へ走り継ぐ。新線なんて名前が??と思えるような山間の狭隘路。途中のアルプス展望広場で休んで走り出したら工事中の片側通行。

これが曲者で、青になってスタートしたら急勾配の下りでヘヤピンコーナー連続。フロントがすくわれそうで正直ビビリながらの通過でした。
鬼無里から長野市内へ、長野市内は迷路のようでいつも???な走り。今回も交番へ飛び込んで「ここはどのあたりなんでしょ?」

親切なお巡りさんの指示に従い、須坂経由で無事に菅平到着しました。

本日の宿、某大企業の保養所です。

いや〜、お世話様でした。たっぷり飲んでたっぷり寝て、満足させていただきました。
一夜明けて今日も快晴、本当なら雨男の本領発揮して大体はカッパモードですが、何故か好天。

爽やかな朝の空気を感じ菅平ダムを横目に快走、連れの二人は・・・かまわずに走ってきました(笑)

真田東部線交差点で後続を待ちながらノンビリと一服中です。
桜祭りの看板にひかれ小諸懐古園へ。

「小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ 緑なすはこべは萌えず 若草も・・・・」

韻律を踏んだ島崎藤村の詩は中学の時に出会って好きになりました。啄木なんかも今の若い人たちは読むんでしょうかね〜。言葉の大事さ、日本語の美しさをもう一度考える時代なのかも。
最後は国道141号「佐久甲州街道」。松原湖近くの「丼や 風とり」で昼食。

これは「まぐろ山かけ定食」で確か850円ほどです。このお店は味といいボリュウムといいかなりのお勧めです。
 昼飯済んで帰るだけ。韮崎〜国道52号と走り継ぎ15:30無事帰宅。春の信州に最高の顔を見せてもらった二日間でした。

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