人は何に恐怖するのか?(駄文@)
*注
今から綴られる文には内容が無いと思われます
(書く前だからわからんが)
これは私、春次音が思ったことをそのまま書き起こしているだけに過ぎず
大した知識も持っていないのになんか書かなきゃやっていられない感情を勉強の合間に放出したい!
…という理由の下書かれています
つまりはマ○ターベー○ョンのそれですね!
なので御読みになられる方々はそれを十分承知の上、いつも以上に期待せずに
だらだらと繰り広げられる(であろう)駄文を、だらだらと御読み頂けると
至極恐悦感謝感激雨嵐
さて
今回の大まかな内容と致しましては
『人間にとって“ホラー”とは?』
を題材とします(するつもり)
本文を始める前に少しだけ事前情報を
実は…俺怖いの駄目なんだぁ…
プロフィールには「暗所」とか書いてありますが
あれ「暗所(+ホラー系)」なんですよ
昔っからどぉもあーゆー怖いのって苦手でして
「ゴジラ」シリーズを映画館によく見に行ってたんですが
絶対に「学校の怪談」シリーズの予告映像を流すため始まるまで目を閉じ耳を塞いでいました
今になっても得意じゃありません
テレビで「仄暗い水の底から」と「パラサイト・イブ」を見てしまったせいで排水溝を直視できません
そんな私、春がよりにもよって「ホラー」でレビューを書こうとは…(書こうとしている)
いやはや自分でも驚きですよ
まず
人間が何故「ホラー」というジャンルのものを作り出すのか?
そこからですね
「恐怖」は一般的に考えても、あまり良いものではありませんよね
ちょうど手元にあった新明解の国語辞典には「恐怖」についてこう記しています
「恐怖ー自分の身に危害が加えられる感じがして、極度に不安になること。」
こう見ると案外俺の反応はおかしくないなぁ
しかし、多くの人間にはこれと相反する感情を持っています
それは「怖いもの見たさ」です
これは「怖いものはかえって好奇心を刺激され見たくなる」というもので
多分皆さんにも備わってると思います
かく言う私だってあります
だからこんな痛い目を見てるんですが
この「怖いもの見たさ」ってのは心理学から見てどうなのか、ちょいとネットで調べようとしたんですが
なかなかいいのが無い…ちくしょう
なのでここは「見たくなるものは見たくなるものだからしょうがない!」と、置いといて
(何か上のどこかで聞いたことあるような…まぁいいか)
「恐怖」の方を考えてみましょう
人間は何をして恐怖を感じるのか?
1つ目に「身体に危害が加えられる時、または加えられそうになる時」
これは正に辞書通りな訳で
2つ目ですが、「自分には到底理解し難いもの、状況に遭遇した時」
これは果たして三省堂さん、いや金田一京助さん
「自分の身〜」ですかぁ?
…まぁ別に金田一さんに喧嘩ふっかける為にレビュー打ってる訳じゃないんでいいですけど
自分には到底理解し難いもの…
UFOや幽霊や神、身近なものでは自分では考えもしなかった他人の意見や素振り
考えてみれば人は多くのものに恐怖する(できる)生き物ですねぇ
これらに遭遇すれば…そりゃあ恐怖する場合もあるでしょう
まぁ遭遇すればの話ですが
はっきり言って2の前者は遭遇する確率が低いものです
まぁでも俺はいるとは思ってますよ(幽霊は見たことあるし)
でも今や1はどんな時でも起こる可能性があり
2の後者もありますね
だから私はこう思います
「真の恐怖というものは人間にしか存在しないのではないか?」
ここでの恐怖は、決して
「恐怖を抱く側」でなく
「恐怖を抱いてしまう側(恐怖対象)」ですよ
しかしこれは2の前者、つまり「自分には到底理解し難いもの」に対して矛盾してしまいます
ここで考えたのは
「人間が恐怖対象(むしろその時点ではただの始めて見たもの)を過大に脳内で強化してしまうこと自体が恐怖だ」
です
これはどおゆうことかといいますと
「恐怖を感じる側の対象が“受ける”ことを変換することで、いかなることさえ恐怖にすることができる」
ため
「いかなることさえ恐怖を過大できる」
のです
これは恐怖ですよ
どんな些細なことさえ恐怖に変換できるのだから
日常生活さえ送ることができませんし
つまり人間の生活を壊すことができる(=恐怖とするなら)のは
自身である“他人”です
自己とは別なんですよ
“恐怖”って
だって自身に恐怖することって無いでしょ?
自身は恐怖してるのに
自身に恐怖できないなんて
自身は人間なのに
可笑しな話ですね
さて
ここまで「ホラー」について
ちょいと前フリしましたが
ここからが本番です
なんてったってここまでちんたら中身がわかんねぇ話してたんですから
ここからテンション上げていきますよ!
つってもこれの動機が
〜「ひぐらし」漫画3冊の感想〜
だったら
流石に今まで読んでくれた(きっと多くない)方々に失礼ですかね?
…
失礼かましますよ!
あと今からやられる予定のある方で
あまり先行イメージを持ちたくない方は
読まない方がいいかな?かな?
え〜
さて
3冊全部読みました
1冊ずつ感想行きたいと思います
○綿流し編
魅音(と詩音)が主軸です
綿流し編は唯一自分で買ったんで、結構な時間読みました
最後に作者(というか原作者)の一言に
「悪質な罠に思う存分陥ってください」
と書いてある
1巻だけ見たら何に騙されてるんだかまったく分からないんですが
…でもきっともうすでに騙されてるんですよね
1%恐るべし
○鬼殺し編
話がストレートなのでとても緊張して読めます(いい意味で)
しかしレナが主軸の為、非常にレナが怖い
この後各冊比較をする予定ですが
こいつハンパねぇ!
転が「今日は頭洗えねぇな」と言うほどだ
なるほど兄者同感だ
あとここに出てくる大石刑事が一番人間らしく見える
○祟殺し編
沙都子が主軸ですが
友人がGファン買ってるのでコレは続き読んでますが
…
暗い
ただ「血」とか「グロ」とか「暴力」なら他の漫画でも見ますが
陰湿な感じがダメです…俺には
ある意味解答が最も気になります
だってこういう問題って答えが存在しませんし
したらこの世が少し明るくなる筈です
次に
各本の比較に参ります
あまり意味を成さないかもしれませんが
「漫画」に対する感想だと思ってください
まず読みやすさという点においては鬼隠し編が好印象でした
他2つがやや脱線しすぎているのもありますが(それがキャラを掘り下げる為に必要なら仕方が無いが)
やはり先に話した通りストレートに来ます
「惨劇」という先行イメージと非常に合うため
流れる様にスルスル読めました
しかしショッキングさが高い
他がまだ事件起こってないからか
ひたすらズバ抜けて怖い
ちなみにここでレナの怖さ比較をしてみますが
綿流し編…目の色が変わり、驚くほど冷静になる
祟殺し編…人形の様に感情が無くなったかと思うと、徐々にテンションが上がって叫ぶ
鬼殺し編…ネコ目の様な目になって…「嘘だ!!」
つーかこの後のレナが後ろに立ってるのが怖すぎです
おかげで最近夜中に3度は目を覚ます
絵は人によって好み分かれると思いますが
祟殺し編が一番安定してたかな、と
でも好みの絵は綿流し編っていうね
なんだかなぁ…(あの人風に)
この作品において
何が恐怖を演出しているのでしょうか?
「オヤシロさま」と「その祟り」いう一応の(←と、ふんでいる)対象はいますが
それじゃあこの作品が怖い理由には到底なりませんなぁ
やっぱり人間だと思います
主人公、前原圭一が雛見沢に越してきた理由は父親の「アトリエを持ちたい」だそうな
俺もリアルに知り合いに画家さんがいますが
なんとなく分かりますよ
あーゆー芸術って作品は勿論ですが、環境も反映されるもんです
美術館とかホールで見た時より
別会場とかのほうが感受性が上がる気がしますし
書く方もね
これで圭一から「都会からのしがらみ(=人間関係含む)」を排除できました
それとこの話って「昭和58年」って設定なんですね
今気づいた
今では人間関係っていうものをそんなに重視しませんしね
これにはエンターテイメントが独断的になったこと
ケータイ、PCなどの遠距離かつ匿名性(自己隠蔽可能)コミュニティーの普及などが上げられますが
当時は電話、郵便が限界ですから
それらを排することでより人間関係に重点を置くことができますし
「人間」への恐怖を引き出すことを可能にしています
(さらにそれによって生活の崩壊を容易にしている)
どんなストーリーにも必ず「敵」が存在します
「敵」がいなければ行動が起こせませんから
「敵」ってのは別に「固体」として存在する必要はありません
それは「災害」でも「幽霊」でも「海」でも「宇宙」でも…もちろん「人間」でも
これが形を成しているのがこれまで主流だったのかもしれません
だから「ひぐらしのなく頃に」にこれだけ(ある種カルト的にもとれる)人気がでるのでしょうか?
そこに「敵」がいるのに
そこに「敵」が見えないから
そこに「恐怖」が感じられるのに
そこの「恐怖」に気が付かないから
誰しもが「敵」で
誰しもが「恐怖」で
こんな風に感じる自分の奥にある
「恐怖」に「恐怖」する
それはあくまで自己の他人ですから
「怖いもの見たさ」って
他人への関心なんでしょうね
そして
自己だと思ってる自己への
さて
長々やってきましたが
気が晴れたので終わりにしようと思います(←オイ)
ひぐらしは「正解率1%」を売りの一つにしています
とりあえず俺は戦うよ
ゲームの方に挑戦する時間は無いから
相当遅くなりそうだけど
アニメもやるし(東海だから始まるの5月からだけど)
いつかモデルの場所にも行ってみたいですね
なんだ
これじゃまるで
俺が一番自己(エゴな)を探してるんじゃないか
そうやって笑う
昼下がり
2006/04/09
冷凍ミカンが流行ってるなんて微塵も知らなかった
哀れな県民
春次音
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