GDBインプダクト取付け


どーん!




BF購入から早いもので8ヶ月が過ぎ、大分このスタイリングにも見慣れてきました。   というか、率直にいうとマンネリというか・・・。
そこで、以前友人Kから聞いた話の中で、”GDBインプのダクトを付けると外見ががらりと変わる”との話を聞き、シャレでやってみることにしました。
まぁ、話を聞くまでも無くGDBインプの大きいダクトを取付けるとイメージ変わるのは容易に想像がつきますが、BC/BF乗りが殆どいなくなってしまった現在、
”走る化石”のついでに目立ってみようかと。

では以下に改造レポート記載します。



まず言えるのは、ダクトに関してBC/BFとGDB間に全く互換性はありません!  まさに大DIY祭りとなります。

”そんなこと書くなよ!”と言われそうですが、気持ち良いくらい合わないのでしょうがありませんね。
ただ唯一救いなのが、ボンネット内側の導風板が、GC8のものが”使える”ということ。(決して”ぴったり合う”わけではありません、念のため)
まぁ元々エンジンの設計が同じな上に、GC8のインクラを取付けてあるわけですから、当然といえば当然ですね。
さて、作業の最初ですが、先ずはノーマルのダクトを取り外します。 年季が入ってるので、ボルトとナットがひとつになっています。 遠慮なく破壊して取り外します。
元手が安いので何でもヤリ放題なところがいいですね。

     

      先ずは取り外しから。                                    向こうが見える〜


取り外しが終了したら、次は導風板の取り付けの段取りをします。インクラの上に導風板をおいて、ボンネットを静かに閉め、取り付け位置を決定します。
ボンネット側の元ダクトがついてた穴を利用できれば簡単なのですが、世の中そんなに甘くないため、穴あけ加工を実施します。鉄板が薄いので難なく開くのですが、
逆に薄すぎるため、開けた穴周囲がやや波打ってます。  ここは慎重に少しづつやればOKかと思われます。  バリ取り&塗装は忘れずに。
また、穴あけ中の鉄粉がエンジンルーム内の想定外の位置に入るのを防止するため、下にはビニールシート(買い物袋でも可)を敷いておきます。

     

           位置を合わせて                           等間隔にて固定する為の穴を開けます。


何度も書くようでくどいのですが、GC8の導風板も”取り付けることが出来る”のであって、ぴったり合わないため、まさにやりながら臨機応変な対応が必要です。
下の写真にあるように、何かのパイプ?との干渉もあるため、余分な箇所を切り落とす必要があります。
また、導風板側もボンネットと同様の穴あけ加工を実施しました。
ここで重要になるのが、インクラと導風板の位置関係かと思います。導風板に取り付けたベローズ(ペラペラのゴム)がボンネットを閉めた際に、インクラ内にすんなり収まるよう、慎重に位置あわせしましょう。
(インクラのコア部と導風板のインクラ側開口部の中心を合わせる)

     

       干渉してしまうため、切り落とします。                     薄い為、けっこうフニャフニャです。


余談ですが、自分の部屋は2階で、充電ドリルの電池を取りに行くのが面倒な為、他人の電気をちと拝借です。合掌。
それはそうと、インクラの導風板と同時にタービンへの導風板も取り付ける必要があります。(というか何となくあったほうが良いのかな?)

     

          一台あると何かと便利です                     タービンの冷却導風板の加工も忘れずに


ここまでの作業が終了したら、いよいよダクトの取り付けボルトの穴位置のケガキと穴あけも行います。
ウォッシャーノズルの位置を基準に前後左右を合わせ、かつ見た目おかしくない位置に置き、ケガキを行います。
なお、ダクトのボルトは前側4本、後側2本のM5で固定となっていますが、ダクトに対しボルトが少し動けるため、ボンネットへの穴あけは超シビアでなくともOKでした。

     

          ダクトを乗せて位置をケガキ                     ばんばん穴あけしていきます。


ここまできたら、導風板をボンネットに取り付けます。”これをつけるためにあれを一旦外して、あれをつけるために今度はこっちを外して・・・”と
ちょっとドリフ風でアホな感じでしたが、何とか取り付きました。
ここの作業のネックとしては、タービン冷却用の導風板でした。インクラの導風板の隣に取付けなければならないのに対し、そこに付けると今度はタービン本体のカバー(達磨みたいなの)上部 と導風板の間口がボンネットを開閉する際に干渉し、最悪は”ボンネット閉まるけど開かない”状態になります。(一回なりました)。
そのため、出来るだけタービン導風板はインクラ導風板の隣に、ぴっちり付けることをお勧めします。(イメージとしては、導風板を助手席側に寄せる)
と、一難去ったところでまたプチ問題が・・・・。タービン導風板が取り付け位置の関係上、片側2点留めしか出来ず(手間をかければ4点留まると思いますが)、若干ブラブラします。
この辺の固定の問題で走行中に異音が出るのも嫌だったので、下の写真のようにこれまた無理やり3点留めにしてみました。

     

          上から見るとこんな感じ                    タービン導風板には3点留めにする為こんな細工を




     タービンとインクラ導風板はけっこうぴったり


これが完成したら、いよいよダクトの取り付けに入ります。    が、単純に取り付けると、ボンネット〜ダクト下端間に約10mm程の隙間が出来てしまい、”浮いた”感じに見えてしまう為
隙間にパッキンを挿入します。
この辺の調整や部品調達はK氏が既に行っている為アドバイスをもらい、何とか見れるレベルには仕上がりました。
ただ、ここで難点なのが、このパッキンを入れる際にダクト外周にピッタリ合わせて綺麗に入れるにはそれなりの苦労が伴います。
パッキンは両面テープにて固定しますが、ボンネット側にパッキンだけ先につけても無論合わず、ダクトにパッキンを付けてからボンネットにつけるにしても、ダクト下面の淵の面積が
殆ど無い為、うまく貼ることすら困難です。
一番の近道としては、パッキン無しの状態でダクトをボンネットに取り付け、ダクト外周を”正確に”マジックか何かでケガキ、その線を頼りにボンネットにパッキンを貼り付けていくことと思われます。
但し、上にも書いたように、単純にボンネットの上にダクトを載せただけでは、隙間が開いている為、外周を正確にケガくためには、けっこう集中力が必要です。
で、一回失敗してはみ出したりすると、急にやる気が無くなるので、気長にやりましょう。
そんな苦労の末に完成したのが下の写真です。
実際に付けた状態にて見てみると、”明らかに違和感があり注目度抜群!!”てことが分かります。
実際に走ってみたところ、インプやレガシー乗りなどは”?”な表情をしてすれ違います^^

実際に吸入温度は下がってるものと思われますが、はっきり言って体感は出来ません。運転席からの風景が”インプ”に近づいたことで得られる気分的な効果のほうが大きい気がします。
また、K氏のアドバイスにもあったのですが、”ダクトに対してノーマルの穴が小さすぎる為、ダクトの後端とボンネット穴の後端を揃えないと、気流の乱れが発生するかも”と
とのことでしたが、確かにその可能性があるため、もう少しダクトをフロント側にオフセットすれば良かったかな、とも思います。

     

        パッキン入れるのは一苦労です                         う〜んこれは目立つ!