アンコール遺跡群中盤
朝、カンボジア名物のクイティウ(米の麺)を食べに、
リーリーという大衆食堂に行った。
ここがかなり美味くてもうカンボジアサイコーみたいな。
今日は主役のアンコールワットとアンコール・トムに行った。
トムの方の門は圧巻だった。
写真で見たことはあったが、門の上に人の顔ドーン!!的なモノに、
完全にヤラレタッス。
こいつはヤベー。
トム内もかなりヤバイ。
バイヨンなんて顔ありすぎだし、
像のテラスから周辺遺跡を見渡すと、
なんか偉くなった気分だった。

アンコールワットへ向かう途中、
運転手が何か言ってきた。
それによると来月結婚だと言うことで、
準備のためになにやら忙しいらしく、
アンコールワットで4時間ほどつぶしてくれと言う。
そんなに見るもんないだろと思ったが、
「それくらいは皆かける」
と言われた。
帰っても暑いだけだし、
ホテルに本を忘れたのでじっくり見るとしようか。
そんな感じでアンコールワットは休み休み見て周った。
第一回廊は「乳海攪拌」「ラーマヤーナ」等見たいものがたくさんあった
中でもラーヴァナにハヌマーンが飛び掛る彫刻はかなり良い。

その夜、スバエク・トーイを見に行った。
スバエク・トーイとは、簡単に言えばに影絵である。
もちろん語りがクメール語なので話は良くわからなかったが、
なかなか見れるもんではない。
貴重な体験だった。
なんせ裏から見れたから。
次の日行ったレストランは美味くなかった。
やっぱリーリーだな。
ロリュオス遺跡群を見たあとに、
西バライへ向かった。
西メボンに行くためだ。
だが西バライでは観光用の船がまったく動いていなかった。
どうやら乾季で水がなくメボンにいけないらしい。
しかたないのでお土産を買いに行くことにした。
でもカンボジアのお土産って?
アンコールサブレ(日本人の女性が作っているらしい)
しかないだろと思い、買っといた。
あとは友達にタバコを買わなくては。
「ハヌマン」か「アンコール」で悩んだが、
「アンコール」にしといた。
一箱1ドルぐらい。
本には0.5ドルと書いてある。
ボられてんのかと思いほかの店に行ったらもっと高かった。
晩飯にはかねてから挑戦したかったコオロギと蛇をいただいた。
両方とも案外いける。
特にコオロギは海老が好きな人ならなんでもないんじゃないだろうか?
まぁ両方とも脂っこいが。
結局全部食べきることはできなかった。
全部食って腹を壊してもいやだし…
もう遅いかもしれないが。
この日は明日の朝下痢にならないように祈りながら寝た。

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