報告その4
議員さん主催の『地域猫』についての懇談会に参加させ
て頂きました
地域猫活動をするきっかけとなった同じ市内に住む方々より、議員さん主催で動物指導
センターとの懇談があるという事で、声をかけて頂きました。
ベビーの誕生で、現在、地域猫活動が出来ていない事もあり、意見を述べる立場には
い
ないような気がして、参加させて頂くかどうか迷いましたが、傍聴だけでも…という気持
ち
で実家にベビーを預け、会場の市役所に向かった。
が…、手元にはすっかり自分の意見を書いた用紙が。なんてちゃっかりしているんだろ
う。
議員さん2名、指導センターの方3名、福祉課の方1名、猫ボラ8名、それぞれ自己紹介
を
し、動物指導センター所長が現在進行中の対応を説明する。
今問題の地区の町内とは、苦情主、エサやりの方双方と話し合いを進め、不幸な猫を
な
くすという愛護の立場から話しを進めているそう。
今までの動物指導センターの所長としては、すごく前向きで真摯な取り組みだという事
が、長年猫ボラをしている方々の話で分かった。逆の言い方をすると、今までのセンタ
ー
が、いかに前向きな取り組みを避けてきたかという事だよね。
続いて、公共施設で地域猫の主となっている方が、これまでの実績を報告する。頭の下
がる思いで聞いていた。それは行政も同じはずだ。
次に、個々に意見を述べていった。私が言いたかったのは3点だったが、前回指導セン
ターに出向いた際に個人的に言った事は少し省いた。
予算の事もあるようだが、年間5000万(内:助成金750万)ある予算は、地域猫を啓蒙す
るに5分の1も使えないのかなぁ。いや10分の1でも足りるんじゃ・・・
猫が多く捨てられる場所での、罰則規定の看板の設置だけでは、効力は万全ではない
事は承知している。逆効果になる事だけは避けなければならないと思う。
そこで・・・、防犯カメラの設置は出来ないだろうか。
父の、へんてこな山小屋作りでも、不在中は防犯カメラを設置しているか、そこまで高価
なものではない。
捨てる人間の中には、分かってはいたが、ペット業者も含まれている事実を改めて知っ
た。
ある地域猫現場に、車で乗りつけ、犬猫ウサギ鳥などをいっぺんに捨てたペット業者を
目撃している人もいる。それも、ペットショップにいる子たちだから、すごくいい種類の。
ム
カツク!!
思うんだけど、ペットショップにいる子達の固体管理を行政側が目を光らせないとダメな
んじゃないかな。常に仔猫子犬がいて、成猫成犬はどこに行ってるわけ??皆疑問に
思
う事でしょ。
また話をしに行こう。そこまで求めるのは、まだ早いのかな…、贅沢なのかな〜
話し合いの中では、清水地区での耳を塞ぎたくなるような、酷過ぎる虐殺の事実も聞い
た。
明らかに犯罪の域なので、警察に何度も足を運んでいるとの事だが、猫の事は後回し
の
ような扱いを受けていると、語ったいた。そんな事ってあっていいのか??
今まで、警察が怠慢で、大きな事件に繋がってしまった事件がどれだけあった事か。ち
ゃんと警察の機能を果たしてくれなければ、警察がある意味ないじゃん。
そんな状況の中で、指導センターが、警察のようなレベルの取締りの権利がないにして
も、警察への橋渡し、現場での調査は出来るだろうと思う。調査が入ったという事だけで
も、違うはず。
現場に出向く事は確約してくれていたけど、それだけで終わらないでね。
それにしても、所長は時折「へ?」と思うような事は言うものの、知識がまだ万全じゃな
い
ないだけで、姿勢としてはとっても前向きとの意見多し。前回指導センターに出向いた
際、あまりの知識のなさに「東京都のフォーラムに出かけてみたらどうか」と言った時の
返事は無言だったが、懇談の時には「港区の殺処分ゼロの地区など、地域猫が成功さ
れている地区などに視察に行く」と言っていた。すばらしー
折れ線グラフのように、所長の意気込みがどんどん右に上に登っていってほしい。
しかし逆に、職員2名については顔つきで心境は伝わってきていた。前回指導センター
に
行った時と同じ。所長が、前向きな姿勢で取り組んでいる事に対して、厄介そうな心境さ
え覗える。
はっきり言って、あの職員が話にならないにしても、所長の今後の取り組みの邪魔にな
るような事だけはしないでよ。その固い頭を軟らかくしなければいけない時に来ているの
だから。
そういえば、頭が固いで急に思い出したけど、私が地域猫としていた子達に、近所のお
っさんと共に(エサだけの人だからチト困っていた)ごはんをあげていたら、同じマンショ
ン
のじーさんに「命があるからという理由で、そんな事しているならカラスだってゴキブリだ
っ
て一緒だよ」と言われた。じーさん、それは違うよ。ノラと言われている犬や猫はもともと
人間がペットとして飼っていたものでしょ。それを人間の手で増やしてしまった。そんな無
責任で放浪するしかない子達を避妊去勢して増えないようにしつつ、ごはんをあげる事
がそんなにいけない事?
と、いうような事を道路っぱたで言い合った事があった。そして、エサやりを終えて、てく
て
くとマンションのエントランスに入っていったら、再びそのじーさんに会った。「あ、同じマ
ン
ションの方だったんですか〜」と急にへこへこし出した。
と思ったら次の日に散々管理人にグチっていたそう。
ちなみにそのじーさん、その時、明らかに飲酒運転で帰宅。空きっ腹でエサやりしている
時に、酒臭くて気持ち悪くなったよ。罪を犯しながら、罪も犯してもない人間に説教出来
な
んて、ヤルネ〜
定年退職後、する事もなさそうウロウロしているが、する事なけりゃ、文句ばっかり言っ
て
ないで、猫の糞拾いでもすればいいのに。
大幅に脱線しましたが、今、私に出来る事は何か、改めて考える日にもなりました。
やはり1個人では、地域を動かすことは至難の業。ここは行政の力が第一だけど、懇談
での様子では、所長の知識、姿勢含め、はっきり言ってまだまだ時間がかかりそう。
行政の役割と、猫ボラの役割を混同しているところも少々覗えた。今は、求め過ぎもい
け
ないのかも。
最後に、こういう話し合いを年に2回くらいは持てるようにしようと、議員さんが言ってくれ
た。
都合がつく限り、参加させて頂きたいと思う。
やっぱり支持してる政党の議員さんだけある、と思う私なのでした。
自分の子供が大きくなった時、そして次の世代には、行き場を失った犬猫を、ガス室で
殺処分するという時代に終止符が打たれていますように。 |
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